詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
なんか
もう
どうでも
よくなっちゃって
苦しみは
痛みにしか
変わらなくって
現在は今でしかなくって
黒い過去は
ひたすらに重い
未来へとつづく
扉は
いつだって
目の前にあるけど
ちょっとだけ差す
白い光は
掴めそうで
大きすぎて
ぼくの背には重い
どしてだろう
もう
切っちゃおうって
何度も決めたのに
切り裂いてやろうって
決めたのに
どこまでも
どこまでも
ついてくる
まとわりついてくる
ちいさな迷路の中
思考は
押し込められて
きっと
理由なんてないんだ
ただ
動けなくて
その
「重み」の下に
屈してしまった
ぼくが
結局
ダメだった
ってこと
なんだろう
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相容れない、元々。
性格トカ
かなり
無理ある
どんな条件
出したって
こっちから願い下げだわ
なのに
愛称決めようと
はしゃぐアンタに
ときめいてる
自分が
苛つく
その本の著者は、
あたしの味方だった
あたしの味方、
のはずだった。
情報箱すら
使いモノになんないし
出陣の狼煙は
まだ
あがらない
迎え撃つ
億万の敵に
囲まれても
あたしは、生きるのか。
すべて手に入れるのは、
不可能だと
アンタの一言で
世界は
変われる気がする
あたしを
愛するとゆうなら、
憎むこともできるでしょう?
此処に、
それを成した
オンナがいるのよ
現実は、
そうであるべきなのに
たった
1ピースの
パズルのようです
根拠が欲しい
実物ぢゃなきゃ
信じない
見つめた先に、
一輪の
アカシアが
咲き誇っていました
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振り向きざまに
懐かしい匂い。
あの日のかさぶた
剥がれてく
心ごと落ちていった
強かで憂鬱な
かなしみの中
もしまた
逢えたとして
今の私は
多分何にも
できそうにないけど
あなたには
変わったねって
言われたいし
変わらないとも
言われたい
...欲張りかな
穏やかに
でも確実に
月日は流れて
それを過去のものに
変えていたから
不思議なくらい
冷静に
アルバムを眺めてるよ
...一年前の隣は
いつも
君だったんだね
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甘い考えだけで、
巧く
渡ってきちゃったんだ
後悔が
心を支配する
感傷が時々、慰める
紛らわす術もなく、
誰かは言うわ
「あの時、
食らったパンチ
デ・ジャヴュじゃないけど
最高級の痛みでした。」
ねぇ
今更、手遅れなんて
分かってる
曖昧すぎて、
引けない
ボーダー・ライン
踏み込んだら、最後
もう
「生還できない。」
目の先、
落ちてる幸せを
「拾わない奴は、女じゃないわ」
彩る街とあざやかパステル
こっそり隠れる、
秘密のお部屋で
ふたりっきり
ああ
それだけで、満たされる
「オンナは、単純」
涙なんて捨てなさい
湿っぽいのは、
性に合わないし...
隙間、
埋めるよに
入り込む甘い香りが
あたしに
囁き
そそのかす
そして、
今夜も
彼女は行くでしょう
止まらない衝動、胸に
彼のもとへ...
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飲み込んで
蓋をして
あと何回
すればいい?
鏡の前で
思ったの
私は
何てあさはか
お金の為?
自分の為?
気づけば
指輪が
錆びてた
あんまり
急かさないで
裸の心に
思想
くれたのは
そう
あなた
だったじゃない
あと何回?
あと何日?
手の内
曝け出して
馬鹿みたい
あの日の
言葉
磨いて
信じてた
それは
昨日までの
真実だよ
なんて
いつまで
逃げ道が
ほしいの?
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無謀なほど
描きすぎた筆で
私の欲は
誇大して
虚しい心の痛みに
思考回路は
悲鳴をあげた
恐らくは
みじめな季節を
如何やっても
救えない
明日を信じて
見せかけの
勇気で
くだらない
かなしいと
呟いて涙する
その前に
弱音を吐いて
八百の嘘
塗り固め
自分を隠すことにも
"もう、疲れた"
ただ
前へ進む
「前へ、前へ」
それだけのことが
今
私には出来ず
行く手
阻むものが
何にもないことを
ひたすらに
再確認している
そんな日々だ
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あのさあ、
その作り笑い
やめてくんない
ムック思い出すんだ
放射能に消えた
ム・ッ・ク!!
云わせんなよ
真面目なハナシ
へばりつく倦怠感
ムカつく
ヨゴレに輪廻
しちゃうんだ
あの少女の物語
道路の脇に
うずくまって
どうしたのと
聞いたらば
あんたは
鋏振り回して
全部切るって
聞かなかった
オナマエナアニ?
と聞いたらば
連れてって。
としか言わないし
気持ちが
吸い寄せられたから
自慢のウィングのGMに
あんたを
乗せることを
許したんだ
人間のいないところに連れてって
目を瞑って
それだけ言った
骨董屋の店先で
躊躇してたら
何処から
持ってきたのさ
いかにもな
アンチークの薇
これだけ頂戴
と銭を出させて
そうしたら
あんたは
消えちまって
薇まきまき
頚椎ぐるぐる
まるで
パリジェンヌ
星になるのと
笑ってたっけ
そうして
あんたは
消えちまって。
ねえ
あんた
言った通りだっただろう?
そこにも
先約は
あっただろう?
年功序列だって
言っただろう?
今度
うずくまるときは
真っ赤なモデナの
男を狙えよ?
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穢れなき明日の始まり
震えるこころと
やわらかな涙
生まれたあの街と
青く澄みきる
空には
ねえ
いつかの
本当の自分が
浮かんでた
信じられるものが
どこにも
なくて
励ましの言葉も
素直に
受けいれられず
背を向けた
強がった
でも
本当は
甘えていただけ
そう
気づけば
カタチに
こだわりすぎてたよ
"友達と呼べるひと"
いちばん
必要としていたのは
キミ
孤独のなかで
見つけた宝物
夢見てた
ずっと
あの日から
ずっと。
いま
すべて
投げ出したとしても
キミに
預けられるから
越えられないときは
そっと
思い出してほしいよ
その胸に灯した
ちいさな火
だけど
いつまでも
消えることない
確かな証
流れ星
指差し
笑いあった夜
何もかも
吹き飛ばして
ただ
抱きしめるよ
ひそやかな愛
"友達と呼べるひと"
本当に
必要なのは
キミだから