ホーム > 詩人の部屋 > ユズルの部屋 > きみへ

ユズルの部屋


[4] きみへ
詩人:ユズル [投票][得票][編集]

燈した小さな炎なら この手で消して
滑り落ちる心なら 暗い空に託して
ただ ただ 歩きましょう
それしか今は できないのなら

忘れてしまえば いいのかな

渦巻く黒い雲だけに 想いをよせて
ぼんやり 月の光だけに 明日を見出だして
ただ ただ 歩きましょう
それだけが僕を 生かすのなら

忘れたくない そんなわがままだけ

それだけで 僕は歩くのに

2008/03/20 (Thu)

前頁] [ユズルの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -