詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
一人きりの部屋にいると
君のこと思い出して
少し、泣きそうになるけど。
そばにいてよ
ここにいてよ
愛してよ、なんて
面と向かって
言えたならいいのに
ひたすらに月、追いかけた夜
刹那主義。
何もかもは
私を通り抜けてゆく
届くはずもない歌が
駆け巡ってたよ
もう、君次第なんだと気づいた
愛が遠ざける日も
愛で近づく日も
恋しくて、痛いの。
鳴り止まぬ胸の警告音
ありふれた言葉
色をつけた君の
声が、心を撫でるとき
それは、それは美しい
やさしい気持ち
このときめきで、死ねるよ
今なら
ありふれた夢
笑えるくらい
ただ、君に恋してしまった
孤独がくれた
いまのすべてが愛おしい
君だけのために
廻る世界の
住人になりたいな
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
不可思議だね!
一期一会と
刻み、行ったなら
また逢えたね
満たされておけば
隙に悪は入り込めない
ねえ、歓迎するわ
味方としたら。
切符を買った
君に会える切符を
メトロを待ってるの
前髪が気に食わない
鏡の中で
微笑んでいたら
左腕の低位置に
秒針を忘れてきてた
翌る朝、そっと
鍵をポケットに
忍ばせておこう
眠っている現実と
目覚めた
夢の狭間で
今日が上手く
重なって
気持ちが鈍痛を
何処かへ
飛ばしていたんだよ
寝息の横で
静かに、麗しい夜を讃え
口には出せないけれど
少しの好意を
伝えよう
このまま帰るのは、
淋しすぎるから
未来をここに
置き忘れてゆくわ
捕まえて
不可思議だね!
一期一会と
刻み、笑ったなら
また逢えるね
溶かさないでほしい
曖昧な主旋律
まだ、正しい唄は
うたえずに。
切符を買った
君に会える切符を
メトロが遅れてる
前髪は決まったのに
鏡の中で
世界を見ていたら
生きてる感じ!
...鼓動を早めてゆく...
翌る朝、そっと
鍵をポケットに
忍ばせておこう
まだ、正直には
なれないから
せめて
姿勢を正していたくて
気持ちが追い風
背中を
押していたんだよ
寝息の横で
静かに、麗しい夜を讃え
言葉に出来ないけれど
いっぱいの好意で
伝えよう
このまま帰るのは、
寂しすぎるから
未来をここに
置き忘れてゆくわ
ずーっとね!
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刹那色、抱きとめて
激しさを増す
今夜の
雨の下
ちょっとくらいの
小言だって
胸にしまって
赦して、あげる
観賞用なら
私でも足りるでしょ
少しは、役に立てないかな?
飛び出すだけの
勇気より
歩き続ける
覚悟を
ここでください。
大切だって
面と向かって言うのは
そんなに
簡単なことじゃ
ないから
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
血液の味が
思い出させてくれた
突然に
愛の栞をなくした
剥げかけのメッキも
たまには心の拠り所
標識も地図も無い
街角の孤独
前髪を切ったことにも
あなたは気づかず
余所見ばかりで
信号も無視したから
操作を誤れば
一緒に死ぬんだと
知っていて
私は、止めることを
しなかった
夜空を彩る星になりたい
あなたは
きっと見つけられない
夜空を彩る星になりたい
あなたは
きっと数分後には忘れてる
伸ばした髪が
ちょうどいいの
毎日足跡をつけて
「生きる」
キツすぎるコロンが
ちょうどいいの
毎日心に傷をつけて
「生きる」
どうでもいいことに
したくないので
どうでもいい過去に
したく、ないので。
閉演間際まで
煌びやかに歌わせて
私は女で
あなたは男よ
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
いま、共有したい秘密があるの
君になら見せたい心があるの
だから、
空が落ちてくる前に
まずここでわたしを
ひとりにはしないと約束して
ねえ。指切りして!
待ちくたびれて夢が溶けそう...
不安なんか忘れちゃうくらい
どきどきしてたい
君のすべてに
ほら。
お揃いのアナーキーマーク
手の平に書いたなら、
飲み込んで
さあ、行こう!本当の未来
安心していいよ
大事にしまってあるから
君のためだけの鍵穴
新品の朝と夢
そう。退屈を抜け出して
「自由」になるのよ
そして、ふたりは初めて
心から笑えるの
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
俯くときも
微笑むときも
どんな一瞬だって
君を逃したくないから
私の世界は
いつも
君に傾いているの
そして、
君はそれを
まだ知らずにいるけど。
些細な変化も口癖も
君のことは
何もかも、
わかってるつもり
だから、私は
もう気づいてしまった
君の世界が傾く
窓側
あの子の背中
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
スープは
いつか冷めるから
今だけの色を
焼き付ける
ループは
時々怖いから
眠る前
君の指を
そっと掴んで祈る
私が彼に
出来ることは
きっと
もう
何にもないけど
泣いてる暇なんてないの
これから
上達するものが
腐るほど
ここには
溢れてる
未完成の詩
大事に
磨いて笑えば
憂鬱は
未来の肥やしになって
何もかもが
敵じゃなく
私を作る一章説
美味く
できたら
褒めてほしいな
素敵な
夢を見るため
素敵な
愛を知るため
私は
溜め息を
吸い込んで
新しい
スープを届けにゆくの
美味く
できたら
褒めてほしいな
幸福は
一生懸命な
命に添い寝する
幸福は
やがて
君に添い寝する
泣いてる暇なんて
ないよ
手を上げ
声を上げ
ちゃんと
示してくれなきゃ
愛しい誰かは
あなたの
存在にも
気づけない
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
もう戻れない昨日を
少し恋しく思いながら
また、くるしくって
泣いてしまった
あなたは
わたしのことなんて
知らない
届かない
...遠すぎて。
見つけるには
わたしはちいさすぎるわ
掴み取るには
あなたはおおきすぎるの
こんなに
くるしくって
せつないのに
明日は、またやってくる
終わらないループ
終わらないラブレター
届かない
...遠すぎて!
あなたはきらめきすぎる
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
丸い お部屋の[片隅]で
そっと うずくまり 息をする あなた
私は いつかの[残像]とやらを
この目に映して 見てたの かしら
だとすれば そんな [まやかし]
一体 誰がどうして 見せたのかしら
この美しく 清らかな営みを
壊そうとする輩は
何処にだって 潜んで 居る
太陽の半分を 分け合った 朝に
ひっそりと 声を押し殺し 泣いて
心は 世界に 呑み込まれてしまいそうだった
一層 それでもいい と
あの日の[誘惑]に 負けた色彩
愛して居る とか 不変である とか
そんな言葉が欲しいんじゃ ないわ
感情のままに 生き抜くためには
犠牲も代償も厭えない でしょ?
もしも 明日 世界が終わるとして
ひとつだけ 願いが 叶うなら
私は あなたに この痛みを 見せたい
他でもない あなたに
私のすべてを 触れてほしいの
生れ落ちた瞬間から
瞳を閉じる その時まで。
ふたりは 泣いてばかりの
弱虫だったけど
こんな回想も 悪くない
[無意識]での再会を 祈ったら
さぁ しばしの別れ しばしの 休息
丸い 地球の何処かで
今度こそ
[偶然]を 分かち合えるように