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快感じゃがーの部屋  〜 新着順表示 〜


[879] 白線の内側
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



つづきを知りたいかい?





知りたいなら

今夜
覗いてみて





ひとりで
こっそり

覗いてみて










ねえ

何が見えた?

























つづきが欲しいのかい?





頷くなら

今夜
笑ってみて





ひとりで
にっこり

笑ってみて










ねえ

誰に会った?




















君は
もう

知っているんだろう?



君は
もう



持っているんだろう





ねえ










何が
そんなに足りないの










得たいなら
懸けなくっちゃ

今ここにある

全てを





懸けなくっちゃ










死にたいなら

ほら





しゃんと





生きてみせてよ




















白線の内側



興味本位な遊びで
近づいたら










後で

きっと
後悔に浚われる




















"死に損ない"?





そんな
君は


「生き足りない」




















知りたいなら

今夜



早速
覗いてみてよ










ねえ


「何が見える?」


2008/05/25 (Sun)

[878] 壊れモノ
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硝子色の眼に
何かを映して

君の考えるところ

時々

辿り着けず
挫折する




海と空の青
手探りで

美しく燃えていたいの

こんなに
かなしい夜には




だけど

きっと

嘘吐きと呼ばれたって
告げられない




臆病な心が
痛みばかりを

避けたがる




人が

強さに憧れるのは
弱いからだと

いつだか
君は言ってた




そっと指を握って

ゆっくりと
動かす瞳に

世界の明るさと輝きは

ちゃんと
届いているかな




平穏に満ち溢れた
この部屋で

黙したままの未来




虚空に
イマが漂い

ただ雨を降らす








瞬きの回数を
少し増やして

君に近づこうとして

やっぱり
辿り着けず

挫折した




相違ない事実

ほんのちょっと
抱きしめあって

過去の共有

現在を繋ぎ




だけど

きっと

嘘吐きと呼ばれたって
告げられない




日増しに
想いだけが

濃くなってゆく




ねえ

人が
誰かに憧れるのは

独りでは
生きてゆけないからなの




そっと指を握って

ゆっくりと
動かす瞳に

世界の色彩と香りは

ちゃんと
届いているかな




平穏に満ち溢れた
この部屋で

黙したままの未来




虚空に
イマが漂い

ただ雨で濡れる








遮られた言葉
反射した光

眩しさを伝えたくて

また
辿り着けず挫折

悲愴感に虚しくなった




もし

自分を殺して
生きることが

一番の近道だとしたら




どうして
小さな影は

泳ぎつづけるの


そのナイフは
君を護るの




fragile

あなたは
無知な天使でした




もう
美しく燃えていたいんだ

こんなに




かなしい
赤い月の夜

2008/05/25 (Sun)

[877] 君知らず
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溢れる想いに
沈んでゆきそうな夜



ほんのちょっと
君のこと

思い出して





また

生を繋いでる










あなたは
知らないね

私のことなんて





ただ遠くで
見つめてるだけの

私のことなんて










でも

私は知ってるよ





好きな音楽や
好きな色



毎週見てるTV番組

そして





君の好きなひとも。










ねえ



だから
また痛くて

沈みそうになるんだよ










あなたが知らない
世界の

片隅で





私は
あなたを

想いつづけて










そうして


完結してゆくんだ
きっと





私は
あなたに

支配されてる










だけど


泣けちゃうくらい





死ぬのも
生きるのも





理由は
全部

あなたへと続いてゆくから










君に傷ついて

君に癒されて





ほら





今夜も
辿り着く





たった一人の世界へ...


2008/05/25 (Sun)

[876] XYZ
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立ち向かう勇気は
何処にある?










霧の中

ただ
手探りで

突き進んでく



この螺旋










君がいない
現実が

多分

ちょっと
重すぎて










これは

逃避とかゆう
最低な結末










ねえ



弱さなら
幾らでも

認めていられるのに...










