詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
それは、先駆者 とかいうやつ。
愛しすぎて
一層
嫉ましいくらいだ
いつも、
いつも
ただ
君は
目の前に居て
私には
決して、
正面を
見せようとは
しなくて。
「泣いているのか」
「怒っているのか」
「歌っているのか」
「笑っているのか」
私は
耳を
研ぎ澄ます
ばかり
やがて
気を
掛け違えたなら
いつか
その背中を
突き刺してしまいそう
だけど
まだ
しぶとく
死なない。
執着の理由
君に、
こじつける
ねえ
私も同類
だから、
ふたりは
いつまで経っても
堂々巡り。
「絶頂コースター」
落下差は
きっと
大事なんだね
私は、
痛いときは
素直に
泣きたいよ
痛いときは
素直に
痛いって
そう、言いたい。
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「死があるから、生は輝く」
あたし、
こんなに
大切なこと
忘れちゃうとこだった
ねえ
生命を削って
生き抜く様を
かなしいだなんて
言いきって
しまわないで
いつか、
明日のない一日を
憂い
泣くかな
もう
逢えないんだね
って
痛み、
堪えるかな
だけど
あたしは、
今日も
全速力で
走るだろう
遠い
遠い
未来で
待っている
あなたに、
辿り着くまで
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言葉の欠片を
拾い集めて
切れ端
みたいに
繋ぎ合わせたら
様には、なった
でも
魂は
なかった
所詮は、
継ぎ接ぎだらけの
二番煎じ
でした
パズルは
暇潰しの道具
なんかじゃ、ない
究極の対話で
あるべき
で
総ては、
「あなたのため」
という
建前の上でのこと
誰かは
きっと、
それを
認めはしないね
いつか
散るとき、
壊れてゆくとき
世界の
くだらなさを
笑い飛ばせたら・・・
そして、
そんな時にこそ
真の言葉は
生まれて
ふたりは
同時に、
永遠をも
殺す
酷く
短く、
長い
ほんの一瞬の
悲劇
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愛しすぎて
もう
どうにかなりそう
どうにかなったら
受け止めて
その
背中
たくましすぎて
わたしは
弱すぎて
泣き虫で
だけど
気持ちだけは
きっと
追いつくよ
あなたの
早足な
生き方も
否定しない
ずっと
見てきたんだよ
きみの
日常
闘う日常
よく
がんばったね
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私は、感じていた
確かに、
感じた
冷たい土の中で
眩しい光の中で
あなたの腕の中で
私は、知った
今、ようやく
真実のひとつを
私は、あなたに殺されたんだ
心も体も、
気持ちも
何もかも
私は、
あなたの玩具だった
「愛していた」
と言って、
キスをした後
静かに
部屋を去って行った
なんて、卑怯なの
私は、誰も
憎めないのに
何故、笑う?
何故、笑う?
私は、あなたを
憎めやしないのに
「愛している」
と言って、
私を朝へと誘うあなた
こんなの、
初めてじゃない
なんて、嘘吐き
また、
優しい...
何故、笑う?
何故、笑う?
窓際に置いた
薔薇も
殺してほしいよ
どうせ
二人は
戻れやしないの
何故、笑う?
何故、笑う?
何故、
あなたは
泣きながら笑う?
愛してる
大嫌い
愛してる
大嫌い
今夜、
美しい月が
出かけてゆくよ
遠く、遠くに
流されて
それは、
あなたによく似た
蒼白の月
愛した
私こそが、
卑怯だね
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振り返る日が、怖かった
夢を
見ていた気がする
醒めないで。と願う夢
生まれ落ちた朝は、
痛かった
ここに、
孤独の意味は
きっと
ない
私は、貴方を選ばなかった
貴方は、私を選ばなかった
世界が
二人を繋いだんだ
それは、
翻弄される命の歌
今日が
昨日の続きなら
明日へと、続いているのなら
一体、
あとどれだけの
現実を
紡げば
許されるのだろう
雨の音に掻き消して
初めて、
「嫌い」と呟き
震えた
言葉の鋭さを
貴方は教え、
私は、怯えて泣いていた
あの時から、
私達は
愚かなふりをするだけの
子供
そして、
地図のない
当てもない
終わらない旅に
急かされる
栞をなくした二人は
もう一度、
振り出しに戻って
また、やり直し
何度、
読み進めても
そのお話は
一向に、白紙のままなのです
怖くても、
自分で進まなきゃ。
ハッピーエンドは、来ないのに
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好きとキスのあいだ
各駅停車で
少年は
迷いながら
何度も
明日を確認してる
ねえ?
キセルをしなよ
不意打ちな
くらい
が
女の子は
嬉しいんだよ
そうしなよ