夕暮れ 自転車 じわじわ迫る夜想像だけのパレットで 彩る雨みたいに 降ってたしずくを 逃してた「あきらめない」って悲しみだけで 歩くのもいいかな なんてね僕がかろうじて 奥底からひっこぬいた 勇気はちゃちな ピンクのリボンでパッケージされてしまった茜色は 真っ暗に 侵されてうすい影は 紛れて
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