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ユズルの部屋


[376] 冷たい灯り
詩人:ユズル [投票][得票][編集]


街の灯り 星は微か
車の窓から 見上げる
藍色の さむいさむい夜

変哲も無い 駐車場
帰ることもできず
寒さに震えながら

涙を 流したまま
どうしていつも
ずっと さみしいまま

家の窓の灯りが
ぽつりと 消える
玄関の防犯灯が またたく

半端な 半月が 浮かぶ
涙は 意味もなく 消える
ずっと さみしいまま


2018/11/15 (Thu)

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