鳥が宇宙までは飛べないようにてのひらの雪がとけずにはいられないように零した言葉が還らないように二度とあの小さな産声ほど純粋に泣けないように願っても願ってもわたしはあなたに触れられない
[前頁] [ユズルの部屋] [次頁]