ホーム > 詩人の部屋 > 快感じゃがーの部屋 > 投稿順表示

快感じゃがーの部屋  〜 投稿順表示 〜


[1483] toxic morning...
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




わたしの砂の城
凍ったままの夢
この空を漂う黒い雲

君が去った、あの朝



殺して欲しいよ
言葉のナイフで

あなたのナイフで。

「殺してください」



知らないでしょう?

絹のような、君の髪が
わたしの顔に触れたとき

心の中の目が覚めた



「理由なんてない」

「これはリアル」



わたしの悪夢
おもちゃの兵隊
嵐の夜の前兆

君が去った、あの朝



教えてよ

どうしてわたしは
向こう岸に行けないの

どうして世界は
わたしを、嫌うの



あなたを取り囲む
たくさんの嘘

非現実的現実。

林檎色の傷



君が去った、あの朝
君が去った、あの朝

わたしが去る予定の...



この朝



2011/01/09 (Sun)

[1484] スノウドウム
詩人:快感じゃがー [投票][編集]

スノウドウムに
現実を映した

(あぁあ。美しくない...!)

あの日からずっと
私を濡らしつづける

この涙は
一体、誰のものなの?

目隠しばっかり
ナンセンスな未来設計
そう、独裁者君臨

...例年通り

君の前では
きっと私は

何にも言えない

(踏まれて、溶けちゃう、雪のように)

このまま息を止めよう
心臓を壊そう

イメージだけが
先行して、辛いのに

訪問者がもう一度
私に明日を突き付ける

(毒される精神)

くしゃくしゃになった
ありふれた夢を
この手のなかに広げてみるの

誰にも知られないように
真夜中になったら
ひとりで、スキップで
あの坂を下るよ

鏡のなかの現実が
いつも、切なくさせて
今の重さに戸惑って

前髪を伸ばす理由は
泣き顔を、君に
見せたくなかったから

オンナノコでしょ?

ちいさな願い
毎晩、月に祈る
キャンドルの火の中に
理想を夢見る

...落ちてゆく

そして、ほら。
そっと癒してく

(星は確かに、そこにあったの)

だから、前を向いて
終わらない現実へ
この脚でちゃんと
私の世界を駆け抜けなきゃ

ワープで飛び越えるなんて
とても、つまらない

あのとき、君がそう言ったんだよ

だから、迷ったら
もう一度教えて
わからずやな私の心は

ただ、愛されたがっているの

独裁者君臨
私だけの王子様

この涙は永遠に
2人を濡らしつづける

2011/01/09 (Sun)

[1485] 堕落屋
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



対等に見てほしい。知ってほしい。

ねえ、あたしのこと
もっと気にかけて!

降り積もる溜め息
心を切なくする

この寂しい営みに、未来はあるの?

今すぐ逃げるなら
あなたの手をとって

世界が終わる日まで
隠れて、過ごしたいけど

大脱走の夜は
ひとり・空回りの妄想

透き通る風が少し
私を嘲って、消えた

息をするたび辛いのは
こんなにも、あなたが好きだから!

頑張らないでいいよ!
ここに来て。どうぞ。

私は、あなたの
すべてを許せるのに

はぐれたような
かなしい目をして

頬を紅潮させた
今朝の遅刻の言い訳

私は、見抜いてるよ!
何もかも分かってる!

だから。そっと泣いてみてよ
きっと楽になるから

あぁあ。

息をするたび辛いのは
こんなにも、あなたが好きだから!

無理やり押し倒して
そのco2を奪えたら、

痛い日々から解放されるかな?

なんて。

そんな私の堕落した生き方を
叱るべき人こそ

あなたであって、ほしいのよ!

2011/01/15 (Sat)

[1486] しなびる花
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



のぞまない?

「ひとりぼっちがこわくて...」
さしだした手

ふりはらわれたら
怖いけど

傷つくの
ためらってちゃ

シアワセにはなれないって

君が
いったから



ねえ、のぞまない?

「ふたりぼっちになりたい...」
はみだした欲

ワライカタ忘れて
泣いた朝

表情が
見えなくて。

溺れかけるころ思いだす

わかんないや、
もぉ。



どうすれば、いい?
わかんないの、もぉ。

切ないことが
多すぎて

感覚がマヒしてく



オヒメサマを選べない
オヒメサマは選べない

「選ばれない」

きっと、正しい

あの夜ぜんぶ
捨てたから。。。


2011/01/21 (Fri)

[1487] 
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



幻想は甘いから
君のそばでは
みんな とろけちゃうね

雨の音・濡れたまま・歩く

呼びとめないで
振り向かないで
やさしく、しないで

「今日のナミダを
拭きたくないからよ」

手紙を書いて
カミヒコーキにして
飛ばしてみようか

どきどきしている

「何が言いたいの?」
「何がしたいの?」
「どうして、ほしいの」

いらいらする

ちゃんと見てよ
白紙のなかに込めた
ちっちゃな期待

想像できない
あ〜あ。ふたりの未来

悲しい終わりなら
ありありと浮かぶのに

はち切れるぐらい
好きを溜めこんで
まだ、知らんふり

ほんとは、すなおに、なりたいが。

生きていけない
ね〜え。君がいなきゃ

なんてね

「何が言いたいの?」
「何がしたいの?」
「どうして、ほしいの」

いらいらする

気づきなさい
ほんとうの声に

気づきなさい
ほんとうの今に

どうして、なのかな
最低な夢見

君の特等席 そこらじゅう

"教科書通りに・進まないから・人生を愉しめる"

