詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
夜通し泣いて、腫らした眼
ピンクの空に
滲む
末期的五月病。
このまま、
枯らせば
楽になるかなあ
あなたがくれた、ゼラニューム
弱さを身につけ
笑うときには、
孤独の意味を忘れていられた
だけど
本当に
一人になってしまった今は
怖くて、強がる夢ばかり
繊細な音
胸の鼓動を浚い、
何だか
泣きそうになったけど
知りたい
その先に
触れられない指
今日、
また藻掻いて
溺れる朝
甘い詩、立ち眩み
潜在醜悪
被害妄想
どうして
ねえ
世界は、
あたしだけを
除け者にしようとしているの
このまま、
枯らせば
きっと
楽になるはずなのに
咲きたいと願うたび、
ここで
真実は濁ってゆく
本能の生、理性の死
幸福な愛が
在る
遥か、未来の場所
清廉な人
永遠に、恋
甘い詩、立ち眩み
劣等体勢
このまま、
枯らせば
きっと
楽になれるはず
それでも
祈りを遮る
卑猥な
悪夢
ここで、
心は
死ぬことを諦めず
知りたい
その先は
触れられない指
今日、
また藻掻いて
溺れゆく
朝
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広がる世界
目を凝らして見ても
些細な真実に
躓いて、また痛む
此処にある夢は
叶わないものだと
認めたとき、
君は大人になるの?
星の様に
然り気なくそこで
輝いてみても
数多の光の中では
取るに足らない色
僕は、言葉を知らない悪魔
流れてゆく日常の
輪郭を忘れたままで
今、飛び立つんだとしたら
ちょうど鋭く尖った夜の
恐れも知らずに居た
あの頃のふたり
返事もない
リビングの隅で君は
まだ、落書きみたいな愛
大事にしてるのかな
空を見上げ
もう泣かないと決めた
強くなる為には
汚れるしかなかった
花を折って蕾を伏せた
黒い人を追いかけた
心が侵される前に
君は、うん。と言った
明日、ふたりは共犯なんだ
選べない道を
決められた道を
選ばれた僕は
選ばれた君と
もう一度
何かは語りかける
もう二度と
ふたりは
ふたりは
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幻想で捨て去って
アンチが騒いでる
母数が多いのだから
そんな日もあるよ。と
言葉巧み、百日紅
ちょっとの後悔で
片付けたくない
ずうっとそこに
立ち尽くしてた
痛むので暫らくは
一人にしてください
さよならを言う暇、さえもなく...
悲しみがあった
苦しみがあった
今日は、
その分輝いて見えた
すべてが好きとは
決して云えない
けれど
すべてを捧げて
生きる価値は、あるでしょう
あのとき飲み込まれ
渦の中
泣きそうで
誰かの背中には
永遠、と
書かれているのを見た
盛者必衰
それが
正しいことだとしても
それでも
暫らくは
酔わせていてくれませんか
本当に
本当に、嬉しいから...
生まれたとき
きっと、そうだったと思う
美談にしたい訳ではないけど。
生まれたとき
きっと、そうだったと思う
この声がずうっと
そこに、ただ響いていて
心臓が覚えていた
あの赤を忘れるなと
心臓が歌っていた
あの夢を忘れるな、と。
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あんまり、急かさないでね
時々は
心
焦るけど
気持ち、追いつかない
少しの夢を
覗いて
きみといた2LDK
独り身には、広すぎる
"そばにいて"
今更
わがままのお出まし
何度も鍵、掛けて
空っぽに
なるまで
待てないよ
神様は
目も合わせてくれない
忘れたいことばかり
平穏な、
日常の食卓で
意地らしく微笑んだ
誘ってるKNIFE
赤信号
焦らす憂鬱
"冷たいね"
今日は、
もう半ば呆れ気味に
眠らせて欲しいから
本当のことだけ
そこに持ってて
不思議な唄
紡ぐ朝
落書きだらけの
こんな世界で
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空が遠いわ
色を落として
さえずる生命
きらめきの中
満足してる
訳じゃあないわ
不満は沢山
積もってる
それでも
気持ちが
ついてゆかない
貴方は明日も
サービス残業
如何でもいいこと
ばかりが
気になる
完璧主義な
誰かさんの手帳
盗み見た後の
早朝の一報
林檎を先に
食べたのは、
「女」
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乾き切ったナミダを
