あのひとが 私に 向ける笑顔それはね海に浮かぶ 岩たちを真っ暗な影に変えてしまうまばゆすぎる 夕陽の輝きいつか 叶うなら道行く木陰の 妖精にだって微笑み 優しくしてあげたいほどかろやかに 翔けていける口いっぱいにほうりこんだ果実溢れる 甘さと酸っぱさに思わず ぎゅっと目を瞑った
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