詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
曖昧で単純で難解な
黒と白と灰色
共存世界
耳を塞いだ
今朝の
憂鬱
残酷なほどに
君がやさしい
束の間の平穏
誰かは笑うけど
私は
信じてたいの
ここにある夢
可能性で片付けるなら
未来だって
絶対
ひとつじゃないから
眠りから醒めて
感じた
確かな気持ち
私は
私を
何度でも
やり直す
心が
そっと息を止めたら
あなたは
笑って言うでしょう
それが恋なんだと
ああ
全部
君のもの
君だけのもの
望むなら
あげたい
すべての色彩
「曇りの日のやさしさ」
救われる
愛も
きっとあるはず
願う想いが
空を
動かすと
気づいたら
ふたりは
もう止まらない
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頷くことは
とても容易で
首を
横に振るのも
むつかしくはない
指一本の
そんな
楽な生き方
だけど
掴める答えは
いつも檻の中
本当に欲しい
夢の色彩に
目が眩んで
君は
嘘吐きになった
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きっと
君は
泣くだろうから
とりあえず
"今日"は
放っておいて
何にも言わずに
裸のままで
ただ
抱き合って
眠って終えた
でも
多分
君は
分かってたんだと思う
情緒のかけらもない
あっけない
迎えだったけど
琴線に触れる
言葉
そっと笑ったら
すべてが
こうなるべきだと
ひとつ悟って
すべてが
こうなるべきだと
あとひとつ
諦めて
今にして思えば
この
再生こそが
崩壊への
カウントダウン
だったんだね
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孤独と じゃれあう日
春は まだ遠く
冷たく 渇き切った大地に
私は 種を蒔くけれど
何故だか とても怖くって
水を 与えられずにいる
それだけの日
ただ それだけの日
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もっと
空が
滲んでゆくとき
心は
頂点で
憂いを学ぶ
鮮やか過ぎて
多分
だめだと知った
未来が
君だけを手招き
いま
ひとり相撲
夢のなかで
愛のなかで
そろぅり
歌になる
波の音
必然とか
運命だとか
言葉に擬えたがる
人という
弱きもの
それは
とてもとても
愛おしきもの
愛おしき、弱きもの。
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ぶらんこキングの口癖
「Life goes on!」
つまり
道は続いてるってことで
終わらない限り
続いてるってことで
続けることが
できるってことで
それって素敵じゃん!
高く、高く
もっと高く!
漕いでみせてよ
ぶらんこキング
水平線に並んだ
真新しい船は
何処へでも行けそな
そんな錯覚
けれど
守られた檻の中
どんなに
声を張り上げたって
誰も信じちゃくれなくて
結局
すべては届かずに
遮断された世界に
消えていってしまうね
繋がれた鎖が
かなしくて
泣き出しそうで
でも
堪えてた
ぶらんこキングは
ただ黙って
笑っていたから
私も黙って
笑顔を作った
ねえ
ぶらんこキング?
お願いがあるの
あの太陽まで
私を連れていって
その王冠が
伊達ではないこと
証明して
ちゃんと私に
見せて欲しい
よしきた承知と
ぐんぐん速度上げて
近づく空と
伸びてく影と
笑い合うひと時に
きっと
言葉は要らなかった
ぶらんこキングの口癖
「Life goes on!」
すべてが
そこに
行きつく気がした
「大人になんか、ならないで...」
あの日
微かに呟いた
多分
守れない約束に
微笑んだあなたは
酷く
美しく見えました
落とした視線の先
何があるかも
知らず...
そう
私は
あなたに
強い憧れを
抱いていたんだ
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もう
こんな毎日が
不幸だなんて
思わない
慣れれば
世界は
傾いていても
普通だし
地球は
どんな時にも
丸い
ときどき
言葉で
自分を護ろう
あの子よりはマシ
あの人よりは
恵まれてる
判断基準に
自己満足の+α
私は気持ちを
大事にしたいから
誰かの為に
死んだりはしない
甘やかして
頷いてほしいだけの
自慰なら
ひたすらに
弱さを
書き連ねればいい
だけど
ねえ
今度は
君の包帯だらけの
心に
いつか
抜けない矢を
射れたらと思う
その泥は甘くない
君の舌が
麻痺してる
たった
それだけの夜
並べた
うわべの虚飾
本当の美しさに
気づける日が
多分
あなたの命日に
なるんだろう
大人に成り切れぬ
可哀想な女の子
君の味方は
何処にも
いない
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立ち向かう勇気は
何処にある?
霧の中
ただ
手探りで
突き進んでく
この螺旋
君がいない
現実が
多分
ちょっと
重すぎて
これは
逃避とかゆう
最低な結末
ねえ
弱さなら
幾らでも
認めていられるのに...
「幸せの真似して、疲れた」
背中に
黒い羽根が生えたら
いよいよお楽しみ
さあ
証拠は
見えない森の中に
清らかな
瞳に
悪夢を映して
素晴らしく
美しい
ドラマチックなお別れを!
培養された
殺人願望
注ぐため
彼に注ぐため
きっと
あたしは
生まれた
それが全て