わたしはもう ずいぶん前から知っているこんなとき 産まれるのは 言の葉不安 ふあんで 不安定な こころ模様を真っ白なノートに つづる優しい 呼び声いつのまにか 弱ったこころいつもよりも 繊細だから取り扱いに 戸惑いうろたえ 振り向いたら白いページと ペンが待っているわたしはもう ずいぶん前からそうしてきたこんなとき 産まれるのは 言の葉
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