ホーム > 詩人の部屋 > ユズルの部屋 > 夜

ユズルの部屋


[201] 
詩人:ユズル [投票][編集]


夜の帳がおりて
心の世界にうずくまる
どうしようもなく疼く
この闇がむかしは
やさしくていとしく
暖かな時間だった
壊れた南京錠
もう扉はぐちゃぐちゃで
戻らない
鈍い音が響いたら
とまらない言葉の渦

泣き出した夜

2011/06/03 (Fri)

前頁] [ユズルの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -