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快感じゃがーの部屋  〜 投稿順表示 〜


[1328] ありったけの
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適当な言葉で誤魔化されて
また曖昧になる
ふたりは遠ざかってく
空が、やけに暗くなる

知らないうちに季節は過ぎた
逸る心、止められない
気持ちばかり焦って
あぁ。届かない

届かない...

本当は
削除してしまいたいの

でも
もしかしたら
いつかは繋がるかもって
期待もしてる

明日は、きっと来るから
夜は、すぐに終わるから

この心も照らすから。

揺れるように
溶けて
戸惑いを蹴散らして
なんとなく進むよ

祈りだって
たまには、いい
躊躇いを弾いて笑いたい

この呼吸を乱す君
心臓の鼓動を乱す君

それは憂鬱にも似た
素敵な朝だった

ねえ
君が確信に変えてみせてよ

わたしは
今、知っている限りの
すべての言葉で
ありったけの愛を伝えるよ

2010/01/10 (Sun)

[1329] Dear my lover
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妄想だけじゃ、もう。
満たされない

君がいる

確かに
あたしの中に。



君はいる!



2012/05/27 (Sun)

[1331] 省かれる記号
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日溜りで生きてきたような君と
日陰ばかり歩いてきた私と
どうやったら釣り合うっていうの

2010/01/15 (Fri)

[1332] YOU
詩人:快感じゃがー [投票][編集]


「私」というせいかつの
至るところで溢れてしまう
「君」の名前や情報を
削除する方法を教えてください

メモリーは処分できるのに。

思い出が重い

2012/04/20 (Fri)

[1333] ひみつ
詩人:快感じゃがー [投票][編集]


君がいないと、
あたしはさびしすぎて
ときどき、なんだか
無性に泣きたくなって

近くにいるのに。
こんなにも遠いのはなぜ?

たった1枚の壁が
ふたりを惑わせているの


君がいないだけで、
あたしは何もできなくて
ときどき、そうね
大声で歌いたくなって

ひとりの部屋。
ギターを抱いて眠りにつくとき

君のことばっかり考えちゃって
いやになるわ!


あぁあ

切ない想いをして
苦しい思いをして
それでも、どうして
あたしはここにいるのかな


それは、とても簡単なこと
君がすきだってこと

ねぇ。
君になら、悩まされてたいよ!


溢れそうな愛が止まらなくて
空高く舞って
きらめいて

ちいさな星になる


君がそばにいるだけで
この涙は枯れて
あたしは笑顔になってしまうの

そんな、君の魔法...。


青い青い、青い胸

焦がしてく
満たしてく


便箋におさまりきらない
愛の言葉たちを
どうやったら、君に
届けられるかな


月が欠けたら
あの空に願いをかけよう

ふわふわ
揺らぐけど
確かに、息づいているもの


でも

今はまだ
こころのなかだけの秘密

期待してほしいの
素敵な、明日に

2010/01/17 (Sun)

[1334] 少年少女
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




痛みの中で笑う
朝の雨に成る
線の上を進む

ただ、まっすぐに



この世は辛いことばかり
悲しいことばかり
だから歌うよ

何度でも、何度でも。



お気に入りの曲の
お気に入りのフレーズ
心の奥に刻み込んだら

先生の話は全部忘れよう

追いかけたい
その背中

"十代の地図"



君が日の光なら
僕は月明かり

手をとって連れてゆくよ



そう。

ちいさな愛
ちいさな世界

子どもじゃない
大人でもない



おいで、少年少女たち

ほんの少しの
安らかな眠り

"十代の迷路"



履き古したスニーカー
空に投げたら、

新しい風を捕まえるとき



教科書なんて全部燃やそう

書きかけの
ラブレターも...

"十代の秘密"



君が星なら僕は空
君が花なら僕は蝶
君が全てなら、僕は...

何だろう?



こっちを向いて
今すぐ、今すぐ

手をとったら
ちゃんと握り返して
優しく微笑んで



そうしたら
僕は

壊れないように
後ろから

そっと抱くから



こっちを向いて
今すぐ、今すぐ

君の横顔
見飽きてしまった



溶けてしまう前に
消えてしまう前に

ラブレターが灰になる前に...



