詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
賑わいの街
擦り抜け
誤魔化す孤独
ずっと
燻ったままの
ちいさな硝子の心
虹が出る頃に
も一度
名前
呼んでくれたなら
駆けつけるわ
どんな日でも
あたしは
痛みを
忘れないから
あなたの分まで
背負って
あげる
雑踏に
吸い込まれ
遠のく夢
ちょっと虚ろな
右脳
ばいばい
青い猫に
祈って
いるのよ
君に逢えたら、と
また
君に逢えたら、と
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先刻から
おんなじこと
ばっかり
繰り返してるんだけど
不安になっちゃうわ
君の背中
翼があるから
眩しいわ
太陽に透ける夢
悔しくて
寂しくて
何にもない日に
少し虚ろな
ドリーマー
切なさに
ただ溺れてる
溶けない雪が
まだ
春を塞いでる
あと、ちょっとだけ。
ほんのちょっとの
休息を
そうしたら、
急速
もっと
見つめてね
よりリアルで
鮮明な
あたしの細胞
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少しかなしい時は
とことん泣いて、
堕ちて
後は、這い上がるだけだって
言い聞かせてます
だから、
歌は
私を励ますんじゃなくて
慰めてくれるもの、
痛みをくれるもの
詩は、
頭の中の整理整頓、
みたいな感じ。
褒められるようなことは
ひとつも
してないけど
でも、
褒められたら嬉しいんだ
だって、人間だから
私は、褒められたい
多分、
愛されたい
それでも、
あなたは
待っていてくれるでしょうか
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不覚
一瞬に奪われた
見せしめに
罪人をひとり
ここで、処分してしまおうか
「空を仰げないのは、
追いかけてくる月のせいだよ」
罪悪感だけで
満たされてしまった
もう、これ以上のものなんて
「望めないよ」
「わかってる」って
利口な顔して
大人しくなった本能が
牙をむく
色情に揺れて
声をあげ
泣き散らす
「こんな終わりは、嫌なのに」
心臓を突き刺す
激しい痛み
「せめて、
知らないフリしてくれたら
嬉しい」
逃げる現実
零れ落ちてく
否応なしに
「砂漠」「裁く」
強欲に、
有るものばかり
欲しがった過去
それだけが全てだった
そして、
あれは確かに
紛れもなく
自分自身だった、筈
だけど
傷ついた途端に
薬が、欲しくなる
無邪気すぎる笑顔が、
「残酷」
今の私には
目に沁みて
ただ、ただ「辛い」
「こんな終わりは、厭だけど」
「誰か殺しては、くれまいか?」
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斜にばかり構えた
君の正面を
早く見たい
早く覗いてみたい
生き急ぐ鼓動
限りある
時間のリミット
点滅が始まる
その前に
早く見たい
早く覗いてみたい
邪から始まる
恋もあるよ、と。
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きみは多分
知らないと思うけど、
世の中そんなに
甘くないんだよ
言い訳なんて
通用しないんだよ
きみはいいよね
気楽だからさ
まあ
気楽じゃないとは、
言いませんけど。
でも、気楽でもないです
ヒトは、
無いものをねだるのが常
そして
欲するなら、
それ相応に
代償を払えと
ギヴアンドテイクの
世知辛い社会、
でして
一応それなりに
犠牲にして、
まあ、ナントカ
生きてるわけで
あなたが
私の世界を欲しがって
でも、掴めぬよに
私も
あなたの世界が欲しいけど
掴めません。
まあ、そんなもんです。
道中、胸中
恋に恋する少女のような
気分で
内心、内申
実は、どうでもよかったり。して。
流れゆく日々に任せて
辿り着いた、
その場所に
あなたがいるかどうか、
は
分かりませんが...
まあ。
もしもの、その時は
ひとつ宜しく
"ギヴアンドテイクの代弁者"
ということで。