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ユズルの部屋


[198] かけら
詩人:ユズル [投票][編集]


ああ ただ 甘えていただけで
ただの 甘えで 傷つけた
なんて考えなしの夢
わがままなだけの涙
ふわふわしてる つもりで
歩いてきた けど 心の
かけらが

ぐさり ぐさり 刺さる 音
なぜ 気付かなかった

ゆらり ゆらり してるふり
いつまで続けるの

意味もなく 尖っている
かけらが 君をむしばむ
可哀相な君が 優しくする
優しい君を 傷つける
かけらが なくなるまで
続くの? とまらない 破片
ああ どうして
優しい君は 君を責める
かけらの雨から 離れようとしない
せつない なんて言葉じゃない
苦しみ 本当の悲しさ
かけらが 降り注ぐのを
とめるのは誰だ なくしたら
どうなる 狂うの? 夢
ああ ああ…

2011/05/12 (Thu)

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