詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
いたずらっ子
ぽけっと
しれっと
チョコばっかり
食べちゃうんだよお
ぴかっと
さらっと
チョコばっかり
ここにあるんだもん
はやく
こっち
向いて
相槌も
上の空だわ
ほらニュースより
こっちの
ビッグニュース
聞きたくない?
あたしの永久歯が
虫歯で欠けても
いいの?
あたしがこのまま
ぶくぶく太っても
いいの?
太って太って
ひーひー
鳴きだすとき
責任持って
あんたが
受け止めてくれんの?
ちょっと
こっち
向きなさいよ
ねえ
そこの
優柔不断男
みかん食べ過ぎると
手が黄色くなる
なんて
知らないよ
そんなこと
はやく
耳
よこしなさいってば
ちょっと言いすぎたって
本当は
思ってるの
でも
謝ってなんか
やんないけど
とりあえず
今日は
昨日のツケ
明日は
今日のツケ
それでばっちりだわ
で、きっと
明後日は
明日のツケ
1年後も
3年後も
そんな感じで
つづいてゆくわ
ねえ
だから
そんなこんなで
そんな感じで
あんたの
お嫁さんに
してよ
チョコは我慢
するけど
きっとあたし
太るわ
って
性悪男め
こんな台詞
何度
言わせる気?
この子の為に
あんたの
お嫁さんになってやるって
言ってんの
はやく
お嫁さんにしなさい!
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漠然とした日に
輪郭をつけて
少し様になる
ポーズで
微笑んで
あなたが
良いと云えば
きっと
今日も正しくなる
愛しましょう
果てしなく
儚いものと
認め合い
恋しましょう
ただなんとなく
素敵だと思う
こんな時が
素敵だと
あなた、と名のつく
すべてのものが
とても愛しくて
とても
切なくて
それは涙の味
あなたが
好いと云う
それだけで
明日も
救われるのです
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どうしようもなく
空気だけは、澄んでいて
世界は、残酷にも
とても穏やかで
埋まってゆく覚悟
けれど、
また言葉が
暴走を始める
白けた夜に
ナイフを魅せよう
頭上遥か、
もう
忘れ去ろうと
心に「うん」と言わせる
そのくらいの
距離
不器用でごめん
ここに、いさせて
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官能なら、
教えてあげられたけど
本能までは、
突き動かせずに。
果てた魂は、
もう
夢の中
愛した人の額を
舐めて、
その痛みを
誤魔化して
いるんでしょう
涙の乾きが早いのは、
君が
悲しみを
食い尽くして
ちょうど
孕んだ誘惑まで
なかったことに
変えたから
ねえ
今度、
道しるべを
見つけたら
名前を書いて
キスをしておくよ
でも、
きっと君は
また
見なかった顔を
するんだろうけど..
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持て余す虚無感...。
独りきりの部屋は
それすらも
凶器に
変えようとさせる
「誰が、僕の理解者?」
鋭く尖って、
無防備な
あなたの心を
傷つけてしまった
「もう、なんにも、できないよ。」
ぼくは、
自分の胸に
もう一度
釘を突き刺した
どうしたら、笑えるの
心から
そうありたいと
願えるの
思い出せない
古い記憶を
飽きるほど
覗いてみたいって
思うけど
どうしたら、走れるの
心から
そう在れると
信じられる?
追い風吹いて、
めくれた
仮面に
明日の光が反射した
ねえ。
ヒトは誰も強がりで、
ほんとは
弱さ
抱きしめてほしい
ってこと
ぼくが
一番、
知っているから。
あなたの笑い顔、
浮かべて
孤独と眠る夜
「ぎゅっと、してください」
たったひとつ、
気づいた
真実
遠回りして得た、
護るべき
『未来』
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渇きを癒す光も亡く、
真実も失く、保証も無く。
この絆すら
虚言と、知り
下等通念の行き場は、
もう、何処にもありません。
価値を持たない
あたしを
一体、誰が拾ってくれるでしょう
怯えと云う
虚しさから
解放されても、
皆無のような救い
イマ、
あたしも
この隙間風に
気づいたばかりで...
「君は、ちゃっかり、しているね」
空っぽマンホール・向かい風
声をあげて
叫ぶあたしが、
只管に君の支配下。
操作される劣等感
ねえ
愛が生まれたことまで、
「否定したくないの」
確かな日を
間違いと認めたら、
あたしは一生、
君の支配下。
赦されない、
この
世界の果てで
シーツの波間で
空を泳ぐ夢
ばかり
大好きだった、
潮騒の貝殻抱いて
未だ、藻掻いているのです。
ああ
酸素を頂戴
「呼吸の仕方が、わからないの」
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理性トカ、
語りたがる人ほど
本能は暴れん坊だったり...
するよネ
歯止め効かない、欲望で
狂いまくった
その 棒で
今夜
あのコのお部屋
忍び込み
討ち取りますか?
ねえ。
討ち取りますか
いつでも、脳内デート
お気楽ですワね
攻める人間は。
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朝から
ひっきりなしに
携帯が鳴っている
このあいだ
ダウンロードした、
君が好きな
ラッドなんとかってやつ。
でも
言ってることは
よく
わかんない
ただ、
自殺志願者という
言葉だけには
はっきり反応できた
上手いこと
起き上がって
ぼんやり
部屋を見渡して
ああ、終わったや
何にもないや。
そう思いながら
まだ、
空腹なのを
無視して
寝転んだよ
家の電話も
ずうっと、鳴ってる
自己満足の
詩が
ずうっと、廻ってる
空を飛んでく
一羽の鳥に
目を奪われて
そっと
泣きそうになってたの
君が言ったのは
事実ばかりで、
だから
何にも言い返せずに。
私は
腕を切るしか
なかったんだ
それしか
私は知らなかった
「永久幸福論者」に...
私は
なれるかな
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今、
目の前に居る
キミこそ
真実で
真実こそがキミで
唯一、掴めるのも
キミだけ
キミの愛だけで、
怖くないよ
怖くなんて。
願うのは、
いつも
キミのことだけ
溢れだしてく
夢も
光も
ここでは、
確かな
輪郭を描く
形あるものより
ねえ
『私には、大切なものだから。』
遠く雨の中
遥か、
未来に浮かぶ
曖昧な灯火に
ちょっとだけ、
眩暈
そして歩き出すの
『キミがいれば、だいじょうぶ』
怖くなんか、ないよ
暗闇
しとしと
まだ降り続くけど
キミほどに、
確実なものは
ないよ。
窓叩く雨粒
星のラメ・きらめき
瞳に、雫のシール
現在も過去も
確かに
そこには在ったけど
今は夢のようで
これからの私には、
キミと見る
明日が
唯一の真実。
掃き捨てた絶望さえ、
愛しくて
きっと、愛しくて
キミのこと
信じて
『ずっと、待ってる』
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何度も 声 張り上げて
その度 少し
遠ざかってた
君 触れるなら
痛い代償
「所詮は 基地の外 の 御人」
噛み合わないし
相 容れない
互いの棘 で
深く
傷つけ合うだけで
「そうだね」
それならば
いっそ
「終わりにしよう」
イチ ニのサン
で
「なかったことにしよう」
ほぅら
あなたは あなたの
基地へお帰り
あなたは あなたの
基地で
お遊び。
「火傷のない日 が 待ってるよ」
軟弱な生き方 とも
人は
云うけれども