詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
歩けども
歩けども
道は暗く
愛せども
愛せども
私は孤独
笑えども
笑えども
明日は奈落
喚けども
喚けども
皆、去って行く
愚か者
蔑まれ
異端の扱い
去り行く
去り行く
皆、逝く
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また、苛まれる
魘される
罵られた日の
世界は、
酷く冷たく
乾いた空気が
言葉
引き千切る
咲かねばならず
「いま、
咲かねばならず。」
蕾の傷は、
雨に傷んで
些細な声でさえ
見落としそうだ
けれど
冬は去り、春が来る
当然のこと
そして
その度に
人肌恋しく
今もまだ、
何かを求めてしまう
孤独
椿の赤々しさ
ねじ花
独り善がり
揺れる影、
そっと
身を預け
人肌恋しく
今もまだ、
何かを求めている
「咲かねばならぬ。」
その営みは、
幾度となく
繰り返されてゆくのだ
あゝ御覧
冬は去り、春が来る
此処にある
体温を
無視したままで
例えば
きみのそれ
わたしに流るる
血液だと
したならば
その心は
きっと
熱く
燃え盛って
語呂合わせの恋
すら
乱れ咲いて
なお
愛しいと
その言葉に
尽きて
望めるだろうに
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好きすぎて
好きすぎて
好きすぎて
好きすぎて
好きすぎて
好きすぎて
好きすぎて、
死にたい。
いま、
死ねたら
あなたのこと
愛したまんまで
来世まで
ゆける
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期待してください
裏切られても
その度に
期待してください
笑ってください
涙流しても
その度に
笑ってください
希望を持ってください
絶望を知っても
その度に
希望を持ってください
夢を見てください
現実に負けそうでも
その度に
夢を見てください
何度でも何度でも
繰り返し
行きましょう
何度でも何度でも
その度に
強く
強く強く
何にも出来ないと
嘆くあなたに
今出来るのは
死なないことです
何度でも何度でも
倒れても
その度に
痛くても
その度に
ほら
得られるものが
きっとあるから
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なけなしの金で
買った、
ちっぽけな愛に
裏切られ、見捨てられ
また、臆病になる
誰だって、損はしたくない
[最小限の努力と代償で得られる、
最大限の幸せ]
でも。
そんなものは、
きっと
何処にもなくって
"落ちてゆくばかりの人生"
今、
雨を凌ぐ為だけに縋る
秘密の近道で
誰にも言えない
こころの、
欠片
そうっと、
鍵を壊した
藻掻いて、足掻いて
「ねえ。
迷い込んでくよ。」
そう
これは、唯の独り言
この世の果ての
果ての
果てまで
明日さえ届かない、
わたしを
掴めない場所
[最小限の努力と代償で得られる、
最大限の幸せ]
うん。
そんなものは、
何処にも
ないんだけどね
まだ、探してる
自分が
傷つかずに済む方法
やっぱり、信じてる
皆を
傷つけずに済む方法
まだ、探してる
ほら。
信じてる
器用で上手な、「生き方」を。
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夕時、道端、
吐き捨てた唾に
精一杯の憎しみ。
そっと、映して
このまま
歩き続けたなら、
いつか
「野垂れ死にできるかな?」
背負った傷を見て、
神父は
懺悔を勧めたが
多分、
そんなんじゃあ
事足りないよ
わたしは、
本心を共有させたくない
覗くなら
何もかも、全て
「引き取ってくれよ」
ああ
そうして、
一人、二人
メモリーを消してゆく
機械が、友情に
価値をつける
こんなに
かなしいものは
ないさ
この世は、分からないことだらけ。
ひしめき合う謎、
手を出したら最後
出口は、
ほらね
何処にもない
「いつになったら、僕は
本当の強さを得るのだろう」
この世は、虚実だらけ
虚実だらけ、だ
安売りの愛、
手を出したら最期
出口は
もう、
何処にもないんだよ
ほんの一時の慰め?なんて
再発して
疼きだすのがオチだ
ねえ
解決には、ならないよ
あくどい感情
腐敗を選んだ
でも、
そんなことは、
とうに知ってる
むしろ、
「如何でも
良くなってしまった」
救いなんて
先の
先の、また先の話
ね。
許容いっぱいだ
この部屋は、
独り言で
埋め尽くされてしまった
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栄えある空
ベルベット・スカイに
今、投げた
後悔を
壊して
積み上げて
濁りない
目で
見据えたなら
きっと
叶えられる気がした
そんな
気がした
さあ
抜け目なく
答えを準備
リズムを刻み
夢を育む
そして
いつも
目の先には
[君がいた]
遠くて近すぎて
時々
見失うけど
ねえ
「同じ空、仰いで何を思う?」
彼方まで
続く
現在と未来の境界線
追いかけて
追い越して
君の背中
ずっと
見ていたいから
笑顔を作ろう
もう
怖いことなど
何にもないと
教えてくれる
零れ落ちそな
ベルベット・スカイの下
親愛なるあなたに
喜びのキスを
冷たい頬に
生命の
煌きを
「泣きたいときには、呼んでね」
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しおらしく
涙目で
少し寝込んでたら
目眩ましの
お祭りがあって
花火の閃光
鋭くって
馬鹿みたいだねって
ただ
笑うしかなかった
とても
かなしい朝でした
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かなしみに魘われた
止まない雨が、
僕を引き止めていた
幾つになっても
この衝動は、
終わらないのだろうと
もう一人の僕が
笑っていた
どうしたらいい
全てが逆さまに
反転しては、
消えてゆくし
何が正しいのかも
分からない
可能性とゆう、
甘い罠に溺れる
いま、
聞いてほしい
この心を信じて
どうにかして
ここで
生きているのに
終わりそうな
呼吸
震わせているのに
君は、
まだ足りないと言う
可笑しいと言う
僕を調教して
飼い馴らして、
何処へ連れて行こうとしているの
どうか、
聞いてほしい
この心の在り処
見つめて
言葉には出来ない
気持ちが
あるよ
戸惑うのは、
見たこともない壁に
気づいたときから
どうか、
聞いてほしい
この心の在り処
教えて
どうか、
聞いてほしい
この心の在り処
見つめて