詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
蒼く、澄み切った空
重すぎる痛み
病んでゆく心
もう
何も映さない
容易く
折れてしまいそうな
真実
この、両手に握り締め
もう何も映さない
もう、
何も映せない
辿り着く答えは
いつも
同じで
浮かび来る気持ちも
きっと
変わらず
今日。
果てしない
未来を
切り裂いて
大人になれない
自分を
抱くだけ
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硝子みたいに
傷つくだけの
恋愛ならば
終わりにしよう
互いの心
探り合うよな
痛い日々など
慰めにもならぬ
君と残した
現実と感情
ひとり選別して
君が遺した
真実と現状
語り餞別にして
旅立ちの日は
恐れのない空
仰げばきっと
君も笑ってくれると
信じて
「無駄にはせんよ」
明日は長い
揺れる心も
総てが糧だ
君が泣きながら
眠りに就く夜に
少しでも
思い出してもらえたら...
こんなに
嬉しいことはないよ
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何もかもが
純粋で
澄み切って見えた時代
僕らは
どんな夢や
希望に
恋焦がれていたんだろう
腐乱していく
心には
真実さえ響かなくて
きっと
それは
誰もが抱いてる
空しさの嵐
覗きこむ勇気すらなく
立ちすくんだ
この道で
幼い心に
全てを隠して
痛みに気づかぬふりをした
それでも
確かに愛して欲しいと
嘆いている
ちいさな
ちいさな本能が
引っ込みのつかない
醜い笑顔を
曝け出したままだよ。
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かなしみに抱き寄せられ
明日が見えない
暗号を教えて
愛してる、
なんて
言葉にはできない
最近じゃ
ツマラナイ噂だって
立って
前みたいに、
気軽に声かけられなくて
友達とも
ギクシャクして
何だか
居場所失くしてる
止めないで、愛を
醒めないで、夢よ
あなたが
素敵に見えるのは、
着飾っているからじゃない
かなしみに抱き寄せられ
明日が見えない
ほんの少し、教えて
酔いしれた、
熱帯夜のよに
そっと
孤独を噛みしめて。
こんなんじゃ、
きっと駄目になるって
分かってた
いつからか気づいてて
誰かとは、
上手くやれずに
何だか
心が病んでいく
已めないで、幻
明けないで、暁
あなたが美しいのは、
生まれたままの姿
だから。
かなしみに抱き寄せられ
明日が見えない
全てが見えない
寂しくて、
こんな夜は
もう
寝ましょう
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逢いたくて
逢えなくて
世界は
新しい色に
染められて
風が
吹いた瞬間に
ふたりの
全てが
見えるもの
としたら
せめてもの
救い
の為に
微笑んでいて欲しい
あなただけは
夢の中でなら
きっと
そう
言えるのに。
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ユーウツを掻き立てる
騒々しい この奇怪な音
ふてぶてしい この機械な身と
横たわったまま
果てしなく 理想を描いてる
"痛々しいよね"
娼婦の本音
なんか もう孤独
泣く暇もなく 大人になって
つまずくこともなく
走れるように なった
でも
それだけじゃあ
駄目だってこと
今更 気づいてもね
遅すぎるんだけど
ぴりぴりする 罪悪の風が
頬を掠めて 夜毎
攻めてくる
時に言葉で ときに暴力で
けど
言葉ほど 確かで
曖昧なものも ないから
打たれ強いふり
してても
傷つくのは 必ずボクで
そんな弱さに
すがってしまうのは
弁護より 何より
自己満足の為 だ
芸術家気取り
素直に ぶってくれる 君
好きだよ 好きだよ
だから何
言葉ほど 確かで
曖昧なものも 無い
口先で愛せるなら
そんなの
初めから
要らなかったことで
それでも
ユーワクは 止まらないんだよ
だって 神は 言葉を 与えた
隙間風 夜通し
張り裂けそうで
素直に なれる なら
今 ぶってほしい
好きだよ 好きだよ
でも
だから何
好きだよ 好きだよ
誘惑が
止まらない!
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ストロベリー・ミルクに
溶かす
恋の片鱗
欠片、拾い集めて
も一度
キスで揺り起こして
詩集に挿んだ栞から
あの日の香り
確かに感じたの
見つめ直して
色とりどりの、愛
あなたが
居れば
明日は、いらない
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冷たい眼 をして
どうってことない フリで
あなたの 浮かべた
涙に キスして
後悔に 揺れていた
新しい夢を 待った
やさしい言葉 に
また 突き動かされて
夕べ 浮かべた
弱音を捨てて
愛が 燃えていた
いま 痛みに 藻掻いた
嘘を吐いて 走り抜くのか
手を取って
立ち上がるのか
選べない
選びたく ない
この世界は
かなしいこと に
溢れているから
だけど
あなたが 好きと 云った
"まっすぐな瞳"に
映る希望も
もう 掻き消されたよ
"全部 ぜんぶ
消えてしまったの,,,"
ぽつりと 落とす
孤独は スポットライト
空いたままの
右手も
閉じ込めて
いっそ凍えて
昨日に 倒れたい
いっそ凍えて
明日を
殴り飛ばしたい
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『正しくない』から
『歪』
と書くけど
そこに
間違いも
なんにもなくて
ちょっとくらい
間が抜けてるほうが
たのしいし
歪んでいるのも
きっと
おもしろいと思うよ
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祈りのない明日へと
向かう夜は、
かなしくなります。
どうしようもないことが
この世にも在ることを
思い知らされます。
「あなたは、何をしているでしょうか?」
刹那、
満たされた胸に
穴を開けて
空へと飛んでゆけたなら
今すぐに
抱き締められたのに...
けれど、それも
自己弁護でしかなく
むなしくなります。
「あなたは、何処にいるのでしょうか?」
毎晩、心を飾って
言葉で慰めて
魂を隠して
しかし
あなたの為にしたことが
逆に、
あなたを傷つけて
それからのことは
わたしにも知りえない、
遠い未来の話だけれど
やはり
気がかりなのは
相変わらずです。
あなたは、何をしているでしょうか
あなたは、何処にいるのでしょうか
あの日
引き止められなかった痛みは、
消えぬまま
隙間風にさらされて
日に日に、
後悔を増やすばかりです。