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快感じゃがーの部屋  〜 投稿順表示 〜


[968] 向上心↑
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本当は

どうでもいい
なんて

思わない

死ぬことは

いつだって
出来るけど

幻想より

現実で
幸せになりたい

あたしは
愛する喜びを

もう知ってる

2008/06/20 (Fri)

[969] サイレン
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世も末だ

また乱されて
増殖、

してゆくよ

痛みは
孤独の叫び

地獄からの断末魔










いま。

鳴り響いた
踏み切りの警告音

捨てたはずの
過去は疼き、

心までがトリップ










現実は、
いつも身勝手で

頼りなくって

こんなにも

不確かなものは
ないだろう?










君と引き裂かれた現在

当てもなく
漂うのは、

救いを待つ祈りと
終わりなき

悪夢










ねえ

ここに再び
舞い戻った記憶も

苦しみが鮮明

"幸福な感性"










光射す場所
手探りで

突き進んだとて

届かないなら
結果は

同じで










遮断機に阻まれた言葉

出口さえ知れず
あとは

轢かれるのみ、だなんて

そんなの
かなしすぎるから










「運命とゆう肩書きは、仕舞っておいてよ」










容易い何かに
塞がれた朝も

この傷だけは同じ温度で

確かに、
胸に貼りついたまま










過ぎてく無人駅

誰もいないベンチは、

やけに寂しくて
やけに疎ましくて

忘れてくれよ

重い
想いなら

如何仕様もない
唯の

小言だから。










昨夜見た
ドラマのせいだと

言えばいい

その景色が

あまりにも
切なすぎたと

言えばいい










だから、

ねえ

投げた
気持ちは、

届かないけれど

今なら

何にも
見なかったことにするよ





懺悔も後悔も、本心も

良心も

温いオレンヂで
掻き消して...

温いサイレンが
掻き消して...










きっと、明日は現地解散

空が
いつになく

真っ青だ

2008/06/20 (Fri)

[970] ふたりのあたし
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【never told my will】





こんなにも
虚しさだけ

募ってくの。

どうして





繋がりを求めても
偽りの私は

NOと首を振る










きれいなナマエを付けて
自分を美化

してるのね





認めることに
怯えながら

未だ大丈夫...って

ずっとずっと
呟いてた










欲しがって

近くに届くと
拒絶して

馬鹿みたい。
五月雨





繊細で
繊細すぎて

思考の迷路
抜け出せないの










そしたら
もう

これからに期待すること

とてもとても
疲れてしまって





終わりを夢見て
今は唯

闇に隠れてたい










ああ
愛しいな

ブルーグラミー





近くで
見てられるだけで

倖せだと思う瞬間










もっともっと
望んでしまう夜

現実を覗くのは
本当に

恐ろしくって










ねえ
息が出来ない

このゴミを
早く始末したい










でも未だ
賭けてみたい

空を仰ぎたい










さあ
どうしようか

ふたりのあたし





頷いては
首を振る

ふたりのあたし。










だけど
見えないよ

なんにも

なんにも見えないよ










ふたりのあたしは
いつだって

悪魔の顔して

泣きそうになってる



2008/06/20 (Fri)

[971] 夢現
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星屑の海

声を失くしたままで










独り

夜空に溢した











ありがとうが
痛くて

とても痛くて










泣きたかった

ただ、
そんな夢










私は

あなたを待ち続け










赤い扉の前

立ち尽くしていたよ










それは、

それは
かなしい

お伽話のような










ただ、

そんな夢から
目覚めない

現実





2008/06/20 (Fri)

[972] 三度目の死
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吹き抜ける風が
僕の身体中の

あちこちの傷跡を
撫でて哂う


こんなことで
魂の存在は

また、ふらり。

確認されてゆく










あの時、

君が無理やりにでも
この手を

引いてくれたなら


ふたりは、

もう一度
ひとつになれた










そして


心に入り組んだ
太い管や

刺さったままの破片も










「本当は痛い」と
言えたかもしれない


2008/06/20 (Fri)

