詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
なみだ溢れる
黒い空の向こう
何にも見えず
星屑は
ちょっと痛んで笑う
愛だけじゃ
掴めない景色もあるし
たまに
深呼吸して
こころ
空っぽにしよう
明日からは
きっと今までどおり
戻れるさ
でも
信じることが辛いなら
もう一度なぞって
絶望が襲う夜も
君はいる
確かに
ここに君がいる
乱した夢
切ないけれど
望むように生きてね
後悔が
そっと強くするから
憂鬱な朝も
さりげなく
手を取って
また歩けるさ
一人を知って
誰かを想えば
分かり合えない
ことなんて
ないの
ずっと歌ってるよ
La La La...
臆病で弱虫な
君だけの
ためにね
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親が,子供を殺す時代
子供が,親を殺す時代
望まれない生命
と
区別,された生命
魂
までもが
格差社会か?
天へ,天へと
近づいてゆくのは
富を得ても
尚,
神になりたいと
願う者
地べたを
這いずり回るのは,
いつも
疎まれて
尚,
命乞いをせねばならぬ
弱き者
おい,
快楽を貪る男たちよ
その責任を識ってくれ
なあ,
快楽に溺れる女たちよ
その重みを知ってくれ
"だって、そういう生き物だから"
ふざけるなよ
人の上に,
人を作り続けるのは
いつだって
人でしかなく
この世で
一番,醜いものこそ
人間なんだ
そして
その,かなしみの名を
私は知らず
今
言いあらわす術は
何処にも
亡いんだろう
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嘘、みたいな
昨日が過ぎて
甘い涙確かめてた
センチメンタル
感傷癖の終わり
それは
二人の空気に
ひびを入れました
現実で生きてるの
夢なんかじゃあ
食べてはゆけない
ふわふわ綿飴
風船みたいに
後は
「しぼんでゆくだけ」
レモンを絞り忘れた
あの時
声は届かず
初めて、あなた
遠く感じて
そんなことの積み重ね
空に色を重ね
「特別な何か」
は、なかったけれど
何にもなくは、
なかったんだ
言えるのは
それくらい
たった、それくらいのこと
ひりひり
少し心が痛む頃に
また逆撫でる風
煽るばかりの
途轍もなく
愚かな夜
月が出るのを待ち続け
そして
誰かが言うの
「今晩は新月さ」
"ツイてない"
その一言で済むのなら
どうして
こんなにも寂しい
多分、なんとなく
間違えてる
今日も明日も
1mmずつ
ずれてく羅針盤
浮遊の時、だとしたら
せめて
「あなたのせい」
にさせてよ
ロックで飲み干す
愛の果て
でも、
鍵の要らない
金庫の中身も
決して、悪くはなかったでしょう?
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涙なんて
もう
乾き切っちゃったみたいだね
ねぇ
そうして
君は
大人になってくのかなぁ
僕の知らない場所で
僕の知らない
顔で
いつか
『愛してる』なんて
囁いたりするのかなぁ...?
さびしいなぁ
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例えば
この視界が
閉ざされたとして
目の前が
真っ暗になって
何にも
見えなくなったとしても
君という人が
僕の傍で
愛を囁いてくれるたび
生きている
実感に
幾度となく巡り合うだろう
明日に
失望することも
ないだろう
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
こういうのも悪くないよね
携帯電話で愛を繋いだり
誰かの為という曖昧さ
それでも自分一人で
終わらない夢が此処に在ったね
これはきっと良い事だよね
こういう夜も悪くないよね
合図じゃなくて相槌が
ちょっと欲しいなと思ったの
蒸かすそのキャメルの
臭いに汚染されたいよ
シャンプーで洗い流したら
手を添えて少しだけ
愛してる振りをしてみてよ
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
低血圧
を
乗り越えて
保留
の
言葉たち
ちょっと
舞って
ざわめく
死ぬ
ほど
好き
なんて
もし
言えたと
したら
ねえ
君は
笑うかな
時々
後悔してる
傷つく
前に
逃げ出した
自分
を
時々
夢
をなぞる
二人は
きっと
幸せが
欲しかった
それだけ
与えて
もらうこと
強請って
ばかりの
身勝手
だった
私を
甘やかしていたのは
多分
君も
同じで
だけど
初めて
気づく
気持ち
も
あったよ
他の
誰でもなく
君
だけを
愛
してた