詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
深く息して
また、目を閉じて
唇から零れる
あなたの名前
世界は、こんなに色を失くした
俯き加減...
明日の行方も知らない
"昨夜のこと
無かったことになるなら"
幻想、
再び抱きしめて
だけど
気づいてる
鍵はもう、海の底
「今度こそ、本当に独りぼっち」
ぬるい涙の味と温度
懐かしくて
戻ってきてしまった
あの日々に
私は、きっと言うの
"一人でも平気"
無意味な期待、膨らませて...
臆病な
シャーベッツ・アイのテディ
新月の夜に、ちいさな光
そっと照らしてる
でも、まだ
見えない星があるから
夢を歌うよ
今夜、
淡いコーカイに浮かべ
空を伝う祈りの雨
浴びたら、見つけて
私にしかない輝きを
描いたままで、
ずっと待ってるね
「愛してる」
その一言が、
ただ
私は欲しいだけ
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はっとして、
現在に
舞い戻ったとき
遠くに聞こえる
電車の音に
吸い込まれそうに、なったの
でも。
口ばっかりで、
行動も
伴わない私は
おおかみ少女、だなんて
呼ばれているから
どうせ
今日もまた、
追いかけては来ないよ
橋の下に
白い影が、揺らめく
ふわり。
昨日の言葉に、
素直に
凹む朝
ねぇ
どこまで愛してくれるの?
あなたは
いつまで、
傍に
いてくれるの
好き。
とゆうなら
その苦しみも、
一緒に
受け止めて欲しかった
ただ、それだけなのに。
みんな
みんな
追いかけて来ては、
くれないんだ
あたしは、
おおかみ少女だからね
本気を見せてほしくて
試している
だけの
虚勢と強がりを
見抜いてくれる
大人は、
どこにいるかな
とめどなく
とめどなく
溢れだすから
また、唄うのよ
わたし
嘘をうたうよ
気まぐれな空を撃ち
チューインガムで
吹き飛ばす
あぁ
今度、
電車が来たら
もう
あなたにも、逢えない...。
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行かないで。
て
言葉になんなくて
開いた口が
塞がらないとは
このことよ
諦めてた言い訳探しが
始まると
いつの間にやら
想うのは、貴方だけ
愛してる。
が
重すぎたとき
妥協しないのは
目に
見えていて
それでも
願いを胸に
流れ星を待ち続けた
引き裂かれそな
酷く、
孤独な夜
ああ
ここまで
何があったって
離すことなく
掴み続けた
この指が
根負けして
今日、
地を這うなんて、ね。
可笑しくて
でも、笑えない
信じることに
賭けたとしても
そこには
愛も
未来もない
無防備に責めてよ
心で廻る逃避旅
過去の栄光
要らないの
もし
生まれ変われるとしたら
私、何だってするわ
貴方のためなら
何だって、
できるわ!
...だけど。
今更
逢いたい、なんて
云えない
あの日は
なかったことには
ならない
貴方の隣で笑う誰かを
惨めな気持ちで
ただ、見つめているだけ
私が吐いたのは
貴方のための嘘
でもね、
それは建前で
いちばん愛しいのは
自分自身だったんだ
ほら
やっぱり
会いたい、なんて
言えない
明日は、そばにいて
なんて。
死んでも...言えない
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占拠された心
呼びかける愛も
現在には
伝わらず
知らぬ間に
方角を変えた明日
つまりは
[最終宣告]
だけど
想うことを
止められないんだ
透けてく夢に
持て囃されて
絶望だけが
色を
染めても
悔やんだりしないよ
あなたと選んだ道で
鏡にあるのは
いつも
見失うことのない
今
その向こうには
きっと・・・
いつだって
きっと・・・
対称的な
幻と
過ちの図画
神様の涙に
さあ
跪いて・・・
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なんにもない!
と
嘆くきみに
いいこと教えたげる
なんにもない
ということは
正も負も
ないってことで
痛みも偽りもない
ってことで
空っぽだってことで
それはつまり!
無限の可能性に
満たされている
ってことなんだよ
夢だけつめこんで
心
いっぱいにしたなら
ほら
また歩きだせる
好きなだけ
新しい空気を吸って
大きく手を振ろう!
生きてる限り
終わらない夢が
ある
ねえ
太陽は日々
生まれ変わってるんだよ
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君は、聞き入れない
音を、聞き入れない
除外した世界に
夢を並べて、
這いずり回っているのだ
君は、認めない
今を、認めない
だから
言葉に
いつも
穴が開いてる
さあ
色のない妄想、で
女を犯してみよ
孕ますことは出来たか
その顔は
苦痛に、
歪んでいたか?
なあ
君は、
そんなにも
「孤独なのか?」
それは
存外、
容易くて
君の血と肉は
あまりにも不味かった
だから、
言葉が地面に
死んでいて
届かぬ声が
哀れなのかい?
それじゃあ
私は
夜、
明かりのない部屋で
佇んだ背中に
ナイフを
突き立てよう
そして
君は、
初めて気づくだろう
生きたい、と願う
その
心臓の在りかを
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たまに 嬉しいのは
夜の身勝手さ
傷つくこともあるけど
都合のいい日には
味方に 成って
くるりくるりら
目が廻りそな
早朝の恋人たちの歌
繋ぎだす
気配で 読み取ってくれる
日も嬉しい
傍にいて良かった なんて
こんなとき
心から そう感じてる
くらりくらくら
恋が翻弄
懲りないよ 終わりまで
ねえ 愛で操作
タイミングも ひとつ間違えたら
危険なスイッチ
毒見合戦 みたい
それでも
まだ 間に合うなら
ちょっとだけ
心を許してみてよ
色んなことを
人は 言うけど
色んな夢が
散ってゆくけど
大事なのは 一握りくらい
もっと 大事なのは
人差し指の先くらい
もう
見落とさないで
胸に手を当て 聴いた
君の温かな返答
けろりと笑って
祈りは過ぎたよ
今日の日が
在り来たりな風景で
何だかとても
そう とっても
幸せだったの
ほんの少しの 気紛れが
総てを左右する
空は
霧のなかでも
確かに青いんだ