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ユズルの部屋


[191] 純粋
詩人:ユズル [投票][得票][編集]


君の小さな 優しい声が
いつもより低く 掠れて

あまりに痛い 現実に
耐える君が つらい

わたしに 手を伸ばしてくれる
それだけが 救い

余裕なんかないんだよって
苦しくて前が見えないよって

言わない君の 言葉が聞こえる

わたしが言わせた 弱音の
責任は ちゃんととる
頼りない けど 強くなる
不器用に 駆け抜ける
好きだよ そばにいる

2011/02/04 (Fri)

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