詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
この涙は何だろう
ごった煮の感情が
沸々
湧き出る
かなしいのかな
うれしいのかな
くるしいのかな
むなしいのかな
さびしいのかな
いとしいのかな
とにかく
とにかく
涙が止まらない
私は死にたくない
幸せになりたい
もっと
身軽になりたいんだよ
心のままに
それだけ
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変化球だらけ
でたらめな君のサイン
見抜けないから
ときどき悔しい
空に触れてみて
遠いようでそれは
本当はすぐそこで
愛されたがってる
絶望を知るの
希望を持つの
展望を描くの
羨望にも似た、願望
気紛れじゃないよ
偶然じゃないよ
絶対ぜったい
なるべくして
そうなった!
リロードだらけ
ちぐはぐな朝の皹
射抜けないから
ときどき悲しい
空に触れてみて!
躊躇いを捨てて
本当はもうずっと
愛されたかった
絶望を知るの
希望を持つの
展望を描くの
願望と同化した、羨望
気紛れじゃないよ
偶然じゃないよ
絶対ぜったい
なるべくして
そうなった!
本当はもうずっと
愛されたくて
愛されたくて
仕方がなかったよ
君に触れたくて
触れてほしくて
明けては暮れる
繰り返し
でも祈りは
確かにきらきらしてた
今ならあの星を
ぜんぶ摘んで
君にあげる
明けては暮れる
繰り返し
暮れては明ける
繰り返し
絶望、希望
繰り返し
ねえ
本当はもうずっと
愛したくて
たまらなかった
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未完成なの
評価は
まだ、しないで!
厳冬を越えたら
つぼみは綻ぶ
きっと
きっと
美しい色彩
ドアの向こうに
君の気配
確かに感じてる
ほら!
息づいてる
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諦めるのは簡単で
簡単だから
心は、揺れる
何もしなくても
心臓は動く
容易いことに
本能は傾く
だけど
有限だから、ね。
もう一度
パレットに
絵の具を足してみて
キャンバスと
向かい合ってみて
そこにある
筆を取ってみて
どんな線でもいい
どんな
落書きでもいい
"完成"を
目指さなくて、いい
美しい炎
燃やすためには
丈夫な芯が
必要で
長く長く
燃えるためには
もっと
確かな、
土台が大事。
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およしなさい
そんな男
忘れなさい
そんな男
知ったかぶって
手を引いた
あなたも
悪いひとだわ
ひび割れた空に
手をかざし
在りもしない光
眩しがる
明日になれば
答えは分かる
...必然的に。
ひざまずいて
こんな風に
誓ってみせて
あんな風に
映画の中では
確かに
ヒロインは
幸せそうだった
上り詰めるなら
一息に、
落ちてゆくなら
一瞬で!
じわじわ
心を焦がしてく
あなたは
とても悪いひと
誤解しないで
真剣じゃない
止めないで
別に、どうでもいい
蛇口をひねれば
愛なんて
いくらだって
出てくるんだから!
およしなさい
そんな女
忘れなさい
そんな女
知ったかぶっても
賢くなれない
塩をかけて!
早く、溶けるよに
映画の中では
確かに
ヒロインは
幸せそうだった
映画の中では
確かに
ヒロインは
幸せそうだった
別に、どうでもいい
蛇口をひねれば
愛なんて
いくらだって
出てくるんだから!
いくらだって
売ってるんだから...。
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自分の人生のシナリオ
書けるなら
障害なんて
ひとつも、作りたくない
嫌なこと
面倒なこと
疎ましいこと。は
きっと
ぜんぶ除外する
だけど
もし、そうできたとして
そんな人生
いったい
何の価値がある?
本当の幸福は
いつも
目には見えなくて
だから
時々、
比較対象が
必要なんじゃないのかな
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あなたは
家の外では
いつも違う顔
幸せそうに
微笑んでみたり
愛していると
囁くように
不思議な目で
わたしを見つめる
あなたは
家の外では
いつも違う顔
周囲に褒められて
謙遜しては
幸福の最中
それはそれは
嬉しそうにしている
どこか滑稽だな
なんのお芝居だろう
わたしには
残酷な戦場でしかない
すごく滑稽だな
なんのお芝居なの
空の色さえ
ここでは真っ黒
素敵な彼ね
言われて
わたしは
引きつって笑った
あなたは
わたしの背中をつねった
ここは何処でしょう
素敵な午後ね
むなしくて
わたしは
無理して笑った
あなたの横顔
翳る色
幸せは
束の間だから
尊いの?
急に
雲がやってきた
また嵐がくる
ああ
わたしは孤独
あなたは
家の中では
いつも怖い顔
あなたは
家の中では
いつも
いつも怖い顔
愛していると言うときの
あなたは
世界で一番の恐怖
かなしい夜ね
すごく滑稽だよ
なんのお芝居なの
空の色さえ
ここでは
どうでもいい
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たとえば
明日
死ぬと分かっていたら
あたしは
今日
何を残せるかな
たとえば
明日
死ぬと分かっていたら
あたしは
今日
誰を愛せるかな
たとえば
明日
死ぬと分かっていたら
あたしは
今日
何をどうしたいだろう?
毎日が
当たり前すぎて
忘れていたことばかり
いま
心臓が止まると
思ったら
急に
すべてが
あやふやになって
あたしは
あたしを
愛しく思った
あなたを
殊更
愛しく思えた
明日
死んでも
後悔しないように
今日
君に好きだって
言いたくなった
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時折、馬鹿げてると思う
時折、感動する
時折、投げやりになる
時折、努力しようとする
時折、殺したくなる
時折、どうでもよくなる
時折、愛する
時折、色々拒絶する
何度も何度も
感情は襲って
何度も何度も
それを繰り返して
あらゆる気持ちに
振り回されて
何かは消費され
何かが蓄積してく
たまに
疎ましいと思う日も
あるけれど
結局やっぱり
私は、ここにいる
いつも辿り着く結論は
ただひとつ
"だから、素晴らしい"
それがすべて
何度も何度も
感情が襲って
何度も何度も
それを繰り返して
あらゆる気持ちに
振り回されて
何かは消費され
何かが蓄積してく
たまに
疎ましいと思う日も
あるけれど
結局やっぱり
私は、ここにいる
それでもやっぱり
私は、ここにいたい
"だから、素晴らしい"
それが
すべての結論
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声にならずに 息絶えた
あなたが 選択を誤った
私は 何が 欲しかったんだろう
今となっては 分からない
夢は霞んで 泡になり
真実は ここで ただ朝を待つ
私は 何にも 欲しくはなかった
今となっては 言い訳のうた