ときたま 瞳は 濁るよねふわふわの羽を 見逃して内のほうばっか 見てるたいてい 頭のなかはものの数ばかり増えていく散らかった 部屋みたい自分でも手を つけられない妙に 居心地が よくてふと 澄んだ空みたいになる透明な まっすぐな 瞳で大切な人を 見つめられる頭のなかは 流れる美しい海優しく 泳げる 水そんな 瞬間を つかまえたい自分を 誇れる ことがどんなに うれしい ことか君に 会いにいける 自分に会いたい 会いたい
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