詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
「夢見るだけなら、タダでしょ?
ずっと、あたしを空想の中に放っておいて」
「やることやってりゃ、いいでしょ?
ずっと、あたしを彼の恋人でいさせて」
君は、これは運命なんだって言った
だから、そういうことにした
でも、あたしだって馬鹿じゃない
夢だけじゃ、お腹は膨れない
もうもう満たされない
だって、コドモじゃない
身体はいつも正直なのよ
驚くほど、心が素直に肯いたから
あの日の言葉、ぜんぶ裏返した
君の写真もぜんぶ裏返して
ハイ、サヨナラ。バイバイ
「夢見るだけなら、タダでしょ?
ずっと、あたしを空想の中に放っておいて」
「やることやってりゃ、いいでしょ?
ずっと、あたしを彼の恋人でいさせて」
信じるだけなら、いいでしょ?
だって、これからもあたしは
あたしと付き合ってかなきゃなんないの
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恥らうとき
そっと、夢で応えて
窓の外に広がる
幸福の色を教えて!
本当は鍵なんて
とっくに失くしてて
でも君になら
簡単に、壊せるはずで...。
切ないけど
まだ、ここで
空の加減、模索している
「君のご機嫌、窺っている」
雨の夜
さまようプラネット
だから、少しだけ
隙につけこんでほしいな
そして
幸福の色は、絶対
君が選んで
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誘うよに泳ぐ背びれ
ちいさな箱のなかで。
けれど掴めず、穴が開いたぜ
うなだれたそのとき
鼈甲飴がぱきん
と割れた
「度胸も慎重も
持ち合わさなけりゃ。」
世界は荒波
向かい風だらけ
そうして今、残された廃棄物
いまだわからぬ
君の所在...。
まぶた
開いたままで
夢見たら
金魚の赤と、黒
鮮明になったよ
あー
出すもの出して
すっきりできる
そんな男が、羨ましいと
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コポコポ...
憂鬱を吐き出して
泡になった痛み
受け流して
でも、不思議...
嘘みたいに
急にラクになって
君の顔
なんだか
遠ざかってったの
重たいなあ。
サイズの合わない
見栄はブカブカ
取り繕った
その傷も
ねえ、
何のために
あるとゆうの?
ラムネとレモネードを
間違えた
かつての日本人みたく。
ほら!君も!
あたしの気持ちを
取り違えてるよ
在りし日の「絶対悪」
燃やした手紙も
あとで、後悔した
現実を遊ばせて
夢を転がして
劣等生と
呼ばれたくなかった
あなた
必要以上に膨れた鎧が
君を自滅に
追い込んだのかな?
だけど、あのとき
何にも言えなかったのは
怖かったからじゃなくて
きっと、
自分が一番
大切だったから。
残ったものは、たったそれだけ
残ったものは
たったそれだけ...
淡い甘さが残る唇に
ほのかな
君のコロン
なんだか、泣けてきちゃうや
P.S
ラムネとレモネードは
全然、違う飲み物です!
もう、間違えたり、しないで。
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心は呼吸を止めたまま
枯れてゆく日を
待つのみで。
君の傍にすら
近づけなくて
なんだか、無性にじれったい。
すべてを拒んで泣いた
あの月日を
忘れたわけはないだろう?
こんなにもどかしくて
苦しいはずの
今も、まだ
何かしらの痛みを
期待していたりする。
君が居た夜、君と居た夜。
空っぽのベッドと
絶望色の朝...。
生々しく臭って
あの光のなか、
吸い込まれ
まるで、
何もなかったかのように
日々は過ぎてゆく。
ただ、ただ過ぎてゆく。
私の目の前を
素通りしてゆく。
お前は無力だと
現実を突き付けてくる。
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恋も毒見は大切だから
たまには疑う行為をするの
あなたは嘘が苦手だから
あたしは視線を逸らさず笑う
恋も毒見が大切だから
たまには焦らして駆け引きするの
あなたは要領が悪いから
あたしは黙って馬乗りで聞き返す
心配しないで、何処にも行かない
あなたが何処かへ
連れて行ってくれるなら
「総ては正夢」
詩を書いたげる
素敵な、素敵な詩
消えないように背中にね
ねえ、知ってる?
あなたがあたしの名前を呼ぶとき
世界は2割増しくらいで
きらめいているのよ
秘密のこころ、見せてあげるわ
あなたが何もかもを
あたしにくれるなら
心配しないで、不機嫌じゃないの
あなたが明日も
傍にいてくれるなら
「総ては正夢」
指輪もずっと、してる
あなたがあの流れ星を
捕まえてくれるなら
心配しないで、何処にも行かない
あなたが約束を
守ってくれるなら
「総ては正夢」「総てが」正夢
永遠をあげるわ
あなたが先に
"永遠"を見せてくれたなら
P.S
忘れないで、ダーリン
あなたと名のつく何もかもは
あたしのもの!
...いいよね?
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ナイフ突き立てて「これが、あたしの誓いなの!」
明日会うときは、たぶん...もう同類ね。
ひねくれ者が集うちいさな部屋
きみは来て、隅を探して
はにかみながら夢は捩じれてく
色んな色がここに欲しいわ
パレットより、キャンバスを満たしたい
様々な言葉で称賛してよ
勝敗より内容を大事にする価値観
きみはあたしに、愛をくれるの?
夢を願えば、それは叶うの?
後悔より、懺悔
弁解よりラヴレターをちょうだい!
早く、急かしてよ。もっと
『未来を忘れないで!』
マゼンタの空、血みどろの。
あの日のふたりみたいな空
きみにも視えるでしょう?
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言いかけて、のみこんだ
君の名前。ふわふわり
からまった髪にくしを入れたら
心まで、どこかに
見失っちゃったみたい,,,
泣き虫な夢だ
ひねくれた愛だ
追いかけた背中も
掴みそこねた、その腕も
まだ、忘れられそうにないよ
君の名前。
ふわふわり
捕まえられないよ,,,
そして、
ここから抜けだせない
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愉しいことと痛いことは
紙一重なのに
私は、またそれを
すぐに忘れてしまう。
想いを守ってばかりじゃ
生きてはゆけなくて
貫くだけでは
成長できなくて...
鋭さに魅せられて
思わず、溜め息がこぼれ
白くなって溶けた
あの冬・あの朝
不恰好でも
待ちつづけたなら
蕾の幾つかは
咲くのかな
でも、待機は放電
“予定は未定”
私は焦って
積み木を崩す...
ほら、いっそ
ぜんぶ摘み取って
種をまくことから
始めてみない?
それこそ
最良な気がしてる
そう思うのは、罪なこと?
私はコレクターに
なりたいわけじゃ、なくて。
本質を映せる
鏡が欲しいよ
もし、強請るなら
ふたり
泣きそうに笑う
ポラロイド
君に撮ってほしい
いま、この瞬間を
採ってほしい
そして、あの鋭さを
いつでも
身に着けられるように
私は鋭角に
こだわりつづけるんだ
“だあれも知らない
ある日の心模様...”