詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
称賛されたい訳じゃ、ない
同調してほしい訳
でもない
ただ、
今ここに
繋ぎ止めておきたくて。
刻んでおきたくて。
その為の行為、に
「付随してきた結果」
である
とゆうだけのこと
それでも嬉しくて
素直に
嬉しくて。
『繋がってたいよ』
ねぇ。
見知らぬ誰か、に
私は心を届けたい
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
細い糸の上
端から端まで
渡りきって
得意気に笑う
君が
あまりにもかなしすぎた
ポケットやら
引き出しやら
色んな愛を弄ったけれど
正しい答え
は
持ち合わせていなくって。
濡れる瞳に
隠した本音は
あの夜に
置き忘れてきたまま
「君、おおかみ少年」
縋りつく為だけの
安易な夢を
知っていて
私は差し出したけれど
罪悪感は
消えないよ
この気持ちを
上手く
表す
言葉も見つからなくって。
ねえ
私は
まだ見失い続けてるよ
先を行く
ちいさな
背中の後ろで
それは
それは残酷な
辺り一面の芥子の花
ふやけたやさしさが
生温い現実を
包んでいた
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
もしも
生まれ変われるなら
あなたの背の翼になって
この広い
広い空を
自由に飛び回るんだ
ホントの青さ
やさしい橙色
透き通る白や
淡い
紫の筋
何もかも
裏の裏まで
あなたのために見せてあげるの
震えるほど
聡明な明日や
傷つくことの勇気
信じることが
素敵な未来
そして
時には、
あなたをかばう嘘も
あること
何もかも
ぜんぶぜんぶ
あなたのために
教えてあげるよ
生きることを
諦めないあなたに
どうか、幸あれ!
僕は
いつだって
昨日の君を想ってるから...。
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
土星の輪くぐって
流れ星をよけて
逢いに来て
はやく
光より早く
鍵は掛けずに
ずっと
待ってるね
もう
迷わないよに
地図も送るね
二人のために世界が廻る日
錯覚も
ちょっぴり
嬉しくて
オリーブの馨りに
包まれた
朝
素敵な夢が
期待を
確信に変えた
青白く揺れる
あの
月の裏に
秘密の約束
刻んでおくよ
「幸せ
になりたいなら
時々
自分勝手も必要だわ」
木製のソリに乗って
祈りの箱を詰めて
逢いに来て
はやく
光より早く
初雪より
早く
逢いに来てほしい
「マフィンも
たくさん
焼いておくから」
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
まったく図々しいと思わないか
言葉で殺しといて自分は
傷つきたくはないだなんて
世界地図を開けば日本なんて
真ん中じゃなくて端っこだし
むかつくことも多すぎる世の中
キーボードの埃を熱心に掃除する君
たまに犬になりたいとか思うよ
一日の大半を夢の中で過ごすような。
骨を貰って喜べるような
そんな生活の一部になりたい
人間にもしっぽがあればなあって
本気で思ったりもしてるんだ
それさえあれば君の嘘も見抜けて
本当に喜んでくれることを
ちゃんと出来た気がするのに
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
蛇に噛まれたんだ
わかる?ここ
そう。
歯痕が
やけに生々しい
あのギラギラ
思い出すだけで
背中が
ゾッてなる
蚊なら
容易く殺すのに
どうして
誰も
蛍を殺さないの?
眩すぎて
ぼくには
要らないなァ...
目を閉じて
考える
きみのこと
毎夜
ワルツを踊らされて
楽しそうな
カオをしている
アインシュタイン博士に
愛された
あなたになら
分かるでしょう?
この意味が
世界が
きみに
笑わない訳が。
ねぇ
空が青いよ
落ちてきそう...
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
「どうせ、また虚言癖だろ?」
それだけで
片付けられてしまう
私の重み
ねえ
リアルが欲しいよ
強さが
欲しいよ
壊されたくないんだよ
もう
誰の言葉にも
容易く
傷ついては
いられないんだもの
だって
明日が待ってること
思い出したからね
昨日は、
サヨナラも言わずに
逃げちゃったけどね
だから、
嘘でも良くって
真実でも善くって
遊びでも好くって
練習なら、ちょうどいい
あいこでもいいや
決着、
なんかより
つけたいのは
美しい思い出の付箋
抱きしめたいの
力一杯
"現在"を感じて、
も一度
行きたい
次に出会う時、
チョキでもグーでも
多分
後悔はないよ
「リアルがいい」
例えば、
本当に虚言だとしても
ね
この気持ちに
心で
触れてくれたなら、
それだけで、
総ては
終わるはずなの。
引き分け、にして
前に進もう
心配は要らないよ
「痛みが、あの愛を、忘れないから」
絶対に
絶対に
忘れないから
過去になるなら
それが
本望
私は、
今日を生きるまで。
なの
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
はじめての恋 は ミントの味
揺れながら
歩いた
アスファルト
目が合うだけ で
嬉しくて
その度に 過呼吸
胸が 騒いだ
2度目の恋 は はちみつの味
甘すぎる毎日 が
こわいくらいに
透き通っていて
君は
いつも 穏やかな顔で
微笑んで
頭を撫でてくれた
3度目の恋 は メンソールの味
時々
苦いあの 感じ
嘘吐きな君に
翻弄されて
でも 好きで
楽しいこともあった けど
上手くはゆかない
現実を
知ったよ
4度目の恋 は 血液の味
好きばかりじゃ
だめなんだと
気づいた
19の冬
愛されたい
が故に
口をつぐんだ日々 より
あの日の痛み が
勝ってしまったの
そして今
5度目の恋 は バニラの味
甘辛い
この距離 を
大切にしていたい
壊れてしまう
約束が
あることも 知っている けど
ねえ
これが
最後のフレバー に なるように
明日も隣で
笑って みるよ
そうしたら
答えは
返ってくるから
ずっとこのままで
ずっとこのままで
これが
最後のフレバーに
なるように