集え、少年少女たち

さぁ行こう
笑うことから始めよう

"十代の試練"



2010/01/18 (Mon)

[1335] 破弾
詩人:快感じゃがー [投票][編集]


教えて、わたしが笑えない理由。

夜風に溶けたそれは 甘く淡く
そう 憂鬱は時に翻る

ここに朝は来ないの もう



ただ あなたに信じてほしかった
雨の日々...

ずっと心は願ってた

夢現 / 孤独 / 落ちてゆくよ
静かに音もなく

ねえ、これは悪夢!

痛くないように 上手に
すべてを砕き壊して!



胸の中に渦巻く嵐
軋んでゆく

世界が歪んでゆく

わたしはわたしが嫌いだし
何もかもを許せない



ベッドの上で 膝を抱いて眠る
知ることを怖れてる

ああ、祈りなんて無意味だわ

それなのに 何故
また縋ってしまうの



わたしはわたしが大嫌い
この世の全てを認めない

ねえ、この叫びは誰かに届いてる?
あなたの中に響いてる?



いま 飛び込んだ絶望の空

叶うならば
どうか待っていて

新しい殻に 新しいわたし

期待をこめて
そっと泣くから



突き刺すナイフは
あの日の言葉

上手にすべてを砕き壊して!

2010/01/20 (Wed)

[1336] だれ
詩人:快感じゃがー [投票][編集]


パステルの夢で君を見かけました
触れられなくて戸惑いました
声をかけたら消えてしまいました

とても、切ない夢でした

抗体がないから、ちょっと怖いです
あなたの中毒になりそうです
どうして太陽は輝くのですか

愛しい誰かのためですか

本当はどうにかしたいと思っていて
だから屋上で、私は何度も靴を並べる

誰かが来るたび
死ぬと泣き喚く

どうか、本気を見せてください

試したいわけじゃなく
ただ、信じてみたくて
そのために少しの誠意が欲しい

パステルの悪夢より
カラフルな正夢

どうぞ、正しい本音をぶつけてください

2010/01/22 (Fri)

[1337] 水掛け論
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輪郭なぞって日の光に融けた
チラリズム。
黒い下着が透けるシャツ

男の子は言ったの
「面倒な生き物」

そして
女の子は言い返したよ

「なんて、馬鹿な、生き物!」

異質と呼ばれた
本能が疼いた

細胞膜の中で
まだ、目覚めない愛

芽吹いたら最後
天まで伸びた豆の木に
ジャックは言うんだろう

「お気の毒様」

だけど
きっと豆の木は
育ち続けると思う

だって

それが
生命のあるべき姿だから

2010/01/23 (Sat)

[1339] マイ・タイガーリリーの放熱
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可愛げのない泣き顔
馬鹿みたい

醜くて
醜くて
気持ちが悪くて

吐きそうなんだ

鏡ぶち壊して
太陽を叩き切って
月を丸呑み!

別の誰かに
成りきって生きたいよ

いま、
このままで全うするのは
どうにも辛い

たぶん
意味はない
訳なんて知らない

放熱、放熱

何が私を動かすのか
何が私を救うのか

ぜんぶ、私が決める

ニキビを見つけて
生きてるっぽいと思って
安心してしまうのが、厭

深夜のコンビニ
空調の音を消して!

お願いだから
愛も売って!

何をするにも
遠慮がちになる昨今...

君は1秒後、
屋上から
飛び降りることもできる

だけど

歩いてきた道
否定するよりは
これから築く道で
幸福を積み上げたい

できれば、ね
できれば、の話

タイガーリリーのワンピース
お気に入りだから
破いて捨てたよ

愛情表現がわからないだけ

胸につかえた
ワガママという名の
不思議な拘り

そう。

私の何もかもは
"all or nothing"

君に縋りつけちゃうほど
弱い人間にも
成り下がれない。

2010/01/29 (Fri)
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