みんなキラキラと
変わっていってしまう
君は言うんだ
眩しい太陽が痛い
閉じ込められていた檻は
いつの間にかがらんどう
取り残されて 鍵穴に触れて
悪い夢に堕ちていく
いつだってゆっくりでしか
歩けなかったんだもの
優しい水ばかり探していたから
今更怖いじゃない
君とふたりうずくまって
悪夢を共有したって
光に呑まれてくだけよ
不器用な右手ふたつ
空を切って 嫌になって
それでもここまで来た
言葉じゃなくたってわかる
切なくて苦しくて
曖昧なぬくもりで
空には届かなくても
それでもいつか
あの丘を越えるくらいに
2008/06/24 (Tue)