詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
天衣無縫 と 人は呼ぶよ
何処までも 青い空に
黒いペンキ で
君の名前 を 書いてあげる
君だけが 唯一 変わらないんだ
それって素敵だろう?
叙情詩 なんて要らないよ
何の飾りも ない そのままの
君を生かす鼓動 が全て
僕だけが 唯一 鍵を持ってる
それって素敵 だろう?
誰か にとっての 不幸が
誰か には 恵まれていて
別の 誰か の幸せを
また 誰かは 蔑む
俗世はプラスマイナス
かなしいけど
僕らだけが ずっと
変わらないんだ
それって 素敵だよね
赤いペンキを継ぎ足して
さあ 君ごと
染め抜いてあげる
良いことも悪いことも
二人の前では
同じ
真っ赤な世界に
夢を浸して
僕は書くよ
永遠の二文字
ふたり は ひとつ
ふたり で ひとつ
永遠を見た
確かにあった
だけど失敗だ
もう終わり 手遅れだ
君だけ 去った
僕は 独りぼっち
繋いだ指は硬く 冷たい
僕が 君を 孤独にした
その功罪を
あの 赤い世界 に重ねて
僕は ゆくから
ねえ 待っていて
寂しがり屋な君を
ひとりになんて
出来ない
そうしたら
今度こそ
僕らは 永遠 に なれるヨネ?
(〜容疑者手記より抜粋)
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ちいさな声、震わせて
死んでゆく
淡水魚の紅葉色
群れなす
光に反射した、紫の筋
何度訊ねても
君は、ずっと
黙った侭で
黒い
ダイヤモンドの瞳は
ただ、僕を覗きこんで
視線
送り続けていた
あの日の、
言い知れぬ罪悪感
一度だって、
忘れたコト
ないよ
「もっと、近くに...」
泳ぐは、時代の波で
切り裂くは、
僕を壊してゆく
カタチのない音。
差し出したギターには
目もくれズ
空の粒子に幻覚
未だ,
そうやって泳ぐ。
君。
「どしてかな...」
狭い箱は、君より不幸
青い光も
碧の椅子も
なんにもない
無秩序に、
終わっては始まる
君の住んでいる世界
ああ
明日になれば、
この心は
元の大きさに戻るんだろか
「わからない。
未来のことなんて」
くるり、と
背を向け
歩き出す
ねえ
連れて行ってよ
君の棲む世界へ
僕を、連れて行って
わからないから
未来のことなんて
ちっとも
ちっとも、
わからないから
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わからないことは
教科書に書いてある
って
先生は言っていたけど
あの日の答えは
何処にもなくて
どんな問題集にも
それは
載ってなくて
端っこにあった
くだらない落書きを
黙って見ていた
ずっと見ていた
君が放った
言葉の全てを
ひたすら呟いて
ずっとずっと
考えていたんだ
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また好きになる
あなたを知るたび、
あなたを知るごと。
好きになる
好きになる
そして、思い知るよ
こんなにも
遠いこと。
遠すぎて、
切ないのは
あたしだけじゃ
ないけど。
また好きになる
また見つけてしまう
素敵がありすぎて..
ねえ、困るよ。
あたし、
どうやったって
あなたには
届かないのに..
どうして
こんなに
惹かれてしまうの。
実らない恋の
憂鬱を
知らないわけじゃ
ないのに。
夢に見るほど、
ツヨク
夢に見るたび、
辛く
どうでもいい顔で
背中見送るのも
もう..
疲れちゃったよ
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「誇って言える答え」なんて
僕は
用意していなくって
辿り着いた
曖昧さにも
口をつぐんで黙ってた
不器用者が
精一杯の背伸びで
ちょっと垣間見た
世界の端っこ
上手く言えないけど
もう・・・
自分で自分が
分からなくなってたんだ
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しゃぼん玉、飛ばしては
壊れてく場面
あてもなく眺めてた
こんなにも
自分が
分からなくなってる
「あたし、何処へ行けばいいの」
まだまだ、
伝えてないことが
たくさんあった
ハズなのに
何故かしら
貼りついた、
言葉にならない
想いは
声に出来ぬまま
消化されたの
無邪気にしてれば
見過ごせるトカ
そんな甘い考えを持って
生きてきたから、
後戻りも出来ずに
ハンパな成長
「あたし、誰を愛せばいいの」
彩る街は、無防備
何もかも
捨てて、
忘れて
あの日と同じ
笑い方をしましょう
もう、こんな境遇から
逃げ出すのは
ヤメテ
見つめあいましょう
あなたは、
あたしの行方
識ってる
しゃぼん玉の行方...
識ってる
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ねえ
あなたの並べる
コトバが
あたしには
ちっとも
わからないの
そして
あたしの並べる
コトバが
あなたにも
ちっとも
わからないんでしょ?
ロボットじゃないわ
そんな理屈は
あたしの
脳みそには
インプットされてないの
迎合?
ちょっとだけ
はみ出した
その正義とかゆうもので
あたしを
理解したいのかしら?
あなたは
何を救いたいのかしら?
"一体、何を救えるかしら"
ねえ
もう
諦めなすって
いつまでも
未練がましく
服の袖を引っ張っている
さあ
基地に戻りましょう
それぞれの
場所に
「類は友を呼ぶ」
それなら
待っていればいいわ
あなたの刺が
この目に差さって
明かりを
失ってしまう前に
あたしは
夜を去りましょう
さようなら
基地の外のあなた
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ジグザグのレール
曖昧に進んで
目指すは光の街
けれど
それは遠すぎて
止まったなら
溺れてしまいそうだった
認めたなら
沈んでしまいそうだった
泥の沼
はびこった悪の種に
腕を捕まれて
もう振り返れない
戻れない
孤独な戦いが
明日を
待ってる
さあ
目指すは光の街
どんなに遠くても
たとえば
夢物語としても
船はもう
引き返せない
戻れない
止まったなら
溺れてしまうから
認めたなら
沈んでしまうから
あの日の左腕は
酷く痛んで
未だ
私の心を
締め付けているけれど,,,
「.......... 」
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時間軸・旅する
日曜のアフタヌーン
きみはトリックもなしに
あたしにかけてく
イリュージョン
指を絡ませたら
解くことなんて、できない
2人だけのルールが
インスピレーション
起こしてく
あぁあ
淡い瞳で見据える
虚空に浮かぶ
レモン色のデザートが
瞬きを増やすの
ひたすら。。。
虹色ガードレール
連れてって
真夜中の月明かり
生き急ぐエナジー
解けたら
そこは、確かな未来
2人だけの未来
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[容易い先入観]
支配されるのは
いっつもそんな感じで
気づけば入り込んでて
たまに惑わせるけど
そんなものに
左右されたくなくて
精一杯の理屈でもって
対抗しようとして
イキナリ
出鼻を挫かれたよ
エコーエコーエコーエコー
おんなじ括りで
見られることに
必死の反抗も空しく映り
いつしか諦めに慣れた
大人のつもりで
実は成り切れずに
腐ってたんだ
悲しみが足を
引きずったままの昨日
痛みに告げない[サヨウナラ]
戻れない
嬉しくて
そして哀しくて
だから
先入観は嫌いだ
[妊婦が孕んだ欲の塊]
思いこみは
時として
限界点を超えてゆく
エコーエコーエコーエコー
クライクライクライ暗い