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ユズルの部屋


[134] 雨の訴え
詩人:ユズル [投票][編集]


ピンク色 水玉 開いた
しずくを 弾いた
それが 少し 楽しそうで
ふと 泣きそうになったから
うつむいたら みずたまり

幼い瞳 こっちを見ていた
きらきらと うつした姿
なにひとつ 意味なんてない
望みすらない 人のかたち

憂鬱な 雨の日
振り払う 意識すらない
むなしいね
憂鬱な 毎日
変わりたいとも 思えない
かなしいね

2009/04/27 (Mon)

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