一滴 また一滴と時の雫が こぼれ落ちるその雫に 触れてみたくなって何度も 手を伸ばしても未だに 雫は掴めないでいるこの掌で 本当にそれが掴めるのかなこの掌で 僕はそれを受け止められるかな時をつたい 流れ落ちる雫はとても美しくとても透明な時間。ああ 触れられないでよかったもしも触れてしまったらもう それは きっと美しくなくなるから僕の 時の雫たちよ
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