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快感じゃがーの部屋  〜 投稿順表示 〜


[662] mellow line
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




揺れるざわめき
隠せない



傍に居ても
言葉を交わしても...

いつからか、そう



もっと
望んでしまうよ








かなしい夜
くるしい朝

駆けつけてくれるのは



「どうして、君なの」








物分かり良いふりをして
大人のふりをして

苦いコーヒー
選んでみるけど



楽しいふりをして
嬉しいふりをして

飲み干した後に
溶け残った



角砂糖








沈めた声ごと
君に届くかな

震える夢ほど
その祈りは切なく

愛する人へとつづく
この道で

信じて信じて辿れば

いつかは
君に逢えますように








空の青さに
吸い込まれたなら

君のこと

何もかも忘れて
しまえそうで





だけど、止められないの



どんな一日も

誰かのために
生きていたい








傷ついたふりをして
鬱ぎこんだふりをして

甘いココア
選んでみたけど



楽しくないよ
嬉しくなんて、ないよ

飲み干した後の
溶け残った



罪悪感








影落とす声ごと
君に届くかな

受け止めてほしい
ちいさな願いだって

愛しくて愛しくて
ずっと遠すぎて

信じて信じて辿れば

いつかは
君に繋がるように



2012/04/20 (Fri)

[663] 紺碧
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迎えに来たよ





泣き虫な愛を



















冷たい手も

重ね合わせたなら





温かな愛しさに
変わるから




















泣かないで










さあ、今に懸けて
















願っていた
総てを

ぼくが








叶えてあげるよ



2008/04/18 (Fri)

[664] 八百長
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現実逃避だ なんて
哂っていた けど
そんな 他愛無いことで
濁していた のも 束の間

増えてゆく 暗闇 と
隠れてく 本心
光は死んで 今
愛は 見えなくなった

雲 ばかりで
先の見えない空
確かに 君へと
続いていたけど

それは青じゃない
真っ赤な 痛みの色 で
嘘まで溶 かして
罪悪感 を 連れ去った

祈っていたよ
君の全てを
愛していたよ
君のスベテを

ねえ

口から出任せも
いいとこ だね

あの日の後悔は
突き刺さったまま
離れずに

僕の 心の腐敗 を
速めているよ


2008/04/18 (Fri)

[665] 日 付 変 更 線
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流行り 廃り 目まぐるしく
すべてが 入り乱れる
こんな 世界だけれど

いつだって きみを 想ってる

触れることさえ 躊躇って
間合いを 図るばかりの

強かな 昼も

その存在に 何度
救われただろう

失ってでも 得たいものが ある

これだけは 譲れないよ
きみと祝う 密やかな未来

そこに待つ 本当の色に
ふたりの真実 隠れているの

その存在に 何度
救われるだろう? これから

同化 してゆくことも
厭わないのさ

ぼくは そんな恥じらい
抱きしめたいと

ただ ひっそりと 思うだけなのさ


2008/04/18 (Fri)

[666] 日常の地図
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何度も 泣いたり 拒んだり

睨んだり 蹴ったり 怒ったり
痛んだり 病んだり

笑ったり





結局は 好きだった
如何仕様もなく。





"見えない誰かを愛せている"





風は 直止んで
背中を強く 押して

また 少し嬉しくなる





君が待っている





疎ましいことも 沢山あるけど
それさえ 霞んでく朝

言葉途切れてしまう前に

早く早く はやく





逢いたい





常温の中 辿り着いた 愛しさ

初めての気持ち だった
君が 恋と 呼んだ





疎ましいことも 沢山あるけど
それさえ 霞んでく朝

言葉途切れてしまう前に

早く早く はやく





逢いたい





躊躇わない もう
魔法をかけて その指先で

今 愛に変わる前に。





そう

幕は いつだって
開いているから





君が望めば
世界は

微笑むのだから

2008/04/18 (Fri)

