詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
"恋が毒"なら
きっと
"愛は薬"
愛しすぎて
心臓
もたなくって
明日
もしも
あたしの鼓動が
本当に
おとなしく
なっちゃっても
それも
いいと思うの
だって
このまま
死ねたら
君の心にだけ
生きる
永遠になれるでしょ
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リアルであって、アンリアル!
そう
これは現実
なんかじゃなくって。
「永いながい、
覚めない誰かの
夢のなかの一部かも
しれないよ」
って言ったら、
きみは
「馬鹿げてる!」
一言放って
すぐに
手紙を破り捨てたんだ
想いごと
ぜんぶ
めちゃくちゃに
否定されたみたい。。。
なんか
なんだか
心、揺れている
空に浮かんでる
あの、ちいさな雲なら
あたしの味方に
なってくれるかな
所在もわからぬ場所
当てもなく
漂う不安とか
得体も知れない自分
制御して
生きる苦悩。
とか?
この世界で
ちいさく
ふぅ
と息をして
ひとりぽっちで
迷子のあたし。。。
あぁあ
リアルであって、アンリアル!
これは現実?幻?
覚めない誰かの夢?
あの日
きみが棄てた
手紙の行く末ばかり
案じて
いま
風のない部屋で
動けずに、いるの。。。
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
わたしの大事なものは
みんな
死んでしまった
ひとつずつ
ひとつずつ
だんだんなくなった
わたしの愛するものは
何もかも
なくなった
すこしずつ
すこしずつ
だんだんなくなった
このかなしみは
どうして
いつまでも
消えない?
涙は
どうして
枯れないの
空を憎むのは
辛い生き方
押し花は
永遠?
そう
思いたい
わたしの身勝手
けれど
失うこと怖れて
すべて手放す
だなんて
とても
馬鹿げてる
わたしは識ってる
大事なものも
愛するものも
ひとつずつ
すこしずつ
増えてゆく
それが
生きる
ということだから
さよならを
言いたくないよ
雨上がりの虹
時計が
0:00を報せたら
わたしは生まれ変わるの
ねえ
また
会えたらいいね
そのときまで
ほんのちょっと
ちょっとだけ
おやすみ
わたしも
生まれ変わるよ
いま
誰よりも
やさしくなれる
目の前に
君がいたらね
きっと
抱きしめたよ
君は
びっくりするだろうね
愛するものが
また
なくなっても
愛することを
やめない
自分でいたいよ
ここにあるものを
大切にしたいよ
とっておきの愛で
温めたいよ
お別れじゃない
新しい
再生のため
わたしは
もう
生まれ変わったの
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留まってなんかいられない
動きつづけなきゃ
変わりつづけなきゃ
術があるなら
ゼロになるまで
曝けだして藻掻いて
ねえ、早く行かなくちゃ!
長い道草だった
とても長い道草
無駄ではなかった
君が少し
やさしすぎただけ
月明かりの下で
荷物をおろして
ハートを撫でたの
"今まで、ありがとう
これからも、よろしく"
想いが
確信になってゆくわ
留まってなんか、
いられないよ
ほら
不確かなものでも
積み重ねたなら
明日は
この手に
届くはずなの
動きつづけなきゃ
変わりつづけなきゃ!
この痛みも弱さも
知っている私だから
いまの私だから
きっと
強くなれるはずなの
涙をこぼして
悲観する夜も
すべて放り投げたい
葛藤のなかでも
何かは絶対
そこにあるはずよ
気づいているんでしょ
幸福
ためらわないで
もう、手をかけているよ
その
ドアノブの先
誰かが
待っているはずなの
何かが
待っているはずなの
私を待っているはずなの!
自信をくれた
真っ赤なエナメル
留まってなんか、いられない!
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
限界 を決めたのは
わたしだったのに
いま 許しを乞うのも
わたしが先で
びっくりしてる
世界の狭さに
堂々巡りで
また君のこと
結局 愛しちゃうんだ
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どうしようもないの、
もう
青いままでいたいけど
重力がやってきて
ああほら
落ちる落ちる
ねえ、落ちちゃうよ!
どうしようもないの、
もう
熟してゆく日が
怖いだけ
誰かはやってきて
隣の別の実
やさしくもぎ取って
去ってゆく
良いことなんて
ひとつもない
安心できない
空ばかり見てる
本当は
羨ましくて
ちいさな声で鳴く
どうにか
魅せたい
わたしのらしさ
どうしようもないよ、
もう
どうしようもないの。
でも
たまには
乱れて弾けたい
あのね、
本当は
甘く甘くなりたいの
だから
青い果実は卒業
どうしようもないね、
これ
腐りかけの
現実逃避?
ああほら
落ちる落ちる
ねえ、落ちちゃうよ!
きみの手のなか
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うわべのデコレーションに
騙されていたかも
やっとありついたなら
苦すぎてびっくりした
キラキラピカピカ
あんなにトキメいてたのに
苺だって甘くなかった
この壁を壊して!
今すぐ壊して!
ホールごと食べるのが
夢だったのに
こんなの要らない!
不味いのは耐えられない!
ああ、馬鹿だわあたし
ナイフとフォークばかり
磨いてここで
試食を待ってた
素敵な未来期待して...
あなたの背中
もう見飽きたし
みんなの不幸話
もう、どうでもいい
ほんと馬鹿だわ、あたし
涙も出ない
でも何故かしら
ミントの淡いグリーンと
散らばるピンクの
キャンディ・スター
う、撃ち抜かれた!
不味いのは耐えられない!
美味しい死を
探しにゆきたいの、ねぇ
甘くない人生
ぜんぶリセット
ダストボックスへ
ぜんぶリセット!