それはそれは 小さな雨粒あまりに 透明なまま誰にも 気付かれずに若い葉のかげに 隠れてたいろいろな色の 空を映した哀しみに 暮れて眩しさに 泣いたよぬくもりの痛みを 知ってるそして小さな 雨粒は誰かのてのひらに降りたいと 思った一度きりの 旅立ち君へ 君のもとへ
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