わたしのほうが
よっぽど、よっぽど、、、

かのじょのほうが
絶対に、絶対に、、、

「こわれる!」

主役になりたい
わけではなくて

王子様には、是非
美しいお姫様を

「何が言いたいの?」
「何がしたいの?」
「どうして、ほしいの」

・・・

「あのコはだれ?」
「別れなさい」
「やるべきことを、するの!」

おかえりなさいと言えたら、素敵

君に似合うひとは
もっと 他にいるはず。。。

雨の音が終わるころ
疑惑も晴れれば いいのにね

「君は 君の価値を 知って」


2011/01/25 (Tue)

[1488] 黒猫
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



愛情なんて
突き放しちゃえば
罪悪に
変わるから。

同じことだわ



だけど
心なしか
その横顔・綺麗

...時めいちゃってるの



連絡網に
君の名前

探してる

だってこれは
超・緊急事態!



枯れる花を見て
美しいと言う

その向こうに
あの日の

真っ赤な花弁を夢見てる



君の感性が、好きよ



苦くて甘いから
溶けそうになるけど

溺れそうになるけど

大人だから
言わないよ



ヨロメクのは
免疫を
とっくに忘れてきたから

Highになんか
なってない

いい子ぶらないで!



ほんのり切ない
期待
慕い

歌い、

試されて。



まだ、わからないの?
この未来の重さに。

君がぜんぶ
抱きしめて

奪ってったんだよ



「息が出来ない」
...君のせい。


2011/01/28 (Fri)

[1489] 宣誓
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




誘惑
が本能を増殖させた

明日は無限で...有限なのに。

二人は いつも
早とちりだったね

私は 言い訳を言い訳にしてた



ちょっとだけ見える
カーテンの隙間から

零れ出す
その 透き通る光が

不可思議だけれど
すべての祈りを

より尊く
切ないものへと変えたよ



きっと 僕ら。

「痛いこと」が
好きなわけじゃなくて

「痛いこと」ばかりに
惹かれてしまう

そんな世代で



あの子もまた、そう
おんなじように

自分卑下して笑うんだろう



自虐の美しさがどうとか
儚さの在り方。だとか

不確かな幻 並べて

無意味なものに
付加価値をつける

そんな
くだらない遊びをするんだ



そして
此処に揃ったのは
現実味のない現実

「大人」という人種を憎む今



ねえ
あなたは どうしてる?

ちゃんと笑えてる?
何してる?

私は

この「気持ち」の所在を
まだ 突き止められないよ...。


2011/02/02 (Wed)

[1490] ツキ
詩人:快感じゃがー [投票][編集]

空の中に夢を見つけ
叶わないと知った朝は、

そっと死んだ

「"雲を掴むような話"なら、
先に、私が手放しちゃうから。」

追いかけても追いかけても
きっと、近づけないのに
私が逃げれば、後をつけてくる

手を伸ばしても、伸ばしても
絶対に届かないのに
分かっていて、いま藻掻きつづける

この甘く切ない夜に。

月が輝いて
泣きそうに蕩けたの

そこに、愛はあるかしら?

2011/02/02 (Wed)

[1491] 1マスの誘惑
詩人:快感じゃがー [投票][編集]


ああ

青すぎる空は嫌い
大嫌い

怖い!



ねぇ
私を置き去りにしたいの?



答えのない
空白

埋めてほしいな



誰でもいい

...君じゃなくても。



鋭い痛み
答えを濁して

夢へと誘う
甘い、甘い罠



1マスの誘惑が
すべてを

台無しにする!



知っていて
私は

またベッドの底に沈んでく



コーヒーの苦さ
思い出して

ミルクと砂糖に縋って

泣いた



若さすら売れない
媚びたくない



老いたくもない

抜け出したい!



深爪が許せない

今日は
まだ

未熟児の私



1マスの誘惑は
すべてを

台無しにする



私は
世界を許さないし

世界も
私を

許さないでほしい


2011/02/20 (Sun)

[1492] 春なんて、いらない
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




本当はただ
触れたいだけなの

強がるのは
きみを、好き過ぎるから



本当にただ
触れたいだけなの。

怖いのは
感情に流されてしまうこと



ねえ

寒い冬の日も
もうすぐ終わるね

日が延びれば
きみに

送ってもらう理由も
なくなる



だから、せめて。
それまでほんの少し

もう少しだけ
近くに、いさせてほしいの。。。



不意に笑ったら
きみも弾けて

どうしたの?って
不思議な顔をした



鈍いところも愛おしいけど
このままじゃ、憎めないよ

泣いちゃうわ



本当はただ
触れたいだけなの

本当にね
ただ、触れてみたいだけ



ポケットの中で
持て余してる両手

どうしたなら
きみは浚ってくれる?



ああ

ぶちまけてみたいなぁ
ほんとのきもち

きみが知らない、わたしの気持ち



わたしは
春なんて

別に要らない

ただ
きみの心が欲しいだけなの。。。


2011/02/22 (Tue)
1853件中 (1391-1400) [ << 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 >> ... 186
- 詩人の部屋 -