詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
振り向きざまに
懐かしい匂い。
あの日のかさぶた
剥がれてく
心ごと落ちていった
強かで憂鬱な
かなしみの中
もしまた
逢えたとして
今の私は
多分何にも
できそうにないけど
あなたには
変わったねって
言われたいし
変わらないとも
言われたい
...欲張りかな
穏やかに
でも確実に
月日は流れて
それを過去のものに
変えていたから
不思議なくらい
冷静に
アルバムを眺めてるよ
...一年前の隣は
いつも
君だったんだね
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相容れない、元々。
性格トカ
かなり
無理ある
どんな条件
出したって
こっちから願い下げだわ
なのに
愛称決めようと
はしゃぐアンタに
ときめいてる
自分が
苛つく
その本の著者は、
あたしの味方だった
あたしの味方、
のはずだった。
情報箱すら
使いモノになんないし
出陣の狼煙は
まだ
あがらない
迎え撃つ
億万の敵に
囲まれても
あたしは、生きるのか。
すべて手に入れるのは、
不可能だと
アンタの一言で
世界は
変われる気がする
あたしを
愛するとゆうなら、
憎むこともできるでしょう?
此処に、
それを成した
オンナがいるのよ
現実は、
そうであるべきなのに
たった
1ピースの
パズルのようです
根拠が欲しい
実物ぢゃなきゃ
信じない
見つめた先に、
一輪の
アカシアが
咲き誇っていました
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なんか
もう
どうでも
よくなっちゃって
苦しみは
痛みにしか
変わらなくって
現在は今でしかなくって
黒い過去は
ひたすらに重い
未来へとつづく
扉は
いつだって
目の前にあるけど
ちょっとだけ差す
白い光は
掴めそうで
大きすぎて
ぼくの背には重い
どしてだろう
もう
切っちゃおうって
何度も決めたのに
切り裂いてやろうって
決めたのに
どこまでも
どこまでも
ついてくる
まとわりついてくる
ちいさな迷路の中
思考は
押し込められて
きっと
理由なんてないんだ
ただ
動けなくて
その
「重み」の下に
屈してしまった
ぼくが
結局
ダメだった
ってこと
なんだろう
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闇夜に浮かんだ満月を
ひとり
眺めていた
私の居場所は
きっと
何処にもない
物足りなさを埋める朝
蒸かした煙草で
絵を描いて
どうってことないと
笑って見せた
いい加減
こんな
日々にも
飽き飽きしてる
本当は
まだ
願ってるんだ
信じてたいと
願ってるんだ
それでも
神様は
何にも教えてくれない
なら
自分で作るしか
ないじゃない
思い出は
いつも
ただ美しくて
肯定で生んだ
現実の隙間
誰かに見抜いて欲しい
弱さを
時々
ほんの少しだけ
身に着けておくの
見えない
傷跡の烙印に
君を思い起こす日
切なさの瀬戸際で
振り絞る勇気を
世界は
認めずに
ぱりんと
今日は
ひび割れて
すべてがもう終わる
すべてがもう
終わる
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枯れるまで
鳴いたけど、
遂にそれは
限界を知らなかった
どうしたらよいものか
ずっと考えて
考えて考えて
考えていたら
生きたい訳でも
死にたい訳でも
ないことに
気がついたんだよ
ひび割れた
アスファルトの上
脆い影を
踏んで歩いた
歩いて歩いて
歩いたら
思い通りのセカイ
期待すべし未来?
願っても
祈っても
それは
僕の頭の中だけで
保証も
なんにもなくて
刹那
苦しい
こんなとき
君の顔がよぎる
あの頃と変わらぬ
えくぼや
八重歯に
明日が震えて
逃げ出すんだ
それでも
まだ取りとめてる
拙い命
だあれも
気づいてはくれないけど
僕は多分
生きてしまうんだろう
生き抜いてゆくんだろう
意気地なしと
あの娘に叱られても
指を差されて
笑われても
ちいさな望み
持ったまま
中途半端に
乱れてくんだろう
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素知らぬ顔 で
あなたが なぞった
台詞は
無性に
あたしを 悲しくさせた
とにかく
吐きそうになるのを
堪えて
彷徨いながら
夢のなか へと
堕ちたの
降り注ぐ
冷たい光と
無機質な部屋
膝を抱いて
一人
泣き叫ぶ あたし
愛は やがて
壊れゆくことを学び
永遠の約束も
何処にもない と知った
大きすぎる
ダブルベッドの違和感 は
どうにか
やり過ごせたけれど
あなた が いない
それだけのことで
心だけが
どうしようもなく
ただ ただ
不自由な抜け殻に
なってしまったよ
ここ に あたしを
取り戻すとき
それは
本当に
あなたを 乗り越えるとき
だけど
今は まだ
信じられそうにない
月は
太陽なし では
輝けないのよ
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1000回の『嫌い』が
1001回目の『好き』に
転じることも
あるんだとしたら
無意味なことにだって
価値があると思わない?
少なくとも
私は私の為に悪びれる
雷の夜にわざと
『怖くない』って
電話するみたいに
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目を閉じて もし
このあいだのこと
なかったことに なるんなら
どうせ いつかは
溶けちゃうんだから
下半身は切り離して
考えてあげても いいよ
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思い出せないのは
現実じゃなく、
真実
私が
したことは
人として最低な、
だけど、
自分の為には
最高の
ご褒美だった
夜が怖い、
なんて
まだ言ってるの?
瞬きばかりで
知らないんでしょう
本当の世界の美しさ
君は知らないだけ
私は、
いつだって
あなたを想いながら
眠りに就くのよ