詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
この先で幸福が待っていると
信じて
選んだ今日は
夜明け前、
絶望の帰り道になった
捕まれた腕が、今も痛い
散るように咲く花
終わりはいつも、
呆気なく
やってくる
月のない空から
降る雨が
溜め息ごと、掻き消してく
心に凍みるのは誰かの言葉
美しい夜も
永遠には、ならなくて
どんなに叫んでも、
君は
振り向かないの
冷たい硝子のケースの中で
萎れる夢に
涙をこぼした
照らす朝日が疎ましい
独りでも
明日は続いてゆくけど
虚しさの嵐の後で
確かに、空は青く晴れるの?
哀しい音ばかりが
ひしめきあって
扉は閉ざされた。音もなく
目覚めたときに、本当の孤独を知る
これからのことは神様も知らないし
あの日に戻れる術があっても
きっと、
二人はやり直せない
眠るように枯れた花
始まりはいつも、
突然に
やってくる
魂を揺さぶる感傷の風
灰色の雲、
吹き飛ばしてよ!
ゆらめく愛とまどろみは
現実を忘れさせてくれる薬だった
また
夜が来れば、
ここにある色は
何もかも
闇に変わってゆくけど
いつも求めていたのは、
その温もりだけ
過去も未来も現在も
君がいないなら
意味なんて、
何処にも見つけられない
散るように咲いて
眠るように枯れる
散るように咲いて
眠るように枯れる...
どんなに強がってみても
好きなのは、
まだ君なのに
君だけなのに
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あなたの彼女になる
ってことは
あたしの心と身体と
過去を
あなたにあげてもいいよ
ってこと
あなたの奥さんになる
ってことは
そこに
未来をつけてあげても
いいよ
ってこと!
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
傍にいさせて
お願い
今夜は
止まない
雨が
私を突き刺す
切り離せない
現実浮遊
ヒロインになりたくて
泣いてみた
あの朝
後悔ばっかり
贅沢な、生き方
少しだけ
踏み外した
螺旋階段
それは
転げ落ちるよな衝撃
恋愛マニュアル・1頁
ああ
心配してみせてよ
この恋は
いまも
現在進行形。
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
止まない愛を
君に降らすよ
いつまでも
いつまでも
私は歌うよ
止まない愛で
君を濡らすよ
いつまでも
いつまでも
ずっと歌うよ
理由はないの
理屈じゃないの
いま
この瞬間
君を好きだと思った
偶然じゃないの
運命と呼ぶの
いつまでも
歌いつづけるよ
私は、君が好きだから
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
あたしはあなたを
支配したいんじゃない
あなたに支配されたいだけ
あたしはあなたを
壊したいんじゃない
あなたに壊されたいだけ
あたしはあなたに
愛されたいんじゃない
あたしが愛していたいだけ
あたしはあなたを
自分の物にしたいんじゃない
あたしが、あなたの物になりたいだけ!
あなたが
影ではあたしのことを
ドアマットって
呼んでるのは、
知ってる
あなたには
たくさんの女の子がいて
恋人じゃなく
遊び相手を探してることも
あたしの前で
すぐ見え透いた嘘をついて
あたしを
騙したつもりでいることも
何もかも
あたしは、知ってる。
だって
あなたは
「正直」なんだもの!
もしも
あなたが言った
台詞の中に
あなたの本音を見つけるのなら
すべての表を
裏にしなきゃね
でも、いま
あたしのこの言葉には
嘘偽りなんて
ひとつもないよ
あたしは支配されたい
あなたに壊されたい
ずっと愛していたい
あなたの、物になりたい
何もかも
そう
あたしは知っているけど
あなたのために
生きて
死にたいの!
ここに愛がなくても
未来がなくても
幸せがなくても
あたしは
ただ、そうしたい
ここに闇があっても
痛みがあっても
悲しみがあっても
あたしは
ただ、そうしたいだけ!
追伸:
別に
あたしは
ドアマットって
呼ばれたいわけじゃない。
ドアマットに
なるために
いるわけでもない
でも、
あなたのためなら
それでもいいと思うだけ
ただ
あたしが
そうしていたいだけ
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背景から染め上げてく
真っ黒な闇を抜け
祈りなんて
ここには、ない
君こそが僕の救い
やるせなくて
止め処なくて
溢れてゆく
気持ちの影
忘れないで
怖れないで
麻痺させて、あげる
貫いた孤独
もう、何も考えたくないよ
殺戮の空
今日を溶かしたら
何もかも終わり
いま、この指で描き出そう
君が望むなら
潜在的、諸悪と夢
孕んだこの愛の末
答えなんて
きっと要らない
君こそが僕の救い
わからなくて
揺るがなくて
泣き出しそう
言葉の刺
怯まないで
止めないで
雨が冷たくても
舞う日々の中
もう、何も考えられなくて
戦慄の音
ぜんぶ流れてく
何もかも終わる
いま、この指で描き出そう
君が望むなら
泳ぎ疲れても
痛みが恋しい
傍にはいつでも
悪魔が侍う
酷く歪んで
正を思い出す
止まらないよ
雨が冷たいから...
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
もし、赤信号も
ひとりで渡れたら
ちゃんと待ってて
そこで褒めてね
汚れてゆく日に
幸福を求める
それは、
正しく成る為には
きっと正しいの
切ない幻想
眩暈がするほど
遠く感じた
君へと続く道
雨降りだったら
今日は
ちょうどいいよ
ねぇ
泣いてなんかない
...時々、痛いだけ
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めくるめく想い
馳せて
どうにか世界の雑音
掻き消して
鋭くなったなら
やっと息ができる
わたしは
現実を許せる
けれど
受け入れるためには
愛が必要で
誰かの理解が
必要で
強さを前にして
弱さを知った
今、走り出したい
この
能動的な朝