詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
口やかましく
誰かがまた
同じことを言うから
ぼくは少しだけ
曇って、翳る
繊細なふりして
閉ざしたカーテン。
紙ヒコーキは
飛ぶ空を
見失ったんだ
ねぇ。
ここに、ぼくは、いるよ
いつも
人の影を眺めながら
ここに、
ぼくはいるよ
ときどき、君を想いながら
なんだかすごく
馬鹿げてるけど
すべてがまるで
嘘みたいに光ってた
あの朝。
忘れられないこと
認めたくなかっただけで
まだ、たぶん
君のこと
...ホントは、だいすきなんだよ。
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軟弱な私は、
希望の光より
絶望のトドメが
欲しかったのです。
そうしたら、
思いっきり悲観ぶって
泣きわめいて
明日を諦める
理由にできるのです。
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修正できないことが多すぎて
空を見上げたら
泣きそうだった
どうして、あたしは、こうなのかな
答えのない夢は痛い。
屈託ない笑顔で笑う
あの子のようには
振る舞えなくて...
また、卑屈になって
今日を
投げ捨てるの
意味のない遠回り
自分に嘘つくたび、
大切な誰かのことも
裏切ってる気がして
鏡見ないふり...
ほらね。
あたしは
狡賢くなってくけど
尖ったナイフを突き立てる
そんな勇気は
もう、必要ないでしょ?
愛してるって
素直に認めたら
明日は、いつでもやってくるの
だから
少しだけ伸ばした
この手を
どうか、振りほどかないで
本当は
淋しくてたまらない夜に
求めること
怖れていたけど
後悔よりも
進行形の恋を
探して、生きていたいから
何かを掴んで
確かめて。
もっと、形ある今を選ぶために
君の背中
ずっと
追いかけたいの
この夕闇を切り裂く
虹こそがあなた
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夜が明ける頃に出逢えていたなら
急度、“仕合せ”というに相応しかった
今日。戯れ言は肴にもならぬ
赦されてほしいの、もう
多分...言い尽せないさ
大人に成りたがった君に
鋭く返した言葉は、
翻るスカートの様で
けれど甘く、美しいから
私は最後まで
嫌いになれずじまいでした。
溢れる怠惰な、気のない嘘
騙されていようと誓ったのもこの時で
けれど儚く、止め処ないから
私は最期まで
好きと言いつづけるのでしょう。
ちいさな反乱、浅き夢見し...閃光
まだ輝いているの。朝の星
ほら、月はそこに在るから
背を向け耳を塞いで
走り出したって
構わず追いかけてくるんだよ
どんな日にも
或る日の空の刹那の顔
慄き、よろめいて
砕け散りそうになったって
君が望めば必ず微笑むよ
どんな日にも...!
さあ、色はお好みで。補充ならご心配なく
いつだって「君」の中に
すべてが「君の中」に。
そして、私は痛がりなままで好い
甘く美しいから
儚く止め処ないから
約束します。
きっと、夢でまた逢えると...
君の言葉でお別れしましょう。
「要は、浮き沈み。
明日は如何にでもなるものさ!」
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
そばにいて とぎれそうな夜は
いつまでも唄っていて
ゆめみてる朝 きみのこと
ねぇ、むかえにゆくから
まっていて
つかめないゆびさき
光がとろけてく
まつげがおちたら きょうは逢えるかな
こころ ざわめきのなかで
うごけないのよ
そっと、ずっと
泣きやむまで 眠れるまで
生きられるまで
あぁあ きみがいなくても。。。
そばにいて つなぎたい朝が
いつまでも祈っているよ
きざんだら 走りだせるわ
ねぇ、むかえにゆくから
まっていてほしい
そばにいて とぎれそうな夜は
いつまでも唄っていて
夢からさめたら きみのこと
ねぇ、愛しすぎるから
まってるね
レンゲソウ 摘んだ季節が
嘘みたい 嘘みたい
うそじゃ、ない
まつげがおちたら きょうは会える
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
いつからか、フタリの世界は翳り…
まだ、隣にいた日が
昨日のことのように思えるのに
温もりが星の数ほどの
嘘を吸い込んで
それは、ありふれた
ただの夢になってしまったよ。
ワタシはアナタの人形に
なりきろうとして
我慢して、ガマンして
そして許容を超えて…
あの糸は急に切れてしまったんだ
そう、本当に突然に。
けれど、裏切られた今でさえ
憎めないのは、きっと
単なるお遊びなんかじゃなくって
見返りも求めず、ただ無心で
傍にいたいって望んでいたから。
適当な言葉が見当たらなくて
上手に引き止められなくて
小さくなる背中を
黙って見送ってしまった夜
それが、あの日の唯一の後悔…
ワタシは確かに傷ついていたし
アナタは確かに傷つけていた
それが、絶対的な真実で
どうやっても変えられない。
それでも多分…
1年経っても、3年経っても
ここにある愛も
変わらないと思うんだ
変えられないと思うんだ。
ワタシはアナタばかりを追いかけて
死ぬまで、ずっと
報われぬ愛を
この排他的な歌を
紡ぎつづけていくんだよ…
だって、どうしたって
結論はいつも同じで
過去のすべてを否定できなくて
どの夜もどの朝も、
変わらぬ気持ちで
アナタを想ってしまうから…
嘘を吐きだせば
あの温もりは、また
もう一度、よみがえるのかな?
"真夜中の盲信者"
アナタは別の誰かといるのに…
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マルがほしいの。
よくできたねって
いい子だねって
マルがほしいの。
100のバツを帳消しにできる
おっっっきな
マルがほしいの
でも。
いちばんほしいのは
カレンダーの○
私の未来は、まだ
空白だらけで
“ハズレ”ばかりの
スクラッチはいつも
色んな気持ちまで
削り取ってく
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
無意識が
きみを求めてる
愛してほしいって泣いてる
インスピレーションは
いつも正しくて
“真夜中のラヴレター”
こそが
ほんとの気持ち!
だから、ねえ
早く会いにきて
きみにだけ壊せる鍵なの!
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
今日を無意味にしたくなくて
すこしの勇気を振り絞った
怖れを超えて膨らむ想い…
きっともう、止まれない
息継ぎの合間に飛び乗った電車は
あなたの街へとつづいているから
このまま、連れてってよ
ふたりの未来まで
明るい未来まで
どうか連れていって
孤独と戯れる、わたしの雨の夜
濁った窓硝子に溜め息を滲ませて
ねえ。鈍行運転に苛立ってしまう
「本当のことは、何処にあるの?」