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ユズルの部屋


[1] ぼくらの星
詩人:ユズル [投票][得票][編集]


赤い屋根の上 繋いだ手 ぬくもり
君と 僕と 黒猫と
悟ったような空と けなげに光る星
なにも言わない風

あの色は今も 焼きついて離れない
黒い猫 ひとりぼっちにして ごめんね
まだ今も キラキラの瞳
あの空を 見上げてるのかな
全てを許し 信じることができる気がしてた

飛び込んだ夜空 永遠を願って
星をひとつ 飲み込んだ
君とおそろいの 光
仲間外れの猫が 不服そうにないた
笑いながら 猫にも
小さな星の かけらをやった


赤い屋根の上 繋いだ手 ぬくもり
忘れないだろう きっと
風に揺れた二人を 朝が待っていた
最後に猫が 寂しそうにないた

赤い屋根の上 繋いだ心 涙
忘れないだろう きっと
星は今も みっつ
胸の中で あの夜と同じ光


2008/03/20 (Thu)

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