詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
きっと
君は
泣くだろうから
とりあえず
"今日"は
放っておいて
何にも言わずに
裸のままで
ただ
抱き合って
眠って終えた
でも
多分
君は
分かってたんだと思う
情緒のかけらもない
あっけない
迎えだったけど
琴線に触れる
言葉
そっと笑ったら
すべてが
こうなるべきだと
ひとつ悟って
すべてが
こうなるべきだと
あとひとつ
諦めて
今にして思えば
この
再生こそが
崩壊への
カウントダウン
だったんだね
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頷くことは
とても容易で
首を
横に振るのも
むつかしくはない
指一本の
そんな
楽な生き方
だけど
掴める答えは
いつも檻の中
本当に欲しい
夢の色彩に
目が眩んで
君は
嘘吐きになった
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曖昧で単純で難解な
黒と白と灰色
共存世界
耳を塞いだ
今朝の
憂鬱
残酷なほどに
君がやさしい
束の間の平穏
誰かは笑うけど
私は
信じてたいの
ここにある夢
可能性で片付けるなら
未来だって
絶対
ひとつじゃないから
眠りから醒めて
感じた
確かな気持ち
私は
私を
何度でも
やり直す
心が
そっと息を止めたら
あなたは
笑って言うでしょう
それが恋なんだと
ああ
全部
君のもの
君だけのもの
望むなら
あげたい
すべての色彩
「曇りの日のやさしさ」
救われる
愛も
きっとあるはず
願う想いが
空を
動かすと
気づいたら
ふたりは
もう止まらない
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光の中に消えた渦
淡い記憶なぞる
冷たい指
時が経てば
何もかも
忘れられるかしら
でも、今は...
自信なんてない
キャンディーが
甘すぎて
泣けないみたいに
繋がってく
白い月の夜
空を切り裂く
稲妻のよう
「千切れそう」
心、銀の鎖にもがく
まだ
愛してたの
たぶん
捨てられない
香水のボトル
並べて揺れる
感傷の片隅に
あの日のふたり
ミラー越し
チョコレート色の
テディと
ピンクのリボン
いつも
誤魔化してばかりだったあなた
だけど
記念日は絶対、
覚えててくれたよね
さよなら
なんて
言いたくないけど
思い出が急かす
部屋いっぱいの気持ち
マーブルに染まる
朝焼けの窓辺
ぜんぶ全部、流したら
ねえ。
また笑って
あなたと
出逢えますように
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独りきりの部屋
うずくまっているとね
思い出が
溢れだして
浚われそうになる
だけど
また誰かを
傷つけてしまうのが
こわいから
踏み出した
一歩は
逆戻りしちゃうの
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檸檬汁
酸っぱすぎる
甘酸っぱい 苺を頂戴よ
程好い距離で
きみと話す
寝癖のまま ぼくを見つめる
殺したいのは
山々 だよ
でも
現実問題は 知ってるし
お前 などの為に
人生捧げられるか
って
おんなじこと
考えてる
調子はどう?
と 聞いたら
うん。まあまあさ
と テンポいい
だあれもいない
停留所で
さっき
買ったガム
膨らませているだけ
だあれも来ない
って
知ってるけどね
この
待つ愉しみ
きみにも
わからないかなあ?
きみこそ元気?
と 聞かれたから
うん。まあまあさ
と テンポよく
ぼくらは ライバル
変わることない
偶然 という
必然
この手の内は、
空にも
見せてやんないよ
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大好きな歌を
聞いたら
大好きな君を
思い出した
いま、何してるかな
元気かな
思い出にするには
あまりに
鮮明で
綺麗すぎて
まだ
触れない
だけど
今は
あんまり
一人にしないで
思い出が
浚って
溶けちゃいそうだよ
心の洗濯
明日になったら
君の色は
どこかへ
いっちゃうのかな