詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
君の一部に成りたい
君の一部に、成りたい
例えば
心臓とか
爪とか
瞳とか
そういう
君の一部に成りたい
例えば
呼吸とか
瞬きとか
あくびとか
そういう
動作の一部に成りたい
僕がいなきゃ
君は生きられず
君がいなければ
僕も生きられない
僕は君の総てで
君も
僕の総てで
ふたりは
ふたりの世界で
ひっそりと
影を潜め
ただ、微笑み愛し合う
そんな恋がしたい。
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私は夢見始めた
ここにいるわ
感傷の風感じて
ねえ、私の心に注意して
愛し始めた私
そう、私はここ
流星になるの
ねえ、私のそばにいて
世界が終わる朝
私はあなたに言うつもり
「目を覚まして!
この醜い現実から」
私があなたの
本当の名を呼べば
あなたの目は開くの
さあ、出かけよう
何かを探そう
イメージできる?
鏡のなかにある私の未来
あなたが見つけてよ
このまま
死にたくなんかない
あなたは知らない
星は毎日、毎晩
生まれ変わってる
そして月は泣くのよ
「これはリアル」
あなた以外に
誰が私を
私の心を
揺すぶることができる?
あなたは
私が嫌いなの?
でも、気にしない
明日は来るわ
私はあなたの
ドアを叩く
そして
それは開くから
私は夢見始めた
現実を見始めた
ねえ、ここへ来てよ
あなたへの愛を
止められない
私の心に注意して
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あなたが
あたしの全てになったって
「あたし」が
あなたの全てにならなきゃ!
意味なんてないよ
いつまで
眠っていればいいの
王子様
そろそろ
外の景色が見たい
瞳を開けて見る夢を
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後悔したくて
選ぶわけではないから
どうでもいい
とは
決して言わない
言わない
けれど
それでも
いいときがあって
今が
ちょうどそれなの
だから
夜の予定を
空けておいてね
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際限もなく
溢れ出す愛や夢が
私を繋ぎ止めて
まだここに
留めているけど
朝は
待ってくれない
少しの空白さえ
逃がした現実は
やがて
大きくなって
歪むように
傾いたこの世界は
あなたの心に
どう映るの
私の独り言は
風になって
空を切って
その海を撫で
ほんの少し
波を立てるだけ
届かない
あの
青の向こうの黒
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精一杯の勇気で
振り絞った声
騒音と
朝のラッシュアワーのなか
溶けて
君の名前だけ
ひらひら
宙に舞って落ちた
隣であの娘が
笑ってた
天気予報では
今日は晴れるって
ちゃんと
言ってたはずだけど。
あたしの心は
くもる、クモル、曇る
見透かさないで!
取り繕った
笑顔の下の憂鬱に
あああああ...
なんだか
嘘をつきたい気分
君のことなんて
嫌いだって
自分に
嘘をついてみたい気分
だって
夢の中では
確かに
君とあたしは
結ばれてるのに。
あああああ...
なんだか
泣きたくなってしまう
君のこと
まるごと嫌いになれたら
こんなに
悩んだりしないよ
神様って...残酷。
壊れかけのシャボンは
右から左へ...
ふさぎこんで
ひとり
見つめた空
逆風が弾き飛ばす
少しのためらい
穴があくほど
ずっと
見つめたい空
明日へとつづく
祈りの列車の
窓から見える?
淡い淡い、期待
素敵!
「同じ車両なの?...偶然!」
...なんてね。
あああああ!
報われたい
救われたい
選ばれたい
鈍感で
やさしすぎで
お人好しな君
目が合うだけで
視線、逸らしてしまう
この純情
どうすれば
君にも伝わるの?
あああああ...
あの娘が
また笑ってる
目配せ
意味ありげ
"仲間ハズレは、とてもさみしい"
でも。
あたしの勇気
ことごとく
かき消すのも君だけど
あたしに勇気
くれるのも
なんでかな?
いつも君なんだ
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むせるように
息をしたら
君の居ない世界が
こんなにも
さびしいこと
知ってしまった
できるだけ
気づかないふりで
笑えば
あと、ちょっと。
もう何ミリかは
傾いてゆけそで...
だけど
ここには
愛がないから
それも
ほんとうに
むなしくて!
かざすように
揺らめきを
ただ、眺めてた
揺らめきの向こうには
確かに
君が居るはずで...
。
だって
何処にも
非現実は
ないはずなんだ!
あなたが持ち込んだ
価値観を
今は責めるべきでしょ
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無重力の中だったら
恋は
どうなるの...?
...
どうにも
ならないよ...!
私が
地球を離れても、
あなたは
あの子と!
宇宙の何処かに、いる
無重力の中で、
想いは
増すばかりだよ
きっと...。
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抱きしめないで!
...壊れちゃいそう
ぜんぶ。
崩れて
散らばりそう
優しくしないで!
...甘えちゃいそう
ぜんぶ。
忘れて
解けてしまいそう
お願いだから
放って、おいて
構わないで
あたしの
ことは
何もかも忘れて!
君を汚したくないの。
この波に
さらわれたら
きっと
還ってこれない
お願いだから
その気に、
させないで
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核心を突かれて
何故か、ドキッとした
こうなることは
はじめから
わかっていたはずなのに。
「言葉から
真実を変えよう」
彼が言った
「どんな嘘でも
何遍も何遍も
吐きつづけてれば、
本当になるものさ」
流されてゆく日
3ヶ月スパンの
一喜一憂
気分の波は
激しくて
乗りこなせない僕は
すぐに
酔ってしまう
わかっているよ
わかっているけど
まだ
目を瞑ってたいよ
外に出るには
まだ
鋭さが足りない
研いで
研いで
明日、
そうさ
光を放つ
未来予想図なんか
ちっとも
欲しくない
僕は
確かな
過去の在り処を
見たいだけ
あの日
「さよなら」と
言って
自分で封をして
圧縮した汚物が
また
解凍されてくよ
ほら、ヨゴれてく