ぎゅう、と目を瞑ってみるしんとした夢の入り口音のない白い部屋そよ風で傷ついていく空間情熱と憎しみはやがて静かな幸せと哀しみにだからわたしは目を開けず待つこともせず夢の入り口 音のない白繊細な空気 さよならの気配消えていく感情それでも役に立ちたい緑の丘で ピンク色の花でまた 出会いたい降り注ぐ 欠片のなかで幸せを 君にあげる
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