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ユズルの部屋


[92] 繊細な言の葉
詩人:ユズル [投票][得票][編集]


くらい森の真ん中で
焚いた火も燃え尽きる頃
胸を襲うのは切なさと
涙の出そうなしあわせ

何を失ってきたのか
鮮明に思い辿るのは
不毛だけれど
感慨深いときもある

優しい眠り顔
どこまで一緒に
いられますか

残酷と暖かさの狭間で
魔女が歌うような旋律に
気付いてくれるだろうか

2008/11/12 (Wed)

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