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快感じゃがーの部屋  〜 新着順表示 〜


[749] 蜉蝣
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何もかもが
純粋で


澄み切って見えた時代





僕らは

どんな夢や

希望に



恋焦がれていたんだろう





腐乱していく
心には


真実さえ響かなくて





きっと

それは



誰もが抱いてる
空しさの嵐






覗きこむ勇気すらなく



立ちすくんだ

この道で





幼い心に
全てを隠して



痛みに気づかぬふりをした





それでも



確かに愛して欲しいと
嘆いている


ちいさな




ちいさな本能が





引っ込みのつかない
醜い笑顔を



曝け出したままだよ。



2008/04/30 (Wed)

[748] 
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硝子みたいに
傷つくだけの

恋愛ならば
終わりにしよう

互いの心
探り合うよな

痛い日々など
慰めにもならぬ

君と残した
現実と感情

ひとり選別して

君が遺した
真実と現状

語り餞別にして

旅立ちの日は
恐れのない空

仰げばきっと
君も笑ってくれると

信じて

「無駄にはせんよ」

明日は長い

揺れる心も
総てが糧だ

君が泣きながら
眠りに就く夜に

少しでも
思い出してもらえたら...

こんなに
嬉しいことはないよ

2008/04/30 (Wed)

[747] 余生
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蒼く、澄み切った空

重すぎる痛み










病んでゆく心










もう



何も映さない










容易く
折れてしまいそうな



真実





この、両手に握り締め










もう何も映さない





もう、

何も映せない










辿り着く答えは
いつも





同じで










浮かび来る気持ちも

きっと
変わらず










今日。



果てしない
未来を









切り裂いて










大人になれない

自分を
抱くだけ





2008/04/30 (Wed)

[746] あおぞら
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辛いのは
孤独じゃなくて、

君がいないこと


2008/04/30 (Wed)

[745] ガードレールを飛び越えて
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油断 した 瞬間に 心は もう 君の虜

2008/04/30 (Wed)

[744] テリトリー
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たまに 嬉しいのは
夜の身勝手さ

傷つくこともあるけど
都合のいい日には
味方に 成って

くるりくるりら
目が廻りそな
早朝の恋人たちの歌

繋ぎだす

気配で 読み取ってくれる
日も嬉しい

傍にいて良かった なんて
こんなとき
心から そう感じてる

くらりくらくら
恋が翻弄

懲りないよ 終わりまで
ねえ 愛で操作

タイミングも ひとつ間違えたら
危険なスイッチ

毒見合戦 みたい

それでも
まだ 間に合うなら

ちょっとだけ
心を許してみてよ

色んなことを
人は 言うけど

色んな夢が
散ってゆくけど

大事なのは 一握りくらい

もっと 大事なのは
人差し指の先くらい

もう
見落とさないで

胸に手を当て 聴いた
君の温かな返答

けろりと笑って
祈りは過ぎたよ

今日の日が
在り来たりな風景で

何だかとても

そう とっても
幸せだったの

ほんの少しの 気紛れが

総てを左右する

空は
霧のなかでも

確かに青いんだ

2008/04/29 (Tue)

[743] Ill Will
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君は、聞き入れない

音を、聞き入れない






除外した世界に
夢を並べて、

這いずり回っているのだ






君は、認めない

今を、認めない






だから


言葉に
いつも

穴が開いてる






さあ


色のない妄想、で
女を犯してみよ






孕ますことは出来たか






その顔は

苦痛に、
歪んでいたか?






なあ



君は、

そんなにも
「孤独なのか?」






それは
存外、

容易くて






君の血と肉は

あまりにも不味かった






だから、


言葉が地面に
死んでいて



届かぬ声が
哀れなのかい?






それじゃあ
私は

夜、



明かりのない部屋で






佇んだ背中に


ナイフを
突き立てよう






そして



君は、
初めて気づくだろう






生きたい、と願う

その
心臓の在りかを



2012/04/20 (Fri)

[742] 信じる者「が」救われる
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なんにもない!






嘆くきみに

いいこと教えたげる





なんにもない
ということは

正も負も

ないってことで





痛みも偽りもない
ってことで





空っぽだってことで





それはつまり!





無限の可能性に
満たされている

ってことなんだよ





夢だけつめこんで


いっぱいにしたなら





ほら

また歩きだせる





好きなだけ

新しい空気を吸って





大きく手を振ろう!





生きてる限り
終わらない夢が


ある





ねえ



太陽は日々

生まれ変わってるんだよ

2008/04/29 (Tue)

[741] 神様の涙
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占拠された心





呼びかける愛も
現在には

伝わらず





知らぬ間に

方角を変えた明日





つまりは

[最終宣告]





だけど





想うことを
止められないんだ





透けてく夢に

持て囃されて





絶望だけが
色を

染めても





悔やんだりしないよ





あなたと選んだ道で

鏡にあるのは
いつも





見失うことのない







その向こうには

きっと・・・





いつだって

きっと・・・





対称的な
幻と


過ちの図画





神様の涙に
さあ

跪いて・・・




2008/04/29 (Tue)

[739] キャメルな強がり
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行かないで。


言葉になんなくて



開いた口が
塞がらないとは

このことよ



諦めてた言い訳探しが
始まると

いつの間にやら



想うのは、貴方だけ



愛してる。


重すぎたとき



妥協しないのは
目に

見えていて



それでも

願いを胸に
流れ星を待ち続けた



引き裂かれそな
酷く、

孤独な夜



ああ



ここまで
何があったって

離すことなく
掴み続けた

この指が



根負けして
今日、

地を這うなんて、ね。



可笑しくて

でも、笑えない



信じることに
賭けたとしても

そこには

愛も
未来もない



無防備に責めてよ

心で廻る逃避旅



過去の栄光
要らないの



もし
生まれ変われるとしたら

私、何だってするわ



貴方のためなら
何だって、

できるわ!



...だけど。



今更
逢いたい、なんて

云えない



あの日は
なかったことには

ならない



貴方の隣で笑う誰かを

惨めな気持ちで
ただ、見つめているだけ



私が吐いたのは
貴方のための嘘



でもね、

それは建前で
いちばん愛しいのは

自分自身だったんだ



ほら



やっぱり
会いたい、なんて

言えない



明日は、そばにいて
なんて。



死んでも...言えない


2010/02/01 (Mon)
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