詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
「身軽になれたら、いいのにね...」
私は、自分を
曲げることができず
頑なに貫いて生きる姿勢に
美意識を
見出してしまうから
ここで、
折り合いがつくことはないし
望む幸福を
手に入れることも
きっと、ない。
だから、
鎖を引きちぎっても
無意味だよ
力を抜いて、浮く方法を忘れた
息継ぎを堪える
潜水ばっかり、
気づけば、
私は得意になってた
孤独になんか、
慣れたくないのに
乗りこなせるほど
上手くはないのに
世界の醜さを知るたび、
また思う
涙は、勝手に溢れだす
けれど、
私の現実は
現実になりたがり
あの光を求めて
「愛したい」と叫ぶよ
ねえ
「身軽になれたら、いいのにね」
浮上するきっかけ
ずっと、探しつづけている
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
置いてきぼり、国道
誰もわたしを拾わない。。。
月も出なくて
声も出なくて
涙も出なくて
笑っちゃう!
やんぬるかな。
やつれた愛が
喚くことを知らず
ひっそりと暗闇で息絶えた
サヨウナラって
聞こえた気がして
赤い糸、結んだ夜を流したの
やんぬるかな。
悪趣味なあいつ
試すことばっかで
本音隠し通した君
やんぬるかな。
悪趣味だ、あいつ
泣き顔
今日まで封印してたのに
冷たいベッドと湿った枕
隙間風
やさしく頬撫でて
ねじれる世界に
揺られて、震えた
ここにある現実は、本当だった
でも...
たぶん、これは
恋の神様がくれたきっかけ
この際だから
わたしは忘れるつもり
だって
思い出ばかり
護っていたって
幸せになんか、なれないし。
空ろな瞳で
カレンダーを破いて
今は、空想で未来を飾るの
さびしくないよ。
あっとゆうまの夢だった
きっと、そう
チューインガムみたいなもの
「美味しいのは、最初だけ」
やんぬるかな。
気づけば、朝はもう
すぐそこで
わたしの心も優しく照らしてた
明けない夜はない
っていう
誰かの言葉は、本当なんだあ
ってボンヤリ思った
雨の日も曇りの日も
どんなときでも
太陽は、必ずそこにあって
輝くそのときを
待っているんだ!って。
ボンヤリ、ボンヤリ
思ったの
かなしかったはずなのに
かなしかったはずなのに
ねえ、ふしぎ
わたしは笑えてる
ああ。やんぬるかな。
あっとゆうまの夢でした
だけど
あたしは、もう
こどもじゃないの
何にもできずに
立ち止まっていた
あの日の少女とは、お別れ
やんぬるかな
やがて来る、本当の夜明けにも
怯むことなく
君を見つめて
きっと、立ち向かってゆけるの
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
スカートなんて大嫌いだし
ヒールだって
履きたくないし
メイクもいやだよ
めんどくさいよ
"女の子だから"
なんて言わないで
尽くすより
きっと、
尽くされたいよ
愛すより
きっと、
愛されていたいよ
でも
何故だか
きみには
お姫様と
呼ばれたいんだ
だから
気持ちが
勝手にそうさせる
ネイルなんか
どうでもいいけど
ピアスなんか
どうでもいいけど
強がりまとって
膨れた虚栄を
打ち砕いたのが
まさか
きみだなんて。
男言葉で
寄せつけないけど
ぜんぶ捨てたふり
してたけど
恋したくなったのは
きみが
いたから。
したい相手は
きみだから。
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
雨が降らないかな
傘を貸せるから
一緒に入ろうって
言えるから
雪にならないかな
手を繋げるから
ぜんぶ寒さの
せいにできるから
雷が鳴らないかな
君に抱きつけるから
きゃって飛び跳ねて
女の子になれるから
風が吹かないかな
スカートがめくれるから
もしかして君が
ときめいてくれるかも
しれないから
今日は晴れないかな?
曇るかな
まだ、小雨だな
君に連れ出してほしいよ
何処かへ
連れて行ってほしいよ
気分がのらない?
それなら、
私が浚ってあげる
逢えるなら
理由は何でもよくて...
でも、本当は
いつだって
君を独り占めしたいから
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
ちいさく泣いて
ちいさく笑って
明日も、生きるよ
やればできる子なの
だから
気休めのキスを
くださらない?
おやすみのキス
君からなら
卒倒して
眠りに落ちて
ねえ
すごく、いい夢が
見られそうだから
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
近くにいたいのに
あなたは遠すぎて
そばに、いたいよ
夢を見たいよ
近くにいたいけど
あなたが遠ざかる
そばに、いたかった
夢を見たかった
もう、何度もずっと
おなじ言葉ばかり
繰り返してる
一人きりの部屋
体温が欲しい
たった、それだけのこと
近くにいたいのに
あなたは遠ざかる
そばに、いたいよ
夢を見たいよ
近くにいたいけど
あなたが遠ざける
愛をしたかった
今夜、したかった
そう、何度もずっと
おなじ言葉ばかり
繰り返してる
独りきりの部屋
体温が欲しい
たった、それだけのこと
二人でいたいのに
あなたが目を逸らす
とても、かなしい
とても、せつない
叶う恋があるなら
叶わぬ恋も、ある
ただ、つづいてく
ガラスの破片みたいな日
近くにいたかったけど
あなたは遠すぎた
そばに、違うひと
夢を見ていたの?
死んでしまえるくらい
わたしは傷ついた
だけど、つづいてく
あなたがいなくても
だけど、つづいてく
あなたがいなくても