[667] モザイク
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肩透かしの明日

赤い色、拭って

僕は強くもなれず

弱くもあれず

剃刀を胸に抱いて眠った

尤もらしい

言い訳だって

見る見る内に

真実味、帯びて

昨日、唯の敗者になった

言葉は掠れて

足元を撫でた

君は、もう居ない

引き際も心得て

さめざめと月が蒼く

融けだしてゆく様な、

予兆に胸騒ぎ

美しいものには、

刺がある

さだめとしたら

幻でも多分、

何だって好かった

息絶えてゆく

白い日よりかは、

一瞬だって

頂点に居たかった

「上り詰めたかった」

モザイクの奥

だあれも知らない顔

そうゆう、

愚者の類の妄想

本当に

それだけの

つまらない僕なんだ





2008/04/18 (Fri)

[668] いとおかし
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傷つけたくないと
願うものばかりなのに



君がする
選択は

いつも





正しさから逸れている








上塗りで重ねてく
塵のよな、恥を



「若さ」と名付けて

片付けるんでしょう
どうせ、また。










ねえ

一言云わせて





あたしは、
そんなに強くないけど



弱くもないのよ








そう

「買い被ってる」










境界が消える頃、

上手いこと
やりこなして

現在を操作してみよう








ねえ

先入観は捨てて





「魂が欲してる」










傷つけたくないと
願うもの、ばかりだから

愛していたいと
願うもの、ばかりだから





それでも、めげずに
ちょっとだけ

笑ってみるの










ほら

今日は、

ドアチェーンを
外して

睡れる





「安堵、包まれた証拠なの」



2008/04/18 (Fri)

[669] 錠剤。
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フアンテイ





ふらふら ゆらゆら

蛇行をしてみる




ふらふら ゆらゆら

抱こうとしてみる










君の匂い くらくら

騙されないぞ





ああ でも やっぱり だめ





吸い寄せられる










ぱらぱら つらつら

日記をめくって




すらすら いらいら

書くことないけど










傍目から見れば
寡黙な 秀才










ペンでリズム 刻んで
時を刻んで

腕を刻んで





はい おしまい















結局 ボクは
テキトーなのさ















あの人の 何もかも 憧れて

飄々 とした 雰囲気や
喋り方だって

真似したり した けど









如何でも いいんだ もう










結局 ボクはテキトー















ひらひら きらきら

翻ったアーガイル




あらあら こらこら

理性
振り切って

突っ走る白けた月












見切り発車も いいところ

でも 結局
ボクはテキトー なんだよ















目覚めた 朝日は
気まずい顔 して

ねえ

いかにも 避けてる感じ





ボクの部屋 には 光が 射さない









カプセルのパステルがグラデ
ライオンのワッペンが

ノアで





横文字社会 に 馴染めずに
弾き出された

おはじき 一つ










新参者よ、先に行け










ああ 胸焼け
いや 胸騒ぎがする





明日は 何して 遊ぼうか?









テキトーに
時間が過ぎてく

2008/04/18 (Fri)

[670] 愛言葉
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あたりまえな
ことほど

みうしないやすい

から


そのたびに
てを

つなごう


こわれたら
つみなおそう


ふたりは
いつも

いっしょ

だよ


2008/04/18 (Fri)

[671] 薔薇の頃
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美しく 咲き乱れる
薔薇の頃 は

誰の元にも 訪れるけれど

それは 一瞬のこと
過ぎてしまえば

次のつぼみの為の
肥やしとなるだけ





美しく 咲き乱れる
薔薇の頃 は

ご覧

夢も恋も
こんなに 輝いている

空は微笑んで
刹那 愛でるよ

手を伸ばしたら
好きなだけ

熟れた林檎を
好きな だけ





美しく 咲き乱れる
薔薇の頃 は

尊きものです。
青く 赤く 淡く

さあ 謳歌しよう
今しか 出来ぬことを

今しか 出来ぬことを
追いかけよう





美しく 咲き乱れる
薔薇の頃 は
一度きり

たった 一度きり

「素敵」

泳いで 渡る夕暮れ

笑って選べる
なんて 麗しき朝





けれど 時々 尖った刺は
人も 己も 傷つけてゆくから..





美しく 咲き乱れる
薔薇の頃 は

どうか



出来るだけのことを
してほしい

今しか 出来ぬことを

あなたに しか
出来ぬことを





存分に彷徨って
そして 味わって





ただ ありのままに
今日も

煌いていてほしい





それだけです





2008/04/18 (Fri)
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