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ユズルの部屋


[41] Pain
詩人:ユズル [投票][得票][編集]


冷たい壁 背中もたれて
自分のぬくもり 半端に知って
ちょっとだけ
泣きそうになった

暖かいおだやかな午後には
到底 似合わない感情
転がして もてあまして
落ちていくよ

何回 その言葉を言ったって
足りないくらい この心は
完全に伝えられることはないって
なみだになって 染みていく

それでも僕は
君の言葉を抱いて眠るから
やっぱり 呟いてしまう
かすかな 震える声で

いつか 想いが安らいで
君のもとへと
いつのひか…

2008/05/06 (Tue)

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