詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
人は、
移りゆく日々の中に
大事な何かを見落として
幸せの意味を
履き違えたまま
疑うこともせず、
突き進んでしまうんだ
手に入れた時
初めて気づく
狂わされた
"幸福のスイッチ"
本当に大切なことほど、
「物足りない」
と感じるのは
見慣れた
現代の虚飾のツケかな
日々、
少しずつ
ズレてゆく
歯車の不協和音
若さが、
明日の重みを
忘れる
伝えたい想いは、
空に
かき消され
伝えたい
誰かには。
もう、届かない...
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恋文書いて
翌る朝
届けたら
君は
何ていうだろ?
照れるかな
抱きしめるかな
なんでもいいから
笑ってほしい
識らない
素敵
教えてあげたい
もっと嫉妬
そっと
やっと
で、明日はきっと。。。
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今朝は祈りの時間
止め処ないよ
涙も気持ちも
月影に揺れたまま
もう
歩けなくて...
一人きり
強がって
突っぱねた台詞を
心が
なぞってる
明けない夜が
あるとすれば...
きっと今だわ
ねえ
"後悔"で
片付けられる?
"過ち"で
全てなくなる?
「正しさ」を
教えて欲しかったけど...
見つめられないの
正面の君は眩しすぎて
ただ
手の届かない人
終わりがやってくる
痛みは果てしなくて
不満は
積もるばかりで
それでも
前に進まなきゃ
死んでしまいそうなの
生きてく意味を
忘れてしまう前に
お姫様ごっこは
もう
終わりよ
硝子の靴
脱ぎ捨てて
思い出に変えるのが今だわ
見つめられないの
記憶はまだ鮮やかで
ただ
背中しか見えなくて
でも
終わりはやってきた
生きる意味をくれた
あなたを失って
生きる意味を
思い出す為
あなたを忘れて...
どうしようもないけど
いきなり
強くはなれないの
硝子の靴
脱ぎ捨てて
別の誰かを待っているだけ
当てもなく
別の誰かを
待っているだけ
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肯定された
君の目論み
否定された
私の試み...
つまりは
有り余る入れ物も
中身が伴わなけりゃあ。
クズ同然
その色や大きさに
何度、魅せられたとして
実用性のない夢なら
『仕様がないよ』
さよなら
もう、理由は要らないから。
静かな海に
きらめく朝日を映そう
望むは、涙が
枯れ果てた後の
ささやかな
ささやかな
一筋の優しさ
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星空に祈る
いま
心の詩
そっとなぞり、
何度だって
言い聞かせる
何度でも、
何度でも...。
生きている限り
終わることない
この唄を
あなたは、
早く完結させようと
急ぎ足になってるだけ
ただ、
ひとつ
ここにある
美化された日々の
鋭い痛み
侵入者は
甘く蕩けて
恋を知り
少し、
憂いて泣きました。
切なさの理由
多分、
分かっているけど
ほんのちょっと
怖いから
まだ知らない顔をさせて
言い訳じゃなく
「休息時間」
明日は
立ち上がって
また、笑うだろう
どうせなら
素敵な
夢がいいから
味見をしたいんだ
出来れば
誰かの傍で...
君の傍で...。
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震えて・いるの
怯えた眼を・して
この世界の
何もかも
憂いて・いるの
何処までも
果てしなく・つづく
長い道
挑発・する・ゆらめき
祈り
遮る・尊き声と
二人きりで
見ていた
薄っぺらな・日の出
やがて・迫り来る
現実
とゆう名の
不協和音
迎え撃ち
気づき・たく・ない
想いと
大人に・なれぬ
半端な挫折
諦める理由
には
事足りないかなあ
ちょっと
さあ・嘆いて
ひとり
うつむきの美学
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補っても繕っても
何故足りぬ
何故足りぬ
偽っても強がっても
何故足りぬ
何故足りぬ
十二分に満たしても
やがて
腹は減りゆき、
愛も消化され
また
満たされない
乳飲み子のように
散々泣いて
喚くだけの一日
"何処に、そんな力を隠していたのだ?"
使い果たすは
本能
その為ならば本望
発揮するなら
今、この時で
それは
本当に他愛のないこと
あの夜
コンクリートに阻まれた
祈りは
ほら
ここにある
確かにある
渋滞の波に掻き消された
声も
いまここにある
確かにある
それでも
星の見えない
夜空なら
騒音ばかりの明日なら
障害のない道に
あったとして
変わらない未来、なんだろう
真価は誰にも定められない
それこそが、
揺るぎない
さあ
見破るなら
今、この時で
それは
本当に他愛のない全て
腹が減っては
戦は出来ぬ
また、愛も出来ぬ
恋も出来ぬ
月の満ち欠けに
支配された
世界で
足りない現実を
僻まないことだ
独り善がりの
戯れ言も
耳に入れてくれる者が
居るならば
それは
決して不幸などではない
と云えよう
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とめどなく
かなしみは降り積もり
味気なく
見え透いた未来には
誰の足音もない
これから
幾らでも
綴ってゆけるだろう
その白いキャンバスに
迷いなく
一番に倒れこんだ
瀕死の愛
埋もれる夢に
大粒の涙ですら
叶わず
後悔が叫ぶのは
ただひとつ
あの日の選択
ああ
知らばっくれるのも
いいとこだ
枯れゆく今日は
また
祈りのなか...。
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何かを得る喜びも
積み重ねたなら、
何かを失う
恐怖に
すり替わって
ねえ
いつまで経っても
ボクは、
満たされることが
ないんだ
不思議だよね
あの頃のほうが
ずっと
素直に
笑えていたのにね
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爪を立て
牙をむき
不条理に
泣いたとしても
明日
そこに何一つ
届かなかったとしても
死んでゆく声にこそ
本当の
強さがあるから
絶望の中でも
決して
君は
汚されることなどないのだろう
笑うなら
とびきりの夢で
願うなら
最高の愛で
求めることを
捨てたりしないで
追いかける
その目に
意味が
あるのさ
だから
君は
迷わずゆけば
いいよ
恐れなどない
未来へ
今
確かな歩みで
さぁ
その土を蹴って