思い出に閉じた
あの日の
傷跡は、まだ
そのままで。。。
いつだって
同じ道
繰り返してるみたい
ただ切ないだけの
恋に
溺れてしまう
心まで濡らす
かなしみの雨
いまは
何にも見えなくて
何にも見えなくて
あなただけを
感じていたかった
でも
孤独の淵で
祈ってるわ
ずっと
例えば
叶わないと
知っていても
きっとたぶん
全力で愛してた
背中ばかり追いかける
そんな季節は
もう、終わり
何年か後に
もし、出逢えたら
少しだけ
大人になった
自分を見せたいの
夢に恋焦がれてた
止め処ない想いは
もう、終わり
自分次第の世界
だとしたら
きっと
今日という日は
ふたりの中で
大きな意味を持つ
あなただけを
感じていたかった
でも
孤独の淵で
祈ってるわ
ずっと
きっと、
これが最後になるから
明日は笑顔の私
取り戻すから
深呼吸のあとで
深呼吸のあとで
もう一度だけ
あなたのこと
思い出させて
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空想に生きてる。
というよりは、
現実に戻れない
きっと
そのほうが正しくて
振り返った夜
急に切なくなって
シーツに包まって
ずっと泣いていた
これは
天の啓示でも
何でもなく
ただ昔から
ナントナク
思ってきたこと
私は
目に見える
幸福が欲しいんだと
気づき
だから一生
報われぬことも
悟った
"溺れてばかりの
ある若者は時折、
苦しさを紛らわせる、
それだけの為に
酸素のない
世界へとつづく
そんな遊びも
覚え始めたりして
乗りかかった船は
大層歪つで、
そして沈む運命を
知った日は遅すぎた
劣等は、
優性を確信させるもの
けれど
劣等は
劣等以外の
何者でもなかった"
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暗闇に渦巻く
不安な心
嵐の予感
少し
ときめく
鍵を忘れた
引き出し
破裂の手前で
どうしようもなく
膝を抱いてるの
「何処にも、行きたくないわけじゃ、ないよ」
澄み切る空
切なくて
一心に求めたら
全てを
くれるの?
もう何も映せない
それは
自分の
気持ち次第
だけど
私には
重すぎる痛み
声なき唄
死んでゆく日に
止まらない妄想
そのピースを
はめたら
元に戻るの?
ご褒美ください
甘い罠
「これは、ないものねだりなんかじゃ、ないの」
不満映す鏡
悪夢に
追いつかれそうよ
酸素が足りない
ちょっと
立ち止まって
何もかも
夢であって欲しいと
頷いたよ
ふたり
耳を塞いで
汚染する雑音
想像設計
それでも
苗は、育つことをやめない
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だあれもいない
だだっ広い
部屋の真ん中
黄色の
ヘッドフォン当て
バラアドを
聴いてた
昨日と
良く似た歌詞
心をゆする
ソラシド。
ねえ
この世界には、
あたしひとりしか
いないみたい
そんな感覚に
侵されて
ただ、
ただ夢中で
無になりたがったの
そして
目覚めるアフターン
黒く染め上げた
ネイルが
近頃、
泣きそうになってる
下を向けば
こっちへおいで。と
か細く笑う
いつかのゆめ
だけど、そう
認めてもらえなくっても
声かき消されても。ね
あたしは生きるのよ
いま、生きるのよ
ああ
救いを待つため?
朝日を望むため?
わかんないのよ
あたしですら
それでも、
あたしは
負け犬なんかじゃないの
きっと、
世界は
誰のものでもない
だから
どうか
pray for me!
そこから
あたしのために
祈っていてちょうだい
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女とゆう強きもの
弱きもの
願ったり
蔑んだり
強がったり
男とゆう強きもの
弱きもの
理性のブレーキ
脆い人々
憂いてあげる
この世の果てだと
愁いてあげる
この世の終わりを
酔い潰れた
現実より
素面でも美しい
魅惑の幻
受け止めてあげる
愛らしいとか
逞しい
とか
言葉を並べて
愛撫で
讃えよう
溢れゆくは
涙
きっと
それは
本音の類で
女とゆう強きもの
弱きもの
限りなく注げる
愛は重く
男とゆう強きもの
弱きもの
合理的な
その生き方は
きっと正しい
なあ
一層
ど頭かち割ってくれ
漫画みたいな
1tハンマー
憂いてあげるよ
だから
這い出して
さあ
見せてくれよ
次の光を