詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
なにしているの
って
聞かれたら
じぶんで
じぶんを
抱きしめてるんだ
って
答えることに
してる
底辺には
底辺なりの
痛みがあるよ
たぶん
空には
遠すぎて
見えないだろうけど
、ね
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さびしい。と
せつない。は
どっちが重いの?
こいしい。と
いとしい。は
どっちが重いの?
わたしの"すき"と
きみの"好き"は
どっちが重いの
届かなくて
なんだか、
不安になる
不安になるから
せめて、
傷痕を
残しておきたいと
思う
それは
とてもとても
不思議な朝のことで
こころは
ざわめいて
嘆き、かなしみ
満たされるため
だけに
すずらんの丘を
目指すの
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すべてが
君へと
繋がってゆくから
わたしは
愛を確信するの
何度も
同じメール
読みながら
また
明日を期待する
ねえ
君が思うほど
この世界は
退屈なんかじゃ、
ないよ?
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触れることさえ
ためらって
空の青を
なるべく
見ないようにしてた
だけど
他人の顔は
していたくなくて
"共有"することに
意味があると
なんとなく
信じてみたかった
ただ
ひたすらに
祈ってた
祈ること
しか
できなかった
ひたすらに
ひたすらに
祈って泣いた
そう
ひたすらに
君を思ってた
わたしは
弱くて臆病で
残酷な羊です
そんな
弱者のふりをして
生きてゆくのが
楽だと知っていた
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
誰かの嘘が
現実に
すり替わったり
私の真実が
無視されたり
たまに
本当に
この世界は
虚しくって
ほんの一瞬
影を落とす
あの
孤独
とても
怖ろしくなるの
悲観してばかりな
わたしを叱る
君
行動を起こす前に
諦めるのは
ずるい、
って
だけど
ひとりじゃ
できないことがあって
ひとりじゃ
できないことも
あって
いま
挫けそうで
なんだか
さびしくて。
きっとね
ただ
悲しい
切なくて
死にそうなんだ
多分
それは
少しずつ
崩れているんだ
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青い胸を焦がした
あなたの
魔法の言葉
あの日から
私は、
思い出に
しがみついたままで
だけど
黒い雲が
月を覆い隠すから
時々、
虚しくて
泣きそうになる
痛みで、もう一度
確認したら
私の手の中で
護られてきた
愛は
なんてちっぽけで
なんて安っぽくて
くだらないんだろう
って
吐き気がした
それでも、
つづいてゆく
つづいてゆく
まだ
夜明けは
遠いけれど
心臓は
怠けたりなんか、
しない
ほんの一瞬の
憂鬱の隙間
でさえ。
世界は冷たくて
真っ暗な
誰も行き先を知らない
長い
航海のようで
空は赤く燃えながら
あなたの嘘を
融かしていった
私の心を
灰にしたのは
紛れもなく、私自身だ
それでも、
つづいてゆく
つづいてゆく
まだ
夜明けは
遠いけれど
ここには
選択肢なんてない
24色は、綺麗に揃わない
まるで
何にもなかったみたいに
何でもなかったみたいに
そう、初めから
何にもなんにも
なかったみたいにね
あなたは
そっと影を踏む
あの日の私の影を踏む
現実の風は
祈りごと
すべてを
吹き飛ばしてゆく