詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
自由 得るたび
生き辛くなってる 気がする
声は届かずに
ただ 地を這う 日々で
遠くからなら
輪郭 感じられるのは
何故だろう?
そんな感じ で
離れていった二人
ギターが寂しい と
鳴いてるんだよ
全ては 君次第だったと
気づいたんだよ
委ねたら もう
終わりだと 知ってて
だから
何にも 言えなくって
雨の音が
ちょっと
心 揺らすから
今は まだ唄えない
唄いたくない
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痛いこと
ばっかで
辛かったあの頃
だけど
何にも残らないよりは
多分
マシだと思ってた
本当は
何度も
電話をかけようとしたし
なかった日には
できずに
泣いたりもした
知らないで生きるのは
どうして
こんなにもこわい?
理由がほしい
きっと
そう
ぼやけてゆきそうだから
今
主張できるうちに
主張しとく
"あのとき
本気で
思っていたよ"
狡賢い言い訳
身について
酷く
遠い人に
見えるけど
粉々の好意と夢
どうせ
同じ終わりなら
名誉の為に
最期の
狩りに出掛けようか
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独り占めしたいんだ
こんなに
優しい笑顔
僕のためだけに
今
息切らし
走ってきてくれた
ありがとうと
言いたい
さようならは要らない
出会いと別れ
繰り返して
きっと
大人になった
時々は
確かめたくて
それは
疑心じゃなく
もっと
愛し合う日への
近道だから
独り占めしたいんだ
本当は
こんなにも
君が
優しすぎる
涙を隠せないよ
ありがとうと
言われたい
さようならは要らない
出会いと別れ
繰り返して
やっと
辿り着いたね
息を止めて
今日
あと
もう少し
息を止めて
今日
あともう少し
息を止めて
ほら
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限界 超えて
立ちはだかる 壁
愛に 国境は なかったけれど
レイシストの戯言
夢遊病 みたいに
「それでも まだ 信じない」
私は
獅子の様に
勇敢に 死にたいの
あの門 くぐれば
天の啓示 も
聞こえる 気が していた
歴史の中で
ひっそりと
轢死 した
偉大な事実や
声や 人
自虐の上で
今日
埃 被った自尊心
あなたは
いつまで
奴の味方か?
これは
差別じゃない
「区別 なんだよ」
外来指定生物
さあ
とっとと
祖国へ帰んな
大和魂
火をつけろ
終着の先 は
きっと
本当の始まり
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言葉に表せずに
ただ
指を解いた
切なさが繋いでた日
永遠の
在り処を
見つけられなかった
形にならない愛
ぶら下げて
壊れそうに歩いた
長い、
長い丸い世界
気怠そうに嘆いた
短い、
短い円い世界
ふたりが居たのは、ほんの一時
きっと、
貴方は
また恋をするでしょう
優しい
愛しい
恋をするでしょう
素敵な誰かを
毎夜
夢見るでしょう
溢れそうな
想いに
胸を痛めるでしょう
きっと、
私も
恋をするでしょう
優しい
愛しい
恋をするでしょう
今度は、
もっと従順な愛に
出会えると
いいね。
だけど
言葉を
心に閉じ込めたなら
もう
二度と
君には
逢えない気がして
いまだ、
開けられずにいるの
すべてが
いつも
貴方に辿り着いてしまう
きっと、
貴方は
また
恋をするでしょう
優しい
愛しい
恋をするでしょう
素敵な誰かを
毎夜
夢見るでしょう
溢れそうな
想いに
胸を痛めるでしょう
ああ
「きっと、私もいつかは恋を...」
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"社会の縮図は凶器だらけ"
刺々しく冴える
思春期の
会話も
ひとつ、
刺し違えたなら
誘惑の引き金。
だけど
祭りに乗り遅れた、
なんて
泣かなくってもいいの
君は、もう凶器を持ってるよ
泣かないで
嗤わないで
見下されるカイカン
少女たちは
個室で
こっそり
汚物を捨てて
ひっそり
口紅を引いて
何にも
なかった顔で
飾ってみせる
そうゆう、生き物なんだよネ
...多分。
ねえ
「君は、
いつ
切れ味を
試すつもり?」
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生きることは怖い
でも
死ぬのは、もっと怖い
未来が
待ってるって
『果てしない』けど...
それって
先が見えないって
コトなんだ
逃避する毎日に
逃げ道があるとすれば、
それは
僕が
僕を終わらせるとき...。
誰も望んでは
くれないのなら、
「一層、
最初から
無かったことにしたいよ...」
そう、呟いた日に
『時代が進化してる』と
君は笑い、
僕に
鉄のハートをくれた
ガラスなんて、
現代(イマ)ぢゃ
代物さ
人間の意志、ですら
操れるのさ
そうして、
ヒトは
強い言葉に憧れ、
ソレを
纏った自分に
溺れ
いつしか
自分に殺されてしまう...
自惚れが、
真実を
濁らせてゆく
ねえ
僕は、まだ
君に逢わす顔が
見当たらないよ...。
明日に
向き合えるだけの
時間をちょうだい
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現実社会の
しがらみに疲れて
仮想世界に救いを
求めても
そこに待つのも
やはり
面倒な
人間関係なのだなあ
つまりは
ひとを避けていても
必要なのは
ひとって訳で
容易には繋がれないのさ
「人間だもの」
それに尽きる
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息継ぎを
忘れる程の
愛に
溺れていたい
いつだって
孤独は
隣で見張ってるから
間違えないように
ひとつずつ
今日を
確かに積み重ねたら
ふたりで
笑って
食べ尽くすの
願えば
きっと
それが答えになるよ