「幸せの真似して、疲れた」










背中に
黒い羽根が生えたら

いよいよお楽しみ










さあ

証拠は
見えない森の中に





清らかな
瞳に

悪夢を映して










素晴らしく
美しい

ドラマチックなお別れを!










培養された
殺人願望

注ぐため



彼に注ぐため










きっと

あたしは
生まれた



それが全て



2008/05/25 (Sun)

[875] けもの道
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もう

こんな毎日が
不幸だなんて
思わない

慣れれば

世界は
傾いていても
普通だし

地球は
どんな時にも

丸い




ときどき

言葉で
自分を護ろう

あの子よりはマシ
あの人よりは
恵まれてる

判断基準に
自己満足の+α




私は気持ちを
大事にしたいから

誰かの為に
死んだりはしない




甘やかして
頷いてほしいだけの
自慰なら

ひたすらに

弱さを
書き連ねればいい




だけど
ねえ

今度は

君の包帯だらけの
心に

いつか

抜けない矢を
射れたらと思う




その泥は甘くない

君の舌が
麻痺してる

たった
それだけの夜

並べた

うわべの虚飾




本当の美しさに
気づける日が

多分

あなたの命日に
なるんだろう




大人に成り切れぬ
可哀想な女の子

君の味方は
何処にも

いない

2009/04/22 (Wed)

[874] ミトコンドリア
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顕微鏡で
きみを覗いたら
細胞の
一粒一粒が
かなしいって
泣いていたんだ


2008/05/25 (Sun)

[873] 火曜日
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小指くらいの
温度で

構わないから



その音を

時たま
聞かせてほしい



走っても
泣いても

うずくまっても

冷たくて



君の形、ゆらり

まだ
火曜日なのに


2008/05/25 (Sun)

[872] ぶらんこキング
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ぶらんこキングの口癖
「Life goes on!」





つまり

道は続いてるってことで

終わらない限り
続いてるってことで





続けることが
できるってことで


それって素敵じゃん!





高く、高く
もっと高く!

漕いでみせてよ
ぶらんこキング





水平線に並んだ
真新しい船は

何処へでも行けそな


そんな錯覚





けれど



守られた檻の中

どんなに
声を張り上げたって

誰も信じちゃくれなくて





結局

すべては届かずに

遮断された世界に
消えていってしまうね





繋がれた鎖が
かなしくて

泣き出しそうで
でも


堪えてた





ぶらんこキングは

ただ黙って
笑っていたから

私も黙って
笑顔を作った





ねえ
ぶらんこキング?

お願いがあるの

あの太陽まで
私を連れていって





その王冠が
伊達ではないこと

証明して

ちゃんと私に
見せて欲しい





よしきた承知と
ぐんぐん速度上げて

近づく空と
伸びてく影と

笑い合うひと時に



きっと
言葉は要らなかった





ぶらんこキングの口癖
「Life goes on!」





すべてが
そこに

行きつく気がした





「大人になんか、ならないで...」





あの日
微かに呟いた

多分
守れない約束に



微笑んだあなたは

酷く
美しく見えました





落とした視線の先
何があるかも

知らず...





そう



私は

あなたに
強い憧れを

抱いていたんだ



2012/05/08 (Tue)

[871] 手の鳴るほうへ
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もっと
空が

滲んでゆくとき

心は

頂点で
憂いを学ぶ

鮮やか過ぎて
多分

だめだと知った

未来が
君だけを手招き

いま
ひとり相撲

夢のなかで
愛のなかで

そろぅり

歌になる
波の音

必然とか
運命だとか

言葉に擬えたがる
人という

弱きもの

それは

とてもとても
愛おしきもの

愛おしき、弱きもの。

2008/05/24 (Sat)

[870] 道楽人
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孤独と じゃれあう日
春は まだ遠く
冷たく 渇き切った大地に
私は 種を蒔くけれど
何故だか とても怖くって
水を 与えられずにいる
それだけの日
ただ それだけの日

2008/05/24 (Sat)
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