[973] それぞれの風景
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視点を変えてみて

あなたは
やさしすぎる

わたしは
狡すぎて

あなたを
殺してしまうところだった




この広い
宇宙の片隅で

ふたりが出逢えた日

誰かは奇跡と呼び
誰かは

必然と笑う




わたしは
この道を歩き続けるよ

何かに指図されて
朝を迎えるんじゃなく

わたしは
この道を歩き続けるよ




そしていつか

あなたも
認めてくれたら

嬉しい




通り抜ける風に
懐かしい夢を見て

もう一度
新しい靴を選ぶの




だけど

視点を変えてみたら

ほんの少しの
鋭さが

あなたのやさしさを
際立たせている

そんな風景にもなる




わがままを
わがままのままで

終わらせないために

もう一度
新しい靴を選ぶつもり




だけど

そんな
風景を

何処かで望んでる

そんな
風景を




あなたは持っていてほしい


2008/06/21 (Sat)

[974] ハングマン
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今 ここに 嘘ヒトツ
真実は 定まらず

明日は 今日を もうフタツ

塗り替えて ゆく





撃ち抜いた 空

僕は花園に

君との夜を
隠したままで





太陽は 目もくれず

また
西を目指した





木漏れ日が去ってから

何だか 無性に
泣きたかった





あとヒトツ
掻き消してくれよ





一層 届かないくらい

遠く
遠くへ





もう
笑えないくらい

歌えない くらい





痛みで

総てが
霞んでしまえば いい





どうせ
羞恥の塊

自嘲なら 手馴れたもんだ





泳がせた指で
安楽死を

羨んで

死のう





ロープの輪の中にこそ
幸せは

あるさ




2008/06/21 (Sat)

[975] 隣人
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繊細なのよ
ナーバスにさせないで

君の言葉ひとつで
行ったり来たり



後悔してる?
なら、もっと誘惑

堕ちるとこまで
落ちませう

最後は
振り切り走りたい



悪魔みたいに
微笑む世界が

天使の泣き顔
増やしているのに

救われるのは
信者より猛者

夢もないね

とっくに、
二人は同類



心叩く音
負けそうになるけど

打ちのめされた後は
しなやかな上昇



境界線
踏み越えた日に

眠る鼓動

琴線を弾く
海の向こうの話。



疲労困憊
今、何してる?

息してる
CO2を遺棄してる

それだけで



あたしに出来たのは
祈ることと

嘘でこしらえた
装飾品

売るくらい



自虐史観

そして初めて知った
天の青さ



リアリズム
腐るほど説いて

ここで味見しよう

理想論で、結構
感謝しよう



捻じ曲がった
あの国の血

いよいよ
正す時が来た

2008/06/22 (Sun)

[976] 
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素晴らしくも
ユーウツなこの時間

日々、何か足りないワ!





虚ろな言葉は
風に流され

苦言を呈す
悪足掻きな自分に

誰かは、そっと言うの
















って





素晴らしくも
ユーウツだこの時間

本当に
如何でもいい時

時計は少し怠けてる





右向け、右
で整列した顔が

同じに見えた朝

多分、

蚊帳の外からは
そんな景色





多種多様
色々な色で

描き倒してよ

キスで
呼吸塞いで

欲しいのに





ラッシュアワーに
また、

溶けてくの





「謙遜と
主張しないことは、

別物の話だよ」





一つ一つは
際立って美しく

配色次第で
生まれ変わるけど

島国民族

"中へ、中へ"





嗚呼

酷く淀んだ


最期は
いつだって、

真っ黒な終点



2008/06/22 (Sun)

[977] スワロウテイル
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もっと
もっとで

追い風超えた










あたし

全然
器用じゃないわ。










金魚
揺れる背鰭

奪はれて










止まったまんまの
懐中時計










ねぇ?

あたしが
もう少し

溶けたらね










変化を喜んで欲しいの










まだ

そう





それは
始まったばかりの










表紙を
決めたに

過ぎないでしょう?










邪魔だと
藻掻く柵も

時々は










あなたも
護るかもしれない










嘆く朝や夜

新月










様々な声










そっと
拾い集めて

空に飾ればいいのよ










好きなだけ。










若さが仇となりゃ
点と線

繋いで










知ったフリ

もっかい、
ここで脱ぐね










そして

あなたに
今日は

終わりでもない






言ったげる










極論は
もう

「運命」てこと。










あたしは

絶頂で死にたい
だけなのよ





2008/06/22 (Sun)
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