詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
どうせ、
これが
最後だと知ってて
のこのこ
体を貸すんだから
あたしは
とんだ馬鹿女だ。
愚痴に
塗れたあの日々と
なんにも変わらない
でも
逢いたいなんて
言われたら、
逢えないなんて
言えないよ
好きだなんて
言われたら、
嫌いだなんて
言えないよ。
今すぐ、今すぐ
答えが欲しい
あなたは
何度も焦らして笑う
言えないよ、
嫌いだなんて
そんなこと言えないよ
本気で
愛してたなんて。
言えないよ
嘘でも
言えないよ
あぁあ。とんだ馬鹿女
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わたしの知らない場所で
世界は回っていて
わたしの知らない時に
昨日が過去になって
わたしの知らない顔に
みんなは変っていて
わたしも知らないうちに
わたしは「大人」だった
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強がりなふたりは
侵食を嫌って
月よりも遠い
遠くへいこうと
トランクに夢を詰めて
鍵をかけたところで
本当は痛がりだから
世界を
信じるのをやめた
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花もいつか枯れるのなら
愛でられる
そのときだけは
あなたにすこし
見てほしい
...美しいうちに。
ひとりさびしく眠る日も
そっと切なさ
濡れる日も
あなたはすこし
居てほしい
...上手に、できたでしょ?
かなしいなんて
いわないよ
痛みのなかのユーウツ
笑顔を見せて
空に投げて
「こんなに、そばに、いる」
あのとき残した
ザンガイに
かけた魔法
祈りも無意味じゃない
そう思える今日
キセキ。繋げた。
嘘もいつか溶けるのなら
愛でられる
そのときのために
わたしはすこし
大人になりたいの
...あなたが居ない朝。
かなしいけど
口笛の練習をするよ
切なさ
空に投げて
爪を噛んで、堪えた
...でも。
ちょっとだけ
今は泣かせてね
背中の翼
重くて
飛べない日もあるから
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たまに、生きてる現実を忘れちゃったり、
なぜか、死んでもいいと思えたり。
愛しているから。すこし、臆病になるわ。
でもね。ときどき、生きてる現在を実感したり、
不意に、死にたくなんかないって思う。
愛しているからこそ、強くもなれるの。
「・・・愛しているの、あなたを」
何度だって言える。
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漂白して、もっと
思い出も未来も。
なにもかも
君だけの色に染めあげて!
攫ってよ、わたしを
どこか遠くに。
めちゃくちゃにされても
...いいよ、
君になら
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鍵を開けてくれたのが
ただ、きみだった
というだけで
本当は
誰でも
よかったのかも
しれなくって。
でも、きみじゃなきゃ
ダメだった
きっと、ダメだったよ!
いまは絶対に、
確信してる。
壊れたドアベル
どうでもよく、なったら
世界のすべてが上の空
・・・本当だよ!
だって、
きみの足音で
わたしは目覚める
だって、
きみの心音で
わたしは眠る
痛みを知るだけじゃ
幸せには、なれないよね?
そこにある愛を
自分で生かさなきゃ
そして
わたしは、また
帰ってゆくの
名もない恋も
ひとつのドラマ
”きみが呼んだら、ぜんぶ、きらめく”
そんな事実を
なにげない真実を
素晴らしい日常を
手探りで!
今日!
見つけたの!
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想いと現実は
相容れないもの?
じゃあ、
想いを曲げる?
背伸びをやめる?
折り合いをつけるのは
結局、君だから
あたしは
なんにもいわないよ
だけど。
人の目よりも、
心の中の
幸福を見抜く千里眼
大切にしてね
直に、春は、来るよ
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経験が、「夢」を濁らせてく
労力や痛みに比例しない
この「幸福」という名のパズル
選択肢を増やすためだけの。
自己満足という名目の。
大義名分?
・・・どうかな。
きっと、どうでもいい遠回りだよ
それは、緩衝材で
それは、劣等感で
それは、麻薬のようなもの
そして。
僕は、いまだにひとり
箱の中身を知らないでいる
あのね、
色んな唄を覚えたかったんだ
様々な言葉と様々な顔
あらゆるものに
何かを
使い果たしたくて。
そうして、いま
自分が居る居場所も
わからないくらい
「生きること」に没頭して
生きてみたくて。
期待したかったんだ
今日、歩く道と
明日、歩く道は
必ずしも繋がってるとは
限らないんだけど
何かせずにはいられない
なぜかしら
届かない手紙も
投函しつづけたら
いつか、報われる日が来そう、
なんてネ。
自分に酔って
ノイズばかりの日常を愛すフリ
ぜんぶ、狂ったんだ。
...あのときの一言で
「心」というもの
僕が思っていた以上に
図太く、卑しく
そして繊細で、
「君」というもの
僕が思っていた以上に
愛しくて、愛しくて・・・
たまらないんだよ。